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「カラオケ行こ!」のことを話したいだけ

※2021年に書いたけれどまとまらず、下書きに残してあったものです。2024年現在の私は、暇さえあれば「カラオケ行こ!」「ファミレス行こ!上巻」を読んでいます。

はじめに

和山やまさんの「カラオケ行こ!」を暇さえあれば読んでいます。狂児と聡実くんの話にどうしてこれほど惹かれてしまうのか!脳内に収まりきらなくなった語りを淡々と書こうと思います。

出会い〜自分から当たりにきたヤクザ〜

・出会いのふれあいホール。何かに導かれるように廊下を出た聡実くんに狂児の第一声、タイトルと重なる「カラオケ行こ」どことなく古い時代を彷彿とさせる絵柄とタイトル。

・カラオケ天国の一室。この狭い一室のやり取りを色々な角度で描いているの凄くない?最初は向き合って座る二人。狂児が徐々に距離を詰めて、いつの間にか聡実くんは肩を抱かれている。そして狂児のコーヒーカップの持ち方!しばらく「この持ち方は何じゃ?」と思っていたんだけれど、これ盃持ちだよね?ある意味、狂児と聡実くんの契りの場面か。

・最初に出会った時点でタバコを出そうとしてやめる狂児。こういう小さな気遣いが聡実の心を緩めている気がする。

・紅の前奏でチャーハンを頼む聡実。歌い終える頃にはほぼ食べ終わってる。早ぇ。

・「ヤクザに家は教えられません」→後日のシルバニアファミリーに続く

聡実と狂児の距離縮め

・聡実の厳しすぎる悪口

・助手席に乗ったら何でか俺から離れられへん。乗り心地がよろしいでしょうなぁ

・聡実くんの家族、お母さんはわからないけれど、みんな実がつくのね

・狂児から見た聡実は歌の先生。だから年下といえども尊敬がある。年齢差から考えたら息子でもおかしくないけれど、その誠実な対応が関係性を深め、聡実くんも離れられなくなる…?

・車内でイライラを狂児にぶつける聡実。ヤクザ社会のカラオケ大会と中学生の合唱大会。切迫感はどっちもどっちだけど、聡実にとってはこの美声を最後に活かせるかどうかの瀬戸際

・狂児のLINEを見る聡実の横顔が最高

・カラオケかつ子に乗り込む聡実、かっこいい

・狂児への鎮魂歌として選ぶ曲と合唱会の選曲が重なりエモさ満点

・避けては通れない変声期により今まで出ていた声が出なくなり、自分が大きく変わらなくてはいけない聡実。合唱会に参加できず和田くんからは逃げたと言われたけれど、聡実は違う場所でこれまでの自分を精一杯を出し尽くした。立派だよ…

離れられなくなる私

・聡実と狂児という存在が私の日常から出ていってくれない。何故こんなに2人のことを考えてしまうのだ…2人のキャラクターは世紀の発明…?恋人とも友情とも言い切れない関係にこんなにときめくなんて!

・2024年現在「ファミレス行こ!」に悶絶中。2人から離れることが出来ません。

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