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「仕組みと収益」YouTubeについて

今回の記事ではYouTubeの仕組みと収益について解説します。堀内正人と申します。

この記事では以下について書いています。

・「仕組みと収益」YouTubeについて🎥
・「売れなかったワケ」麻雀プロのセルフプロデュース🀄️
・「大事なのは人柄」1億人YouTuberの教え💁
・「継続力と行動力」ゴールのないマラソンランナー🏃
・「10万人って稼げるの?」YouTubeの収益公開💰


経歴

私は2020年の35歳のときに自分の得意なジャンルの麻雀とポーカーがテーマの動画で本格的にYouTubeを始めて、2年半でチャンネル登録者数10万人を達成しました。この記事を執筆している時点ではチャンネル登録者数は14.7万です。


堀内正人 horihoriTV
https://www.youtube.com/channel/UCU-TOIyElBGT0ma31bC3d4A

動画編集の知識なし経験なしのパソコン初心者が、35歳のときに始めました。YouTubeの企画、撮影、編集等の運営は全て私1人で行っています。チャンネルを成長させていく上で、気づいた学びを共有させていただきます。私よりもチャンネル登録者数が多いYouTuberは沢山いますが、これから開設しようと考えている方や、まだ10万人達成していない方のお役に立てたら幸いです。

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チャンネル登録者数10万人以上のクリエイターに贈られる銀の盾

私は20歳の時に麻雀プロ団体の試験を受け、麻雀荘に勤務しながら9年間活動していました。25歳のときに、日本プロ麻雀連盟のG1タイトルの第27期十段位決定戦で優勝した経験もあります。

これまでに麻雀の書籍は6冊出しています。
麒麟児の一打鉄鳴き(竹書房)
神速の麻雀 堀内システム51(洋泉社)
令和版 神速の麻雀 堀内システム55(三才ブックス)
麻雀で生きていく(竹書房)
堀内式システム麻雀何切る?何鳴く?問題集(鉄人社)
麻雀激ムズ何切る問題集(鉄人社)

新宿の東風戦メンバー時代の29歳のときにテキサスホールデムを知り、30歳から4年間、ポーカープレイヤーとして中国のマカオで暮らしていました。マカオで部屋を借りて毎日カジノと家を往復し、麻雀プロ時代に鍛えられたスキルを活かし、世界から集まるポーカープレイヤー相手に勝つことによって生計を立てていました。

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参加費1万ドル(約140万円)のポーカー世界大会のメインイベントの様子

2020年に新型コロナウィルスが蔓延して、マカオのポーカールームが閉鎖して帰国しました。以前から動画投稿には興味があって、無収入になったのを機に、YouTubeを本格的に始動して今に至ります。
YouTuberという言葉を耳にすることも多くなり始めた頃で、これからは動画の時代が加速していくと感じていました。YouTubeをスタートさせ、まずはチャンネルの収益化を目指しました。

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収益化の条件

まず、はじめに。YouTuberとはインターネット上の動画共有サービスであるYouTube(ユーチューブ)に動画を投稿し、広告収入を得る人たちのことです。

YouTubeに動画を投稿し、収益を得るには条件があります。
・チャンネル登録者が1,000人以上
・直近1年間の総再生が4,000時間以上
・YouTubeのコミュニティガイドラインに反していない
(※現在はチャンネル登録者500人以上で直近の1年間の総再生が3,000時間以上)

条件を満たした後にYouTubeパートナープログラムに申請をして、審査が通ると収益化することができます。YouTubeの収益は毎月22日~26日辺りにGoogleが指定した、銀行口座に振り込まれます。収益を受け取っている世界中のすべてのクリエイターは、Googleへ税務情報を提出する必要があります。税金はGoogleから源泉徴収された金額を受け取るか、日本で確定申告をします。

YouTubeはGoogleが運営しているアメリカの企業で、収益はドル換算です。現地通貨から希望の支払い通貨に換算されます。日本で受け取る場合、収益の支払いはドルから円になります。ここ数年で円安が急激に進んでいて、1ドル=115円だったのが、1ドル=140円を超えました。YouTuberにとっては円安になると、広告収入が増えるので追い風になります。

