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縁を感じた映画『アイスと雨音』

普段から映画って全然観ないんですけど、今回、特別な縁があって観に行ってきました。松居大悟監督の『アイスと雨音』という映画。

2017年、小さな町で演劇公演が予定されていた。
イギリスの戯曲を日本で初上演する。
戯曲は、世界の演劇シーンで注目を集める
イギリスの劇作家Simon Stephensの「MORNING」。
親友が町を出ていくことをきっかけに、
鬱屈からの夜明けを描いた物語。
オーディションで選ばれ、
初舞台に意気込む少年少女たち。
しかし舞台は、突如中止になった。
「ねぇ、稽古しようよ」と、
ひとりの少女が言い放つ—

以下、ネタバレしないように全体的にふわ〜っと感想を書いています。


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不思議な映画でした。映画冒頭からMOROHAが歌い出したと思ったら、そのままストーリーに。自分がどの世界観を観ているのかわからなくなりそうな、終始不思議な感覚がある話でした。何言ってるかわからないと思うんですけど、そこはぜひ映画を観て感じて欲しいです。
あ、それに、これ、ノーカットで74分ぶっ通しで撮っていて、その中で3週間を描いているのがすごいと思いました。

終わった後もずーっと不思議な感覚のままで、ただただフワーッと構成が面白い映画だったな〜なんて思って電車に乗ってYoutubeでMOROHAの『遠郷タワー』を観る。あ、このPVも含めてあの映画やったんや。とここで全てが完結したように思えました。

青春ってやっぱりいいな。と思える素晴らしい作品でした。


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冒頭に書いた映画に感じた『縁』について。

このMOROHAのPVにも出ている田中怜子ちゃん。実は、僕が会社で運営しているタオルブランドの商品撮影でモデル募集した際に連絡くれた子でした。

ツイッターでモデル募集を呼びかけた際に、偶然モデルの仕事を始めてみたいと思い『モデル 募集』で検索して引っかかったらしく、突然メールで連絡をくれました。その時、他の方からもたくさん連絡をいただいたんですけど、怜子ちゃんのメールの文面だけ、他の方とは違うすごい魅かれるものがあり、実際会ってみることにしました。


実際に会ってみるとすごい普通の大人しめな女子高生で。31歳のおじさんがミスドで一緒にドーナツ食べて捕まらないか心配になりながら、志望動機などを聞きました。そこで実際にこの『アイスと雨音』について詳しく聞かせてもらいました。


普段は部活動を頑張るほんとすっごい普通の女の子。前のめりにアピールしてくることもないのに、なぜかすごい魅かれる。将来、朝ドラのヒロインになるんじゃないかなって思うぐらいの透明感。

モデルをしてもらうことで、この子の今後の良い経験や実績になればと思って、本格的にお願いをしました。


これがその時の写真です。モデル未経験ってことだったので特に指示も出さず、自然体で挑んでもらうことにしました。それが良かった。

ダイエットしてるって言ってたのに、撮影中だけでケーキ4つぐらい食べさせてしまってすごい悪いな〜と思ったものの『甘いもの大好きなので嬉しいです』と全部美味しそうに笑顔で食べてくれたのを覚えています。


実は受験の関係でこのモデルの他には自分からモデルの応募をしてなかったらしく、唯一の応募だったみたいです。すごい運命を感じました。怜子ちゃん自体すごい素直でいい子やったというのもあって、これから先すごく応援したい気持ちでいっぱいで。すごい楽しみにして『アイスと雨音』観ました。


ほんとに観て良かった。この映画観れて良かった。田中怜子ちゃんに出会えて良かったと改めて思いました。ぜひ、観てみてください。

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