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【50歳からのコツコツ起業】#9 あなたはマスターベーション派ですか?


昨夜、対面での起業の相談を受けた。
45歳の既婚女性で息子が二人、下の子が今年
大学に入った。
会社勤めをしているが、できれば在宅でできる
PCを使った仕事はないかと相談を受けた。

起業の相談と言っても、彼女に「やりたいこと」
があるわけではない。

何がやりたいのかもわからない。
それが現状だった。

とりあえずPCで稼げるほど、インターネット
ビジネスの世界は甘くない。

インターネットは一言でいえば、
「情報を取るか、発信するか」だけ。

稼ぎたいなら「情報を発信する側」にならなけ
ればならない。

いったい誰に、
どんな情報を、
どの媒体(blog? SNS? YouTube?)で、
どのような方法(活字?動画?画像?)で、
発信するのか。

これが整理できていないと、ハナシにならない。

ティーンズ向けの情報なら、Facebookより
TwitterやInstagramがいいだろうし、
文字で説明するのが困難なら動画が適切だ。

情報発信がうまく行かない人には共通して
いる点がある。
それは、「自分の好きなように表現している」
ということだ。

読み手、聞き手のことはまるで無視。
自分の書きたいように書き、「これでどうだ」
と言わんばかりの表現である。

好きなように表現して何が悪い?

そう言われそうなので、少しフォローすると、
その情報発信が「マスターベーション」なら
一向に構わない。
好きなだけ自己満足・自己陶酔のためにやれば
いい。
あなたの人生なのだから楽しめば良いのだ。

問題なのが、「情報発信して反応を得たい」
もしくは「情報発信で稼ぎたい」というもの。

となると、読む人・観る人・聴く人が情報を
受け取りやすくする努力と配慮が必要だ。

そんな大切なことに気づけない人がいる。

インターネットだからこそ、親切であれ。
インターネットだからこそ、寛大であれ。
インターネットだからこそ、繊細であれ。
インターネットだからこそ、大胆であれ。


あなたが、「なんかこのblogいいな」、
「なんかこのYouTubeいいな」って感じた
その情報の発信者は・・・・、

あなたにそれを見つけてもらうずっと前から
あなたに観てもらうにはどうしたら良いのか
を考え抜いて、それを作ったのだよ。

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背景の色、フォントの種類、サイズ、行間の
空け方、貼り付ける画像・・・・、
全部、一生懸命考えてそれを作ったんだ。

あなたに見つけてもらって、
読んでもらって、
いいなって思ってもらえる努力をすべて、

注いだ作品なんだ。


成功している人の真似をすればいい。
とよく言われる。
本当にその通りである。

では何を真似るのか。

それはその成功者の「考え方」だ。
その人のblogの背景が青だから青にするので
はなく、なぜ青にしたのかを洞察する。

青から受けるイメージ、感覚・・・。

それを洞察してはじめて、その成功者の意図
が見えてくる。
真似するのはその「意図」なのだ。

なぜ明朝体?
なぜこの文字は太字になってる?
なぜここで行間がこんなに入ってる?

その意図に目を向ければ、おのずとスキルが
あがる。

もしあなたが自分が発信する情報で人のお役
に立ち、その見返りに収入を得たいと思うなら、
情報を受け取る人のことを考えて発信しなけ
ればならない。

ホスピタリティてんこ盛りで。

コピーライターの私が言うのもなんだけど、
文章の上手い下手で、人は読んでくれるわけ
じゃない。

読みやすさ。
分かりやすさ。

この基準で情報を受け取ってるんだ。

これって「あなたが親切かどうか」だよ。

難しい事を難しく書くのはバカでもできる。
難しいことを簡単に伝えられるのが賢い人。


あなたは愚か者ですか?
それとも賢い人ですか?

そして、親切な人ですか?

ではまた来週お会いしましょう。

おひねりを与えることができます。 やっとく?