YouTubeの収益の仕組み

YouTubeは広告収入の他にも、視聴者の方から応援してもらうという形で収益を得る方法が3つあります。手数料などを引かれて、約6割がクリエイターの収益になります。

・メンバーシップ
動画配信者を支援する目的で、備えられた有料コンテンツ提供機能です。 基本的に視聴者がYouTubeメンバーシップに参加して、毎月定額の料金を特定のクリエイターに払うことで、有料コンテンツを視聴・使用できるようになる仕組みです。

・スーパーチャット
YouTubeパートナー プログラムを通じてチャンネルで収益を得られる手段です。 この機能を有効にすると、視聴者が購入してチャット メッセージを目立たせることができます

・スーパーサンクス
応援したい特定の動画に対して視聴者がチップ(投げ銭)を送ることができる機能です。

YouTuberの広告収益は、広告が表示された回数で決まります。1再生あたりの単価は、動画の視聴維持率が影響します。長い動画で広告が沢山ついていても、離脱が早いと収益率は低くなります。

麻雀プロのセルフプロデュース

私は麻雀プロのときに、タイトルを獲得して有名になって、売れることを夢見ていました。ゲームやメディアの出演、戦術本の執筆、麻雀荘のゲスト来店などです。麻雀プロとして人気があるからこそできる仕事で、生活することを目標にしていました。

しかし、現実には麻雀プロと言っても名ばかりで、毎月給料を貰えるわけではなく、逆に会費を納めなくてはいけません。麻雀プロの仕組みについてはプロ試験を受ける前から知っていて、職業として食べていくことが難しいことを理解していました。

それでも、大好きな麻雀の世界で活躍したいという、熱い気持ちがありました。数多いる麻雀プロの中で、埋もれたくない。麻雀界の台風の目になってやろうと、若かりし私は意気込んでいました。

仮にも麻雀プロを名乗るなら、普段の仕事は麻雀に携わることをしたいと考え、麻雀荘に勤務していました。麻雀店のゲストやメディアへの出演に憧れがありましたが、人気や実績がないと、オファーはありません。麻雀関係で働くプロの多くは、麻雀荘に勤務しています。

私が当時、働いていた某大手雀荘グループの労働条件は、1日12時間労働で休みは月に5日です。毎月300時間労働で基本給は30万円。麻雀荘のスタッフは数合わせで卓に入るのですが、そのときのゲーム代は自己負担でした。ゲーム代は600円です。遅番の本走1番手のメンバーだった私は、東南戦を月に200回ほど打っていました。ゲーム代の自己負担が約12万円で、実質の基本給は18万円。時給換算で600円です。某大手雀荘グループで勤務した後は、より高いレベルを求めて、新宿の東風戦の雀荘に長い間在籍していました。

雀荘の貴重な休みの日には、リーグ戦やタイトル戦に出場します。完全オフは、月に1回あるかないかです。そんな生活が何年も続きました。

超時間労働に安月給。現状の生活には、満足できていません。それでも、麻雀プロの大きなタイトルを獲ることができれば、生活は変わると信じていました。

麻雀プロ5年目の、2010年の9月。
大きなチャンスが訪れました。第27期十段戦で奇跡的に決定戦に残ることができたのです。十段戦は上位2名が勝ち上がるトーナメント形式のタイトル戦です。初段戦から始まり、同卓の上位2名が二段戦に進みます。二段戦では初段で勝ち上がったプロと、二段のプロが参加し、勝ち上がると三段戦に進めます。これが四段戦、五段戦、六段戦と続き、九段戦まであります。さらにベスト16とベスト8を勝ち上がると、ようやく現十段位に挑戦することができます。

当時、二段だった私にとっては十段位を獲るなんて、夢のまた夢。雲を掴むような話です。

その年のチャンピオンズリーグというタイトル戦で優勝していた私は、五段戦からのシードで、あれよあれよとトーナメントを勝ち進み、決定戦に進出することができました。決定戦前の下馬評で私は最下位でした。それもそのはず、決定戦には永世十段位の前原雄大と、現鳳凰位の瀬戸熊直樹がいます。私はほとんど実績がない無名のプロです。

