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はたらく細胞イベント『はたらく祭典』 感想

2018年11月18日 舞浜アンフィシアターにて開催されたアニメ『はたらく細胞』のイベント『はたらく祭典』の参加感想です。
※感情がオーバーフローして記憶があいまいなため、時系列など詳細情報の誤りはご容赦ください

浮かれすぎてやたら早く現地入りしたわたしと妹。いつもディズニーランドに行くとき見かけて素通りするだけだったエクスペリア…いやイクスピアリを物色するチャンスだ!と息巻いてかなり長い間うろうろしていました。
タピオカはプルプルではなくモチモチしていることを初めて知ったり、ライブで振るうちわや射出される銀テープを保存するケースなどの便利グッズの存在を知ったり。
ヘッダー画像は昼食に食べたロブスターのハサミ部分です。(こいつイベントのたびにデイ・オブ・ザ・ロブスターしてるな)


日が傾いて開場時間がせまり、会場となる舞浜アンフィシアターに近づいたところ…うわ老若男女みんないる。
これまで『鬼灯の冷徹』イベントしか経験がありませんが、その時は20~30代の女性が多い印象でした。
イベント参加者はファン層を反映するだろうと思い『はたらく細胞』は女性ファンと男性ファンのどちらが多いのだろう?血小板ちゃんの圧倒的な人気だから男性か?いやヘルパーTとキラーTのユウジョウから女性ファンも…と悩んでおりましたが、男女比はほとんど1:1のように感じました。
さらに学生さんと思しき若者から学校か医療関係者なのでは?と思わせるおじさんまで幅広い年齢層。これは国民的アニメ…覇権な…となぜか誇らしい気持ちに。
いやホント全国民はたらく細胞読んで。円盤買いまくって全小中高校に置いて理科の授業で観て。

開場時刻が訪れ、場内に入り込みました。トイレの入り口案内も血小板ちゃんの張り紙になっておりカワイイ。

アンフィシアターの客席は大きなすり鉢状になっており、前の人の頭が邪魔にならないハイ・テックな構造で小柄な妹もごあんしんです。

イベントが始まり、能登麻美子さんの柔らかい声でナレーションが始まります。アニメ最終回の出血性ショックが回復した後の世界、という時系列なのですね。

そして赤血球ちゃんの制服を着て酸素段ボールの台車を押しながらステージに現れる花澤香菜さん。いやわたしだって大人ですからキャラクターと声優さんの分別くらいつきますよ赤血球ちゃんだこれ!!

アッハイイクスピアリ血管予想外に長いし複雑ですよね?途中にホテルというでかい組織があってその横の細い血管通りましたよね? と初手で次元の壁を完全に破壊される観客。

わたしたちは一般細胞というテイなので、中央スクリーンに観客席が映るたびに一般細胞の絵が重なります。

アニメで大人気の血小板ちゃんのCV長縄まりあさんの登場です。わたしは大人だからわかっている、アニメで可愛らしいロリ声を振りまいている女性声優さんも、素の状態では立派な大人の女性なんだ…ロリだこれー!!血小板ちゃんだこれー!!
アニメと同じく長縄さんのほっぺをぷにぷにする花澤さん。血小板ちゃんのほっぺには何らかの吸着因子が含有されているのだ!好中球さんとキラーTさんも例外ではない!(医学的ななんかとは異なります)
でも何らかのハラスメント行為になるので静まれ俺の右手する好中球さんとキラーTさん。

お前らの声が小さいと喜久子姐さんが出て来れねえだろ!と観客扇動スキルを使う小野Dさん。
井上喜久子17歳ですってアイサツしたらオイオイって突っ込むのがお約束なのか。お約束を知らなくて戸惑っているニュービー一般細胞のためにもう一度やってくれました。

それにしても、一部一般細胞さんが持ち込んでいるサイリウムいいなあ…。短刀のライトセイバーめいて大きいし、出てきた声優さんに合わせて色を変えていく。(赤血球ちゃんなら赤、好中球さんなら白、血小板ちゃんには青と)
これリハとかあったの?アドリブでこの統率なの?? と困惑しました。きっと歴戦の一般細胞さんなのだろうなあ。


