見出し画像

The name is Antoine Griezmann〜One of the most underrated soccer players in the world〜



皆さん、こんにちは。

いきなりですが
なぜこのようなタイトルなのか。

今回のブログを書くにあたって
何を書こうか考えていた際に
noteのコンテスト・コラボ企画のハッシュタグに
「ラ・リーガ with U-NEXT」
というものがあったのを思い出したので
このハッシュタグにまつわるブログを書こうと思い
このタイトルをつけました。

訳すと、「世界で最も過小評価されているサッカー選手の1人、その名はアントワーヌ グリーズマン」

僕が最も尊敬するサッカー選手の1人で
僕が最も愛するサッカー選手の1人
そして、僕の人生の誇りとなっているスペインのプロサッカークラブ、アトレティコマドリードの伝説の選手となった1人

このブログはサッカー、ひいてはこのグリーズマンという人物について、書いていこうと思います。

先日、ポルトガルのプロサッカークラブ、ベンフィカに所属するアンヘル・ディ・マリア選手についての記事を見かけました。
記事のタイトルには
「世界で最も過小評価されている選手」
と一部題されていました。

一昨年、2022年のカタールW杯のアルゼンチン代表の優勝メンバーであり
世界的クラブである元レアル・マドリードの選手だった人で
現在は36歳ではありますが、サッカー界においてはいつ引退してもおかしくない年齢であるにも関わらず
今なお現役で尚且つヨーロッパの第一線で活躍し続ける選手です。

このような記事を組まれていることもそうですし
僕もこの選手については長く見続けていたので
この選手のすごさについては十二分に理解しているつもりです。
過小評価されている、ということも的を得ていると思っています。

ただ、「世界で最も過小評価されている選手」
と断言されてしまうと
それは違う、とストップをかけたくなりました。

あくまでも「世界で最も過小評価されている選手」の中の1人であり、
まだまだ数多くそのような選手はたくさんいると思っています。

そして、個人的に
「世界でも最も過小評価されている選手」の中で
現在も所属するクラブ・国の代表選手としてエース級の活躍をし続けながら
その活躍に対して最も正当な評価をされていない選手として挙げられるのが
今回のブログのテーマの選手である
「アントワーヌ・グリーズマン」という人物だと思っています。

なぜ、そのような評価になってしまうのか。
その理由について追々、書いていこうと思いますが
その前に、この選手の凄さ、評価されるべきだという理由について
書いていこうと思います。

「アントワーヌ・グリーズマン」という選手の一体何がすごいのか
なぜそんなに評価されるべきだと熱く語れる選手なのか

それは、「技術」の高さにあると
僕は思っています。

「技術」と一括りにしていますが
サッカーにおいて必要な「技術」を数多く網羅し
尚且つその全ての「技術」においてハイクオリティ
抽象的にはなりますが、現代のサッカー選手として求められる資質を兼ね備えながらも
一昔前のファンタジスタと形容される
一つ一つのプレーで見る者を魅了するプレーを繰り広げることができる
そんな選手です。

その「技術」とは何なのか
シュート、パス、ドリブル、ヘディングといった
ボールを扱う基礎技術はもちろんのこと
走れるべき時に走るチカラや対人の強さ、ポジショニング(攻守問わず)、そういった技術も高いです。

そして、格上相手に対して決定的な仕事をすること技術(ゴールやアシスト、その前のパスやドリブル、ポジショニング含めたあらゆる技術が含まれています)
この選手にボールを渡せば何かがあると思わせる技術
スター性、とも称されるものでもあるかと思いますが
ピッチ上でそのように思わせること、またチームメイトやファンからの信頼感を得ることも「技術」だと僕は思っています。

さらに、これらの技術をより細かく上げていくとキリがないのですが
一部書かせてもらうと
トラップにおいては、高く空中に上がったボールを自分の次のプレーを選択しやすいような場所にボールを収める技術や
味方からの膝から腰にかけて浮いた少し強めのバスを、後方やや斜めにいる別の味方選手にダイレクトで足元にパスを通す技術(サッカー用語ではフリックと呼ばれる技術です)
トップスピードで近い状態でドリブルしている中、相手選手に寄せられながらも逆足に切り返してバイタルエリアからキーパーの手に届かないギリギリのコースにシュート打ちゴールを決めることができる技術。

