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第3回公認心理師試験受験のこと ②参考書

私はほぼ心理学初学者でした。医療系大学で発達心理学等を学んだ記憶が薄く残っている程度。さぁ、そんな人間が勉強を始めます、参考書は何を買いましょう?

まずはブループリント確認と過去問を

公認心理師試験は、ブループリントなる出題基準が公表されています。最初に公認心理師試験の問題傾向を掴む必要があります。さらにこれまでの試験がどうだったのか?私が受験する第3回の前に第1回、第1回追加、第2回と3つの過去問があります。まずは第1回と第1回追加の過去問を購入しました。

以下はネットで公表されていた過去問です。

過去問は、様々な出版社が発行しています。私は通販で買ってしまい少し後悔しました。過去問は受験まで長期間に渡る友となります。読みやすさ(文字の大きさ、イラストや表の入り具合)、問題と解説の配置(見開きで左に問題・右に解答がある、1頁に問題と回答がまとめてある、問題と解説は別冊になっている等)を実際に本屋で手に取った方がよいと思います。

多くの参考書に手を出すと後で自分が辛くなる

模擬試験を受けた際「あっ、これ見たことある内容なのに!イメージがぼんやりしか浮かばない!どの参考書に書いてあったっけ?」ということが何度かありました。受験前1~2カ月前はどの本をあと何周するべきなのかわからなくなりました。色々な方が言っていると思いますが、公認心理師受験勉強に関しては沢山の参考書に手を出さない方がよいと思います。集中的に使用するメインテキスト、サブとして使用する参考書、現任者講習会テキスト、過去問。これらを何周か取り組み、記憶に定着させることが大切です。

メインテキストを選ぶ

「とにかくこれを読めば何とかなる!」ということに期待して、私は河合塾KALSの「赤本 公認心理師国試対策2020」を購入。496頁と持ち歩きには向いていませんが、受験当日も持参しました。著者の宮川純さんのyoutubeをよく視聴していて馴染みがあったこと、第1~3回までの過去問が全て収録されていることが決め手となりました。

ただし、収録内容に限界はやはりあります。模試で知った赤本未掲載の新しいキーワード等は関連ページ余白に書き込み、自分なりにアレンジして使用しました。

私が購入した時期は未発売でしたが、いわゆる緑ペンギン本が赤本に近い存在なのかもしれません。色々なところで良い評判を聞きました。自分にとって一番読みやすくて、最後に帰ってくるのはコレ!というメインテキストを早めに見つけられることは大事だと思います。

サブテキストはどうする?

実はメインの赤本購入前にいわゆる赤ペンギン本を購入していました。(出版社の情報を見たら改訂第2版が3月24日に出るようです。文字がオレンジになっていたので今度は橙ペンギン?)

精神医学に関しては、現任者講習会で講義を受けた松崎朝樹先生の精神医療プラチナマニュアルを購入。自身の専門分野以外は不安しかないので、あれこれ手を出したくなりますが無理せずに。模試も活用するとその解答解説がサブテキストにもなり得ます。


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