夢を見て麻雀界に入ったものの、無名のまま月日が流れ、5年目で迎えた千載一遇のチャンスです。

「勝ってビックタイトルを獲れば、売れる」
「こんなチャンスは、もう掴めないかもしれない」

決定戦の椅子に座れることが決まってからの1ヶ月間は、気持ちの浮き沈みが激しく、毎日十段戦のことを考えながら過ごしていました。

十段位決定の瞬間

そして第27期十段位決定戦では運良く優勝。

「これで売れる。」
「麻雀プロとして、やっと歩みだせる。」

しかし、現実は違いました。
私の生活は特に変わらず、新宿の東風戦の麻雀に明け暮れる日々が続きました。私はセルフプロデュースを怠っていたのもあり、麻雀プロ時代に売れることはありませんでした。

SNSの運用も、仕事の営業もほとんどしていない華のない男性プロが、タイトルを1つ獲ったくらいでは仕事は舞い込んできません。考えが甘かったのです。

残念ながら、麻雀が強いからと言って、プロとして活躍できるわけではありません。今は誰もが簡単にSNSに投稿でき、個の力が強まっています。タイトルを獲るために腕を磨くのも大切ですが、今はSNSのフォロワーを伸ばす努力をして、発信力を高めるのも非常に重要です。

私が在籍していた頃は、まだMリーグは発足していなく、麻雀プロの収入は以下のようなものです。

麻雀荘スタッフ、麻雀教室の講師、麻雀大会の運営、麻雀本の執筆、麻雀店のゲスト、タイトル戦の賞金、麻雀ゲームやメディアへの出演。

麻雀プロの賞金は、格式の高いものでも100万円前後です。予選を含めるとエントリーが1,000人を超え、勝ち抜くには非常に厳しく、タイトル戦の賞金だけで生活するのは現実的ではありません。

麻雀のプロリーグで最下層のEリーグから、頂点のA1リーグまで10年で登りつめることができれば早いほうです。相手も強いプロばかりになりますし、難易度は非常に高いです。そして、競技麻雀のタイトル戦で優勝できたとしても、ライト層にはなかなか認知してもらえないのが現状です。

ですが、今は収入の間口が広がりました。麻雀を活かし、個人でも努力と工夫次第では、YouTubeやライブ配信アプリ、noteなどで収入を得ることができます。

私は2020年に本格的にYouTubeを始めて、今はチャンネル登録者数が10万人を超えています。団体を退会して月日が過ぎ、私は麻雀プロの看板も何もありませんが、ありがたいことにゲストやイベントに呼んでいただく機会がとても増えています。チャンネル登録者数が伸びるにつれてゲストや案件の単価も上がり、収入も麻雀プロ時代より大幅に増えました。

私はかつて、タイトルを獲得して有名になって、麻雀プロとしての仕事で生活したいと考えていました。今はSNS全盛期で、ネットを活用することによって、個人で影響力をつけて仕事を取ることができます。

YouTubeは最強のSNS


YouTubeはSNSの中でも最も影響力があります。X(旧Twitter)でのツイートと、YouTubeの動画では情報量がまるで違います。訴求力に大きな差があり、SNSのフォロワーが同じ1万人でもYouTubeの方が影響力が高く、案件など仕事につながりやすいです。SNSを伸ばすならYouTubeがおすすめです。

YouTubeの場合は再生回数によって、収益を受け取ることができます。ただし、動画は編集もありますし、投稿を続けるのは簡単ではありません

動画の再生単価0.1円は大嘘

YouTubeに関するライターさんの記事でよく見かける記述が、動画再生回数×0.1円というもの。誰が言い出しのか分かりませんが、結論から言うと、これは間違いです。「ヒカキン」や「はじめしゃちょー」が所属するUUUM所属クリエイターの平均再生単価は0.32円です。100万回再生で32万円です。

動画の再生単価は尺と視聴維持率で決まります。8分未満の動画は広告が1つなので、低い傾向にあります。尺が長いと、合間に流れる広告も多くなり再生単価が上がります。動画のジャンルによっても広告の収益は違うそうです。ビジネス系YouTuberは単価が高く、子供向けのコンテンツは単価が低いと言われています。