そしてスペシャルゲストはップロミネンス=サンでおなじみの福島潤さん!細菌役だったのでモサモサした角付きマスクの悪役メイクです。
細菌の宿命として免疫細胞ズに殺菌されますが、6時間待ったを強調してガッツを発動し、なかなか死なない福島潤さん 。
これもう完全にアニメですよね?わたしは声優さんのイベントを見に来たはずだったが2.5次元舞台を見ていた、何を言っているかわからねーと思うが…とポルナレフになる。

福島潤さんを撃退し、なぜか始まる「箱の中身はなんだろな」!バラエティ番組でよくあるやつだ!
まずはマクロファージさんと血小板ちゃんチーム。中身は比較的安全なロープです(長縄さんにちなんで長い縄を用意したがちなみ損ねた)。
「気をつけろ!」「今大人しいから!今のうちに触れ!」二人を煽る小野Dさんがあからさまに芸人ムーブなのだ!

二つ目の箱には好中球さんとキラーTさんが挑戦。中身は…福島潤さんだ!!(やると思ったわ!!)
「えっ何…(一般細胞の)声の出方が変わるってことは…生きてるの?」と不安に駆られるキラーTさん。

さぐっているうちに箱の中で手をつないでしまうと歓声が上がるの、わかります。マクロファージさんと血小板ちゃんだと男性ファンのオオオンという歓声が響くし好中球さんとキラーTさんだと女性ファンのキャーが出るの、とてもわかります。男女両方の歓声がバランスよく出るのでこのイベントはすごいぞ。

ハードモードなので福島さんも二人にちょっかいを出していきます。自前(!)のファブリーズをかけられた好中球さんがグワーッ溶けちゃう!って言ってて原作準拠だなあと感動しました。そうだね好中球さんスプレー型の分解酵素使ってたね!キラーTさんは動揺し過ぎて素になってたし十四松入りませんでした?

バメンテンカンホーの間に大型スクリーンにCMが入ります。このCMもネタが仕込まれていました。
ひとつめはさわやかな音楽を背景にアニメ内の思い出の画像が次々と飛び出す 明治安田細胞 のCM。
次は例の重低音をバックにナイーブT細胞くんが映り、立派に活性化してマッチョ姿に成長する ライザップ(言っちゃったよ!!)のCMでした。これ怒られるだろ…円盤にならないわけだよ…!

そして舞台には椅子が並び、素の人格としてのやっとちゃんとしたトークショウ。いや本来こういうのだろ声優イベントって…わたしたちはなぜ2.5次元を観ているのだ…

T細胞ランニングの部活めいた掛け声の譜割りは小野Dさんがやったそうです。譜割り?とは?たぶん歌詞をメロディに当てることだと思う。原作を読んだ時のイメージと100%一致したので、つまり小野Dさんとわたしは実質LAN直結。

井上さんの持ちネタ17歳は年齢での上下関係とかをやわらげるためのスキルだったのか!なぜか対抗して全員名前と年齢でアイサツする流れになった、などのトークが聞けました。まめちしき:前野さんじゅうろくさい。今回の舞台のように目を鋭くするメイクをすると京本政樹めいたすがたになる。

メインテーマCDのカップリング曲の生歌を披露。マクロファージさんと血小板ちゃんがかけあって細胞の名前を紹介していく歌でした。
血小板ちゃんのカワイイが限界突破しててあーロリコンになるんじゃあ〜と新たな扉が開くところでした。いけない!目覚めてしまう!一般細胞さんがいけない活性化をしてしまう!

クラリスさんはエンディングテーマの生歌を披露。メンポをしているので実質ニンジャ。奈落から垂直登場する姿にネコネコカワイイを連想しました。

最後におしらせの時間となり、アニメ制作会社の偉い人(たぶん)登場。
12月26日に特別編『風邪症候群』放送!
原作の話数があまり残っていないので二期はないだろうと完全にあきらめていたところに、うれしいサプライズでした。

さらにゲームアプリ化まで!一瞬だけ映ったゲーム内通貨がグルコースでした。そういう小ネタ好きです。おれでなきゃ見逃しちゃうね。

最後はみんなでメインテーマの生歌生ダンス。コールアンドレスポンスでテンション限界突破な。わたし今体温何度あるのかなー!

 こうして夢のようなひとときは幕を閉じ、一般細胞たちはすっかり活性化して帰路につくのでした。イベントって、物理肉体ってすごいですね。
チケット手配してくれた妹に感謝です。

#イベント報告 #はたらく細胞 #はたらく祭典 #肉体があります

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