手放す服にも、次に迎える服にも、真剣に向き合う方法
3か月に1回、ちょうど季節の変わり目に服の整理をしています。
服の整理にも、いろいろな方法があります。
手放す基準が明確であれば、「捨てられないんだよなぁ…」と思う機会も減ります。
とはいえ、私も「捨てられないんだよなぁ…」と思うことがしばしば。
今日はそんな捨てられないものと、対策のお話をしたいと思います。
わたしがなかなか捨てられないもの
①絶妙に使い勝手がいい服
デイリーにヘビロテするほどのものではないけれど、季節の中で2~3週間に1回使う。
わたしはこれらの服を「かゆい所に手が届く系」と呼んでいます。
全く使わないわけではないし、毎年着る。けどちょっと頻度低め。
そんな3~5年選手アイテムが、ところせましとクローゼットを占拠しがちです。
②人と被らないから持ち続けたい服
わたしはあまのじゃくなので、人と被らない要素が好きです。
服もまた同じで、人と被らない、トレンドにも左右されない、そういった服に惹かれ、気づくと手持ちにインパクト強めのアイテムが多くなります。
※マス受けしないので、基本的に転売もしにくいです…(好きだから仕方ない)
③大事な思い出がある服
昔から捨てられないのが、思い出が詰まった服。
「大本命の会社の内定を取った時に着ていた服」や「なんかこれ着ると異性に褒めてもらえる服(←)」など、大事なイベントや良いことがあった時に着ていた服は、ここぞという時、また自分を奮い立たせてくれそう…という思いから、なかなか手放せません。
それでも必要に迫られた時にしていること
物の置き場には限界もあるので、上記でズルズルと持ち続けていても整理に迫られる。
そんなとき、わたしは以下を10~20分間で実施し、整理します。
・これからの理想のクローゼットを書き出す
・これからしたいコーディネートを挙げる
・↑の2点を踏まえ、次に買いたい服を書き出す
・差分と、着たい服を引き換えに手放せるものを出す
上記のように、未来に目を向けるスタイルを採用しています。
60歳になっても着たい服が「今ここ」にあるとしたら素晴らしい出会いに違いないですが、なかなかそういう人は少ないのと、仮にあったとして「手持ちの服すべて」がそうとは限らない。
そこまで先の未来に持っていくか、と言われると「んなことないな…」と冷静になれます。
特に自分が身を置く環境や暮らし、ライフステージが変わると、嗜好も変わっていきます。
変化にあわせて、自分の着るもの(クローゼット)も風通しをよくする。
どう思ってるの?どうしたいの?と問いかけることで、手放すものにも、次に迎える服にも、真剣に向き合う時間が生まれると思います。
ポイントは、頭の中ではなく、文字にして書き出すこと。
頭の中だけだと抽象的でイメージがぼんやりしてしまいやすいので、「○○のブルゾンが欲しい」とか、「○○に▽▽をあわせたコーディネート」と書き記すと、欲望と向き合いやすいです。
なかなか服を手放せない人や、お洋服が好きでたまらない人にお勧めしたい方法です。
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