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双方向実走から考える【大阪ー東京】と【東京ー大阪】 その違い

 2022年の間にキャノボ双方向を達成することができました。実走してみて感じた走行方向と季節による違いなどを書いていきます。
 条件は国道246号線、国道23号線、伊賀越を使ったルート、【大阪ー東京】は5月下旬、【東京ー大阪】は11月中旬でどちらも早朝出発です。

2022年5月22日4時半発 大阪→東京
2022年11月11日6時発 東京→大阪

<出走、到着時刻>

 【大阪ー東京】は午前4時半、【東京ー大阪】は午前6時に出発しました。東京都内、大阪府内は特に信号が多いし昼間は交通量が増えるので方向関係なくなるべく早出できるのが理想的だと感じました。自分は始発電車で日本国道路元標に向かったので東京発6時になりました。都内はまだいい方でしたが国道246号線での渋滞に多々会いました(特に長津田、厚木近辺)。できれば厚木を通勤通学時間帯前に抜けられる時間に出発するのが良いと思います。
 到着時刻ですが大阪着は5時台でしたがさほど渋滞や信号のつながりなどの障害は感じませんでしたが、東京は夜中の2時でも信号がいちいち止めてくるので予想以上に時間がかかります。自分の場合は多摩川を渡ってからの平均速度は16km/h程度でした。【大阪ー東京】では多摩川を渡る前に十分なマージンを稼いでおく
必要があると感じました。

<気象条件>

【大阪ー東京】実際は雨に降られず終始追い風。特に静岡での恩恵が大きかった
【東京ー大阪】風向きがバラバラですがさほど強くない。静岡区間は追い風気味。
実際向かい風を感じたのは鈴鹿川沿いを走ってる時に顕著に感じました。

 日本は偏西風や季節風の影響を受け西からの風が吹くことが多いのでそれを味方につけられる【大阪ー東京】は達成を考えた場合とても有利に働く走行方向です。風向きを予想してくれるアプリを活用して風向きのいい日を狙って出走すれば達成確率は上がるでしょう(休暇力が必要になるかもしれませんが)。自分の場合は神風が吹きまくって予想を超えた時間で走りきってしまいました。 
 【東京ー大阪】の場合は味方になるような東風が吹くことはなかなかなく、吹く予報がある場合、終盤に天候が崩れることも多々あります。なので雨が降らず、風は吹くが風速の弱い日を選ぶのがモアベターかと思います。自分の場合は予報では風向き、風力はさほどよくありませんでしたが的にならない程度で、実際向かい風でキツイといったことがなかったのは幸運でした。 どちらの方向にしても長時間走るしもろに影響を受ける沼津ー名鉄笠寺駅付近の区間で追い風になるような出走日設定を考えた方が良いかと感じました

ちなみに10月31日の風向き。風は素敵だけど大阪に入る前は雨が降った模様

 季節については気温、天候のことを鑑みると5月、10月あたりが最適だと感じました。暑すぎるのも寒すぎるのもダメ。暑すぎると疲労度が増すし給水のためのロスが増える。5月の【大阪ー東京】ではコンビニストップは一度でしたが幾度となく自販機に寄りました。
 寒い時期は装備をきっちり整えて物理でなんとかする手もあるとは思いますが自分は無理。11月の【東京ー大阪】では深夜の伊賀越の時に気温が予想以上に下がり予報の半分の気温(6.0℃)になるという試練が待ち構えてました。直前にウィンドブレーカーではなく嵩張る上に重量増にはなるけどレインジャケットにしといてよかったです。マジで。
 あと、日の長さが長い時期の方が安全ですしチャレンジとはいえ楽しんで走れる時間が長いので夏至前後の日程が一番向いてると感じました。

<ルート設定>

 どちらも国道1号線にこだわらず走行距離が短いルートを選択しました。自分はクラッシックルート(540km近辺。要求平均時速22.5km/h)で達成とか多分無理。いつかゆるっと街道散策しながら走ってみたいですが。それを踏まえて両方向とも基本ルートを国道246号線、国道23号線、伊賀越で選択をしました。
 【大阪ー東京】で518km、【東京ー大阪】で507km。途中少しだけ自分の趣味をいれたルートにしました(主に自転車通行禁止区間の回避ルート)。

