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2017-2018年でTikTokはどう変わったのか?JKにヒアリングの元、考察してみた

去年くらいは、TikTokを調べると「広告 うざい」と言った印象でしたが、最近では、テレビCMやオフラインイベント、芸能人の参加でより幅広ユーザー・幅広いコンテンツのあるプラットフォームになってきていて、うざいという印象が消えつつあります。そこで、去年ヒアリングしたJKに再び会って話し合い、この1年でTikTokがどう変わったのか考察しました。

目次
1.インフルエンサー以外のアカウントを見る時間が増えた
2.コンテンツカテゴリーの幅が広がった
3.動画を撮らない人が撮る側になった
4.TikTok発で有名になる人が出て来た
5.まとめ

1.インフルエンサー以外のアカウントを見る時間が増えた

TikTokが日本に来たのがちょうど1年前の夏で、初期からティーンに人気のインフルエンサーがTikTokを使用していました。vazのねおちゃんやotozureの渡辺りさちゃんなどです。
TikTokはおすすめのタイムラインを見ることが多く、インフルエンサーの投稿も比較的おすすめに去年はのりやすかったと思います。
しかし、最近はユーザーの数が増えて来ていますので、おすすめの投稿の取り合いが以前に比べて厳しい状況になっています。なので、インフルエンサーの投稿を毎回見るよりも、新しいアカウントの投稿を目にすることの方が増えてきました。昔からTikTokを使用していたユーザーが最近の再生回数が減ったとか、いいね数が減ったというのはこれが原因かなと思います。逆に考えれば、これから新しく始めるユーザーにとっては、多くのファンを獲得する可能性は大いにあるということです。それに関しては、こちらでも詳しく解説しています。

Tik Tokは、なぜフォロワーが増えやすいのか?

2.コンテンツカテゴリーの幅が広がった

TikTokはリップシンク(口パク)アプリと言われていますが、ここ最近ではリップシンク以外の動画が増えて来ています。「シェネル(Che’Nelle) - 君に贈る歌 ~Song For You」という感動系の歌に合わせて、結婚式の動画や親思いの子供を映した動画であったり、赤ちゃんの可愛くて見てると癒されるような動画、自宅で今すぐ使えそうな小技系の動画など口パクに限らず動画は投稿されています。

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インスタのストーリーズに近いイメージです。ストーリーとの違いといえば、音楽に合わせるからこそ、感情移入してしまったり、動画が可愛く見えたりすることです。また、届けるユーザーが身内ではなくマスということです。TikTokは身内だけが知っているネタではなく、第3者が見ても「すごい!」「面白い!」「可愛い!」「かっこいい!」というコンテンツが受け入れられています。インスタにBGM機能が加わると言われいますが、ターゲットが全然違うので、おそらくTikTokとはバッティングはないかなと思います。


3.動画を撮らない人が撮る側になった

ヒアリングしたJKが女子校ということもあるのかもしれないですが、とにかく休み時間の話題がTikTokということ。昔で言う「昨日の月9見た?」といった共通の話題があったように、昨日のTikTokで〇〇の動画見た?という朝の話題が定番ということ。そして休み時間も誰かの携帯でTikTokの動画を一緒に見ると言います。
また、今までは、TikTokは見る側だったけど、みんなで撮って遊ぶようになったと言います。修学旅行や体育祭、文化祭といったイベントごとがあるとその時は撮りたくなって、撮って遊ぶ。
ただ、TikTokでは投稿せずに鍵垢のインスタのストーリーで投稿するとのこと。鍵垢なので身内にしかバレないし、知らない人には見られる心配がない。TikTokはエンゲージメントが高く承認欲求を満たしやすいと言われていますが、その逆に身内以外に見られたくないけど、動画を撮ることのみ楽しみたいユーザーは、鍵垢で別のプラットフォームでシェアするとのことでした。

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4.TikTok発で有名になる人が出て来た

なんといってもここにつきるかなと思います。TikTokはフォロワーが集まりやすく、バズる動画が出せると多くの人に見てもらえます。元々有名ではなかった人が数十万フォロワーいることもざらにあり、さらにTikTokの運営会社(Bytedance)の成長スピードが圧倒的に早いためその波に乗ってTiktokerが露出する頻度や媒体がかなり増えて来ています。そこで有名なTiktokerはメディアに取り上げられることが必然的に増えて企業の注目の的になり、さらには事務所からフォロワー数の多いTiktokerはスカウトをされています。2018年9月時点でトップのHinataちゃんは210万フォロワー数がいます。Hinataちゃんは、100万フォロワーを超えるまでもとても早いです。しかも元々は普通の小学生でしたので、TikTok発で有名になりました。

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↑綺麗な画質で見たい方は(12分39秒〜)

6.まとめ

以上が、TikTokのこの1年の変化です。1年経ってみてみると初期で有名な子がやめてしまうケースもありますが、とにかくTikTokは流行り廃れが早いので「振り付け」も「曲」も「人」も入れ替わりが激しいです。また、半年後、1年後は全く違う流行りや有名な人が出てくるのではないかと思います。

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