時期も影響します。企業からYouTubeに広告が集中する12月や3月は再生単価が高くなります。逆に再生単価が低いのは2月です。これまでで1番悪かったのは、コロナが流行って緊急事態宣言が出た2020年の4月の前半です。先月に比べて3割~4割ほど減った記憶があります。

20万回再生で収益が13万円。1再生が0.65円。

動画の尺、視聴維持率、時期、ジャンルで再生単価は変わります。8分未満の動画の場合、私は1再生が0.2円くらいになることが多いです。10分の動画では1再生が0.3円前半くらいになる事が多いです。

動画は資産になるのか

YouTubeの良いところは1度動画を投稿すれば、その動画がお金を生み出してくれるところにあります。私が寝ているときでも、ご飯を食べているときでも、動画が再生されれば収益が入ってきます。影分身の術と言いますか、私の代わりに動画が働いてくれます。しかし、動画の投稿頻度が落ちると瞬く間に、YouTubeのアルゴリズムから弾かれ、おすすめとして表示される回数が激減します。動画が資産になるとインフルエンサーが言っているのを聞いたことはありませんか?残念ながら、なりません。

動画投稿をやめても、しばらくの間はある程度の収益が入ってきますが、再生数はガタ落ちします。連続して投稿している時の方が、インプレッションも増えやすく、全体の再生回数が上がります。

私がライブ配信をやらない理由

私は基本的に編集した動画を投稿し、ライブ配信は行いません。理由は動画のクオリティが落ちるからです。入念な準備をしない限り、間伸びし視聴者が退屈に感じます。ライブ配信の動画視聴維持率は1桁になる事が多いです。YouTube全体の動画視聴維持率は15%くらいだそうですが、動画投稿で登録者数を伸ばしていく場合は、10分の動画で視聴維持率40%くらいを目標にすると良いでしょう。私の動画視聴維持率は40〜60%くらいです。離脱率が高い場合には、動画を細かくカットしたり、テロップや効果をつけて視聴者を飽きさせない工夫が必要です。

現代はコンテンツが溢れており、テンポの悪い動画は離脱につながります。視聴者の貴重な時間をいただいているので、編集してなるべく楽しんでもらえる動画を投稿するように心掛けています。

YouTubeで一番大変な作業が編集です。私の編集ソフトはフィモーラを使っています。1本の動画で編集は6時間ほどかかります。主な作業は、カットとテロップと麻雀の解説です。動画の編集が終わったらタイトルを考え、サムネイルを作ってアップロードします。尺の長い動画では1日で終わらないこともあります。私は編集がシンプルなので、YouTuberの中では編集時間が比較的短い方です。

ライブ配信は編集した動画を投稿するのに比べて負担が少なく、リアルタイムでリスナーとコミュニケーションが取れるという利点があります。伸びているチャンネルは、編集した動画を継続的に投稿しているケースがほとんどです。

勝ち目のあるジャンルを狙う

YouTubeで重要なのはジャンル選びです。ジャンルを絞りコンテンツに統一性を持たせて投稿することです。

視聴者層が広いジャンルほど、競合相手が多くなり軌道に乗せるには難しくなります。YouTubeを開設して、ゲーム実況やバラエティで動画投稿を開始する場合、相手は何年も活動している有名YouTuberや芸能人です。

最近のYouTubeではチャンネルが細分化する傾向にあります。自分の得意な分野ならチャンネルを伸ばせる可能性があります。ただし選んだジャンルがニッチ過ぎると、視聴者そのものが少なくチャンネルの再生回数に限界があります。チャンネルに強みが3つあれば、伸ばせる可能性は大いにあります。私の場合、旅×グルメ×麻雀です。あなたの強みは何ですか?