サッカーをよくご存知の読者の皆さんは分かって頂けると勝手に思っているのですが
これらのプレーがどれだけ難しい技術なのか
いざ真似しようと思ってできるレベルの技術では決してないです。

あくまでほんの一部ですが
そういった細かい技術が高いこと
かつ、その使える記述の幅が他の世界的な選手に比べて圧倒的に幅が広いこと
その「技術」の高さが最も評価されて良い点だと
僕は思っています。

そして、そのような選手が
なぜその「技術」の高さに見合っていない評価をされているのか。

様々な要因はあると思いますが
大きく2つあると思っています。

それは
・「技術」の高さがあまり目立たないこと
・アトレティコマドリードというクラブに所属していること

(アトレティコマドリードというクラブに所属している、という側面の理由を説明してしまうと
かなり長くなってしまい、かつクラブに対する批判とも取られかねない表現を使わざるを得ず
僕としてはクラブの誇りを傷つけたくはないので
割愛させて頂きます)

上記に書かせて頂いた技術に関して
目立たないわけではないのですが
あまりにも突出しているというわけではない、という表現の方が正しいかもしれないです。

ドリブルも上手いのですが
リオネル・メッシのような相手を何人も抜くような緩急つけた止められないようなドリブルをするわけではないです。

ドリブルスピードや普通に走るスピードも速いのですが
ムバッペやハーランドように爆発的なスピードがあるわけではないです。

決定的なゴールも数多く決めますし、それなりにゴールを決めますが
クリスティアーノ・ロナウドのように他と突出して年間通して爆発的に得点を決める続けるわけではないです。

あまり良い印象を持たれにくい表現をすると、目立ちづらい。
逆に、良い印象を持たれやすい表現をすると、オールラウンダー、器用。

それが、「アントワーヌ・グリーズマン」
という選手なのです。

ただ、相手ゴールに近いあらゆるポジションをこなせるポリバレント性や
相手ゴールに近いポジションでもあるにも関わらず、果敢に守備をし、時には味方ゴールに近いポジションにまで顔を出して守備をする。
そしてそのまま攻撃にも参加する。

アトレティコマドリードというクラブの戦術と
現代サッカーのトレンドでもある強くて上手い選手が求められるという背景もありますが
このような献身性もあり、かつ圧倒的な技術の高さで華麗なプレーを魅せてくれる選手は
アントワーヌ・グリーズマンという選手以外に
ほとんどいないと言っても過言ではないと思います。

1月に行われたスーペル・コパの試合で故ルイス・アラゴネス氏が持つアトレティコマドリードの歴代最多得点記録に並び
2月の国王杯の試合でその記録を超えて、「アントワーヌ・グリーズマン」が新たにアトレティコマドリードの歴代最多得点記録保持者となり
歴史に名を刻みました。

その記録を樹立した試合の相手はいずれも
宿敵、レアル・マドリードでした。

スーペルコパは惜しくも負けてしまいましたが
国王杯は、チームを勝利に導くゴールを決めてくれました。
アトレティコファンとしては、これほど感慨深いことはないです。

「Leyenda」
スペイン語で「伝説」

その言葉にふさわしいサッカープレイヤーだと思います。

同じ時代で、このサッカープレイヤーのプレーをリアルタイムで見れた事
とても誇りに思います。

アトレティコマドリードと共に、数多くの伝説をこれからも作ってくれることを
信じてやまないです。


とても長くなってしまいましたが
最後まで読んで頂きありがとうございました!
自分の人生の誇りの一つについて書く時
ここまで長く、かつ夢中になって書いてしまう自分に少々驚いています。笑

また次回のブログでお会いしましょう。

この記事が参加している募集

ラ・リーガ

with U-NEXT

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?