 達成を目指すなら、走行距離を切り詰めかつ獲得標高の少ないルートを設定すれば達成引き寄せられると思います。しかしあまりに極端にすると距離は短いが獲得標高が多いとかになってしまう場合があるので注意です。そして迂回ルートなども精査しないとミスコースで時間を失ってしまいます。ストリートビューで予習しても時間帯が違うと(←ストリートビューは昼の風景)見え方の印象が全然違ってくるので重要なポイントは通過時間帯のことも考慮して頭に叩き込むなりメモで注意喚起しておく必要があるかと思います。
 自分の場合は【東京ー大阪】で名鉄豊明駅手前の国道1号線の自転車禁止区間の迂回路入口を夜で見落としそうになりました。

 また、影響は大きくはないかもしれませんがせっかく稼いだ獲得標高を無駄にしないためあまりテクニカルでない長い下りをとれるコースが良いのかもと感じました。
 【東京ー大阪】なら今回の国道246号線→富士サファリで県道24号線を一気に下る。そして、(キャノボでは)走ってはいませんが旧道で箱根を越えて国道1号線を下るのがいいかなと思いました。
 逆に【大阪ー東京】の場合は沼津から国道246号線を上がるか箱根を越えてから新道の国道1号線を降りた方がいいかもしれません。県道24号線で富士サファリパークに向かうには一気に約850mを登る必要がある割にはご褒美が少ない気がします。旧道1号のつづら折れを夜に降りるのは細心の注意が必要です。

 名鉄国府駅ー浜松間は【大阪ー東京】では国道1号線から浜名湖南岸へ、【東京ー大阪】では姫街道で浜名湖北岸を使いました。【東京ー大阪】で渋滞を回避するつもりで設定したルートが地元ではよく知られた渋滞するポイントだったりと事前のリサーチが不十分でした。姫街道を使った北岸&国道362号線も悪くはないのですが【東京ー大阪】6時発では夜になってしまうし割と登る印象が残っているので
距離が少し伸びても浜名湖南岸経由の方が淡々と走れて良い印象でした。ただし信号は北岸経由のほうが少ないです。
 国道23号線から伊賀越で大阪市道路元標までの区間両方向での違いは大きくは感じませんでした。(ショートカットなどは多少違う)

<自転車通行禁止区間の迂回>


 基本的には双方向とも禁止区間は同一ではあると思いますが迂回の仕方が変わってくるので注意が必要です。これは書き始めると膨大になるのでここでは割愛します。

<装備>


前回と同じバイク、ほぼ同じ装備
フロント周りの陣取り合戦はライトの勝ち。ライトを2灯着けDHバーは外しました。
それに伴いGPSの取り付けも方法も変更

 【大阪ー東京】の時は空力を考慮してミニDHバーを装着して走りましたが【東京ー大阪】では外しました。国道246号線を夜に走るならライトは1灯あれば十分ですが夜に漆黒の闇が予想される伊賀越することを考えるとライトを2灯を装着する必要性があるのではと考えました。加えてヘルメットにつけるための予備ライトを携行しました。実際、夜間にはヘルメットにも着けていたので下り区間を安心して走れました。
 【大阪ー東京】の時は気温の心配がなかった5月でしたので防寒装備はウィンドブレーカーとアームウォーマーだけの携行でしたが【東京ー大阪】は予報でも15℃を下回っていたので念のためレインジャケットを携行しました。実際は6℃まで下がったことを考えても達成の成否を分けたかもしれません。我ながらナイス判断。なお、自分は膝が冷えるとすぐ具合が悪くなるので基本的にロングライド時はニーウォーマーは常駐です。あとマフとグローブをハーフとフルフィンガー両方持って行きました(寒くて夜間は重ねて使用)。

<補給食>


 風向きの関係で【東京ー大阪】の方がエネルギー消費量が多くなるかもと予想してましたがあまり関係ありませんでしたwただこの2回のキャノボを通じていままで食べ過ぎてたのではないかという考えに至りました。人によるとは思いますが自分の場合はほどほどの補給でもエネルギー切れにならないペースを継続的に維持するのが効率的な走りだと気付きました。
 下の画像の他にかき揚げそば、ベーコンクリームパスタ、焦がしチャーハンおにぎりそしてポカリスエット3Lほどを摂取しました。

【東京ー大阪】時の出だしの補給食。携行する食料は最後までこれで持ちました
来月から薄皮パンが値上げ。しかしうちの補給食の4番バッターは不動です

以上、キャノンボールの走方向、季節の違いで感じたことを書いてみました。ご参考になれば幸いです。

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