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世界の観光地バリ島の危険薬物。事情に詳しい方にインタビューしてみた。【みかたでは書けないバリノコト】

2018年バリ島デンパサールエリアにある大きなナイトクラブに大勢のインドネシア警察が乗り込んだ。そのクラブでは合成麻薬MDMAが1粒Rp.500,000(¥4,000程度)で販売されており、国内外の富裕層が狂気を楽しむ場所として、また売人が仕入れる場所として利用していたとのこと。事実、警察の突入後、19,000錠のMDMA(末端価格で$673,000(¥7億4,000万)相当)が発見されている。(https://youtu.be/NBrl12DlnR4)

経営者を含む数人の従業員や業者が捕まった後も、まだその建物は残っており、今でも大きな警察車両が入り口を塞いでいる。その姿はまるで麻薬中毒者たちの墓標だ。

デンパサールはバリ島の観光エリアとは言えないものの、日本人にも大人気のクタやスミニャック、サヌールエリアから車で30分もかからない場所だ。決して観光と切り離された場所ということはできない。

今回の[ミカタでは書けないバリノコト]では、そんなバリ島の薬物をテーマに、その事情に詳しい友人のXさんへのインタビュー記事をお送りしようと思う。

「バリ島で薬物が栄えていた時期は?」「どんな薬物が主流だった?」「どこから仕入れてたの?」「仕入れ値は?」「周りで捕まった人はいる?」「日本人で捕まった人を知ってる?」「ハッパハッパと声を掛けてくる人は本物?」「おとり捜査みたいなものって本当にあるの?」等の質問をしてきた。(全文5000文字程度)

先にお伝えしておきたいことは、この記事は決して「バリ島での薬物使用」を推奨するものではないし、むしろ逆だ。そこだけご了承頂きたい。
裏の裏までバリ島を知りたい、そんな方だけこの先に進んでいって欲しい。

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