「ウマが合う」とは、馬と騎乗者の息がぴったり合っていること。
でも、タロウさんとルーカスは馬同士だけど「ウマが合っている。」

リードなしで一緒に歩きはじめ、

走り出し、

なんと！　一緒に気がそれて脇見。・・・ん？　なになに？

ハイハイ。わかってますよ。走りますよ。
また、一緒に走り出す。

あ～、終わった終わった。一緒に止まる。

そして、一緒に家路につく。

波長が合うとか、一緒にいて安らぐとか、人同士だといろんな言い方があります。
この2頭を見ていると、もちろん、そのような表現は「あり」なのですが、なにか他の言い方もありそうな気がします。

相互の信頼、固い絆、いたわり、優しさ、まだまだもっとありそうです。
一緒にいて、お互いに静かになれる。
温かくなれる。
穏やかになれる。

たがいに、かけがえのない存在。

私はまだ、これらの表現をひとまとめにして、この2頭の関係を言い表す言葉を持ちません。
でも、いつかそれが言葉になる日が来るかも知れません。

おしまい

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