オカリナ演奏に於いて、曲選びは重要です。自分が演りたい曲と観衆が聴きたい曲は違います。それを理解しないと、聴いて頂けません。
私の勝手な推測ですが、オカリナで観衆に聴いて頂ける曲には2つの条件があります。
1、観衆が知っている曲
2、思わず身体が動いてしまうような、リズミカルな
　曲
この2つです。
このどちらかの条件を満たさないと、聴いて頂けません。お客様は寝てしまいます。何故なら感情移入が出来ないからです。

ですので私は演奏する場に応じて、曲目を考えるようにしています。例えば高齢者施設で演奏する場合、今流行りのJ-POPを演っても聴いて頂けません。やはり60〜70年代の演歌や童謡などをチョイスします。

歌が入らない器楽演奏はこれを頭に入れておかないと、観客が皆居眠り状態の危険がある事を忘れてはいけないと思います。