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0020 AIは人間をつくれるのか?

AIはすごい。

今まで、こういうのできるといいな、と思っていたことをどんどん実現していきます。今日紹介するのは、架空の人物をどんどん生み出すサービスです。

AIにより顔写真を自動生成し、その写真をフリー素材として配信しているようです。顔の自動生成というのはすでによくあるサービスですが、フリー素材として配信するというのはうまいマッチングだなと思いました。「フリー素材」という、少し人工的な感じが自動生成と合っているんでしょうか。

こちらは、実在しない人がぬるぬる生み出されるAI。全身が生み出されている様は、人工生命の誕生を感じさせてなんともいえない気持ちになります。

これは別のプロトタイプですが、こんな感じでいろんなファッションもヌルヌル生成できるようです。

こちらは静止画をAIで自動的に動かすエンジンですが、これも静止画に命を吹き込む感じがありますね。

こちらのエンジンの詳細はこちら。

ちなみに、こちらはAIは関係ないですが、表情でいろんなものを動かしてます。単にこういうのが好きなんですよね。

ともあれ、こういったAIを活用した写真や動画、さらには音声の自動生成や操作が進んでいく中で、フェイクフォト、フェイクボイス、フェイクビデオなどが大きな社会問題となっています。

これは、AIによって作られたフェイクビデオなんですが、20秒過ぎから「President Trump is a complete and total dipshit! (トランプ大統領はどうしようもないアホだ)」などと発言しています。このビデオでは最後にネタばらしがあるので、フェイクだと判断できるのですが、この動画を説明なしで見たときにこれがフェイクと判断できるか不安になってきます。

このビデオを見ても、かなりの精度で人の表情を操作できるのが分かります。

ちなみに、このスニーカーはARで生成されているのですが、ほぼリアルと感じられます。

すでにAIがこういったビデオや写真を大量に生成しているということで、「何が本質なのか」を見る目と心が試される時代になってきたようです。

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