私が始めてから麻雀のYouTuberも多くなり、ジャンルが分かれています。
麻雀講座、麻雀実践、麻雀対局、麻雀バラエティ、麻雀時事ネタ、Mリーガー牌譜検討、Mリーグ切り抜き、などなどです。

YouTubeはネット環境があれば誰でも投稿でき、麻雀界にも続々と参戦者が増えています。ライバルが多く人並みならぬ努力がないと、勝ち目はありません。YouTuberとして生活できるのは一握りです。

チャンネル登録者数10万人は僅か0.3%

1億人YouTuberの教え

スウェーデンのチャンネル登録者数1.1億人のPewDiePieは「YouTubeは人柄にかかってるんだ」と語っています。

YouTuberになる方法!【YouTuber講座】
https://youtu.be/bVu8OWN90eY?si=0xwsyJZK30HB4bMB

これ、めちゃくちゃ良い動画です。以下、話してる内容の抜粋です。

4:04
色んなYouTuberが 出ては消えてくだろ
4:07
名前は言いたくないけど
4:11
分かるだろ
4:12
“前は見てたYouTuber” ってのがいるよな
4:15
すごく目立ってたのに
4:17
視聴者を保持するものを 持ってなかった
5:33
「Reply Girl」覚えてるか?
5:35
めっちゃ人気だったよな
5:37
システムのおかげで 視聴回数が鰻上りだった
5:40
いつも関連動画のところに おすすめとして表示されてたからな
5:43
でも今も見続けてる人は ほとんどいない
5:45
「そういえば あのおっぱい女は 今どうしてるかな?」程度だ
5:50
つまり 人柄が大切だって事だ
5:52
人がお前の動画を見つけても…
5:55
その人たちがお前を人として気にかけないなら いずれ居なくなる
5:57
YouTubeは人柄にかかってるんだ
6:00
俺はそう思うよ
6:01
俺がYouTuber達を見てるのは
6:03
“彼ら自身”のことを見たいから見てる
6:06
動画の内容だけじゃなくて
6:08
彼ら自身に興味があるからだ
6:10
だから俺は動画を楽しんでるし だからYouTubeを楽しんでる
6:14
テレビとは違うから良いんだ
6:16
俺たちが見てるのは…
6:19
プロデューサーと脚本家に 作られた商品じゃなくて
6:22
カメラに向かって 直接話しかけてくる “人”を見てるんだ
6:25
そこが良いところだろ
6:27
多くのYouTuberが出ては消えていく理由は そのことを忘れてるからだ

「YouTubeは人柄にかかってるんだ」

PewDiePieも最初は、皆の真似事をしてYouTubeが伸びなかったそうです。私はYouTubeを始めた年に、この動画を見て方向性が固まりました。

YouTubeの主役は自分で、自分自身を好きになってもらえるコンテンツが、長く生き残る秘訣です。視聴者は「彼ら自身のことを見たいから見てる」のです。

私は人気コンテンツには頼りません。人気YouTuberや有名人とのコラボにも、興味がありません。結局は、自分自身に魅力があって、動画が面白くないと、結果に繋がらないからです。私はあくまで自分自身のコンテンツで勝負し、チャンネル登録者数10万人を達成しました。

麻雀動画で感心が高いのは、Mリーグです。一時的に、再生回数は取りやすいかもしれません。ですが、そのチャンネルで伸ばしたとしても、視聴者が興味あるのは、あなたではなくMリーグです。人気にすがっているだけでは、チャンネルとしては長生きできませんし、YouTubeから仕事には繋がりにくいでしょう。

炎上系、迷惑系、私人逮捕系などのYouTuberもいますが、注目を浴びても、収益停止やチャンネル削除に追い込まれるケースがほとんどです。攻撃的だったり、誰かを傷つけたりする発言は、一時的に再生数は取れる可能性があっても長期的にはマイナスです。

大事なのは人柄。自分という人間を好きになってもらう事。そして視聴者にとって有意義な内容である事です。動画では顔出しを推奨します。

チャンネル登録者数10万人はいくら稼げるの?


