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なんて書いたらいいかよく分からないんだけど

noteで気持ちを落ち着かせたい。

今自分が何を思っているのか留めておきたい。

いつものように仕事の合間に実家によって

ご飯を食べて飼い猫ズと戯れてた、

祖母が昨日はブン太🐕が大変だったって

ブン太の小屋に猫ちゃんが入り込んでいた様で

ワンワン吠えるから見に行ったらブン太が

猫ちゃん咥えて離さなかったって

どうにかタオルを使って離したみたいで

その隙に猫ちゃんも逃げていった。

その日はブン太も落ち着かなかったようで

玄関に連れてきて見えるところで祖母は

寝たみたい。

祖母には色々やってもらってて、少し

申し訳なさを感じながらも、事が大きくならない

で良かったってホッとした。

昼から祖母が外出に行ってその1時間後に

祖父が帰宅した。外から私を呼ぶ声が聞こえて

「猫が     」

見たら祖母の車を止めているところに猫ちゃん

横たわっていて、状況の理解はすぐにできた。

意外にも冷静で、なんとも言えない気持ちになり

とりあえずどうしたらいいか考えた。

愛護センターに連絡。

敷地内であれば所有者が処理をする

愛護センターに運ぶか、可燃ゴミに出すか

こう言われた。

なんでだよう。この言葉を受け入れれる訳がない

単純に酷いなと、全部嫌になった。

と同時に色んな野良猫ちゃんの最期はどんな

ものなんだろうって考えても考えきれない。

とりあえず、段ボールにプチプチでクッション

のように、大きな白いバスタオルで

なるべく暖かくなるようにした。

準備はすぐに出来たけど、私は猫ちゃんを

触る事に抵抗があってね。うーん。

怖かった。

近寄る事も猫ちゃんの

目を見る事にも抵抗があった。

その猫ちゃん、以前に見かけたことがあった

写真を振り返ってみると6月に家の近くの

空き家にいて夜、車から挨拶をすると

じっとこちらをみてニャーって鳴いてくれた。

野良猫っぽくない、真っ直ぐ見つめたきた時

可愛いなって思うと同時に、野良猫で生きて

いけるのか不安に思った。

あれから、半年経った。

半年ぶりに見かけたのが今回だった。

大きさは半年前と変わっていないように見えた。

今は冬、冷え込み0度になる事も全然ある。

外で飼っているブン太を毎日気にかけてて

できることの対策を練っていた。

ネットで見た野良猫の

冬の過ごし方と冬期は赤ちゃんを産まない事も

知識として拾ってた。

色々と頭の中でぐるぐる思い返して、

今と向き合わないとと思いながらも

祖父に猫ちゃんをダンボールに入れる事を

お願いした。

仕事から帰ってきたばかりの祖父、

性格上、着替え、準備に時間をかけている。

いつもはなんて思わないけど、早くしてよって

心の中で思っていた。

10分くらいで準備終わってたかな、体感では

30分くらいに感じた。

猫ちゃんの元へ行き、祖父が手袋をつけて

私はそれを横で見ている。

ブン太は板を挟んで近い距離だったから

こっちを向いて吠えていた。

何を思って吠えていたんだろう?

そう、私が家に来た時も吠えていた。

いつも、遊んでって歓迎してくれるように

吠えるんだよね。いつもより、長く吠えるから

家の中の扉からブン太を覗き込むと

車の方に吠えていた。

中で猫ズを飼ってて、ベランダに居たから

吠えてたのかな?と思ってた。

そうじゃなくて、猫ちゃん、横になっているの

見えていたから、匂いがしたから

吠えてたんだよね。気づかなかった。

何かと思って外に出てみれば良かった。

後悔している。

祖父がサッと猫ちゃんを抱えて、

ダンボールの中に移した。

すぐに終わった。横たわっていた場所は

猫ちゃんの跡がついていた、薄く血もついていた

ごめんねって強く思った。

大好きなブン太、ブン太が噛んでしまって、

傷をつけてしまって、一度は逃げたと思った

猫ちゃん。1、2メートルしか離れていない

祖母の車の下でじっと耐えて、耐えて

目を閉じたんだ。ごめんねって言葉しか

その時は出てこなかった。

ごめんね本当に。

ブン太は他犬猫との関係が上手くなくて、

散歩に行く時も合わないようにルートを

変えたりしている。

犬を見つけると、敵だと思っちゃうのね

野生の本能というか、他犬とはなかなか

お友達にはなれなくて……

今回も自分を守るためにした行動だったと思う。

日頃から他動物とのトレーニング的なもの

してあげてたら良かったのかな。

そう思った。

猫ちゃんの跡をブラシで擦った。

なかなか取れない。辛い作業だった。

祖母が外出から帰ってきて、猫ちゃんの事を

話した。そして昨日の出来事を詳しく聞いた。

祖母からははじめは猫ちゃんがブン太の

テリトリーに入って吠えられても近くに寄った

って。猫ちゃん、誰かと一緒に居たかった。

そう思ったな。野良の世界は生きていける

環境じゃない…とっても残酷で長くは生きれない

美味しいご飯どころかいつ食べれるのかも

分からない。常に警戒して周りを見ておかないと

いけない。そんなんで心休めないよね。

たまたま、ブン太のところに来て何を思って

近づいたのか分からないけれど、きっと

何かに期待して、場所を探して、途方に暮れて

猫ちゃんの意思できたんだもんね。

忘れたらいけないと思った。

ダンボールに入れた猫ちゃん、

車の横から玄関の近くに移動させた。

少しは暖かいかな。

祖母が花を買ってきて、祖父が線香をたいた。

何も言葉にできない私はその行動を見て

心が強いなって感じた。素直にカッコよかった。

私は仕事に行く。祖父母は猫ちゃんを

愛護センターに連れて行く。

仕事に行く車で涙が溢れてきた。

悲しくて、愛で包んであげたくて、

この世が憎いとも思った。

いつもと違う、道を使う。

猫ちゃんが居た、空き地の横を通る。

こんな寒い時期に猫の影はない。

新しく塀が出来ていた。

誰かが住むのか、、猫ちゃん。

猫ちゃんの居場所がなくなったの、?

だから、そうなのか。

色々頭によぎった。苦しいな、猫ちゃんに

思いを馳せた。

生まれてくれてありがとう

美談にはしたくない。

もう少し猫ちゃん達が生きやすい世界に

なって欲しい。

ではなくて出来ることは何か考えなきゃ。

猫ちゃんの跡がまだついている。

そばに居るからね。


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