私がYouTubeで10万人を達成するまでの収益

現在のYouTubeの登録者数は147,000人で月収が170万円くらいです。
チャンネルの広告収益よりも、YouTubeを仕事に繋げれるかで月収が大きく変わります。

YouTubeを有効活用しているのは自分でビジネスを持っていて、チャンネルでプロモーションできている方です。フォロワーの多いSNSアカウントを持っていて、自社の商品を無料で宣伝できるのは大きな強みです。

YouTuberの代表的な収益としては、企業案件があります。企業案件を依頼することで、Youtuberの拡散力や影響力を利用して、より多くのユーザーに商品やサービスを知ってもらうことができます。YouTuberは宣伝費用として報酬を貰います。

YouTuberの企業案件は個人によって変わりますが
・チャンネル登録者数×1.5円〜3円
・再生回数×3円~6円
くらいが相場になっている事が多いようです。

彼氏にしたい職業に登録者数10万人以上の
YouTuberがランクインしたことが話題に。

今日から始めよう

ゲスト先や飲みの席の場で、YouTubeについて私のポジションでも聞かれることがあります。

「YouTubeを始めようと思っているんですけど…」

私はそのような時に、決まってこう答えています。
「とりあえず今日の夜に、動画を投稿してみてください。」

試しに動画を投稿してみることです。30秒の動画でも構いません。内容は簡単なもので大丈夫です。YouTubeに動画を投稿するのは携帯からでも可能ですし、経験してみるのが手っ取り早く理解を深めることができます。後から動画を非公開にすることもできます。まずは行動すること。行動することが最大の経験値になります。そして、とりあえず30本くらい投稿を続けてみて、その中で手応えのあったジャンルを伸ばしていくのが良いと思います。

これまでに何人にもYouTubeについて聞かれたことはありますが、その日からすぐに行動に移した人には、残念ながらまだ出会っていません。成功するのに1番大事なのは行動力です。アイディアを思い浮かべるだけでは、何も生まれません。行動することに価値があります。

ちなみに私のチャンネルの1本目は、猫の動画を投稿しました。すでに非公開にしてあります。無知であったため、とりあえず投稿をしました。そこで初めて、YouTubeは縦動画ではなく、16:9の横動画で撮影すると画面の枠に綺麗に収まることを知りました。

ゴールのないマラソン


YouTubeは動画投稿の継続力も非常に重要です。ほとんどのチャンネルが継続することができずに更新がストップしています。条件を達成するまでは、収益が得られるわけではありませんし、編集にも時間がかかります。

初めての動画投稿後の再生回数には、絶望すると思います。再生回数1桁なんていうのはザラにあります。YouTubeの最初は、エンジンのかかっていない大型トラックを、素手で押すようなイメージです。押しても微動だにしません。YouTubeのアルゴリズム的に1本目の動画から、お勧めに表示されることはほとんどありません。動画の再生回数や、総再生時間が貯まっていくことで、チャンネルの評価が上がりインプレッションが増えていきます。初めは大変ですが、根気強く継続して動き出せば、負担は軽くなるイメージです。ですが、そこで終わりではありません。YouTubeはゴールのないマラソンです。

私は開設した時からYouTubeを本気で伸ばそうと、コミットして撮影と編集を行っています。企画→撮影→編集→投稿。1本の投稿までに何時間もかかります。投稿が終わったら、疲れ果ててへろへろです。ですが、またすぐに次があります。終わりがありません。月に完全なオフは1~2日です。麻雀プロ時代から変わらず働いていますが、今は毎日が充実しています。目先の目標はチャンネル登録者数20万人です。

息の長いコンテンツにするには

チャンネルには寿命があります。せっかく動画を投稿して、YouTubeを始めるなら長く継続できるコンテンツがお勧めです。私は1人で活動していて、動画初期から、アラフォーの働き盛りの世代であることを自認しています。いわゆる、ただの、おじさんです。5年経っても、10年経っても私の活動に大きな支障はないでしょう。

YouTubeを始めるには1人がお勧めです。コンビやグループは必ず揉めます。収益が絡みますし、方向性の違いも出てきます。投稿がストップしてチャンネルが放置されたときの、権利の問題もあります。カップルチャンネル、ペットチャンネル、大学生の〇〇チャンネルなどは、寿命を迎えやすいので注意が必要です。

他にもYouTubeについて書きたいことが沢山あったのですが、本1冊書けるくらいの文章量になってしまいそうなので、そろそろ終わりにします。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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