飛鳥ひなさんのあめもようボイス買った?(ただの微ネタバレ込感想記事)

最近、好きなVtuberが休止を発表した。
にじさんじ所属の飛鳥ひなさんという。


休止というか、実際は多忙な彼女が寝たい休みたいと言っただけなのだが、簡潔に伝えるのであれば休止という単語を使わざるを得なかったのだろう。
期間もそこそこ長いので適した表現だと思う。
お知らせ放送を見る前は(引退ではないと強調してくれてはいたけれど)胃がキリキリとしていた自分も、今では「ゆっくり休んで元気に戻ってきてくれ……」という気持ちでいっぱいだ。


(現にこういうツイートもしているので心配はしていない)

この期間中、1ことりさんとして出来ることが無いかと考えた。
幸いにして自分は文章を書くオタクだったのでこういう記事を作ることによって誰か1人にでも彼女のことを知ってもらえたり思い出してくれたら、それは身に余ることではないだろうか、と思った。
まぁそれは建前で、Twitterで垂れ流すよりは自分の備忘録含めこういった形にするのがベストだろうと考えた結果なのだけど。

ということで今回は現在発売中の「あめもようボイス」の感想を書いていこうと思います。
もちろん買ったよね? 買ってない? 何故? 幸せが売られているんだぞ?
自分のことなんて書いても仕方ないしね。その時間があったら飛鳥ひなさんのアーカイブ見る。
次回はおすすめアーカイブとその見どころでも書こうかなって。


収録内容はこんな感じらしい。
これを踏まえて限界オタクの感想文を読んでほしいと思います。
あ、ネタバレ含むと思います。

【収録内容】
01:雨宿りのお誘い
02:雨の日の過ごし方
03:突然の雨で雨宿り
04:雨の日のお出かけ
05:雨の日は何する?
06:雨にまつわる話


販売ページ。
上から二番目ですぐ見つけられるぞ!



01:雨宿りのお誘い


4秒である。
何かと言うと、人が幸せを感じ自分がさも飛鳥ひなさんと親しい者であると勘違いを起こすに足り得る時間だ。
このボイスのポイントとしては「も」だと思う。
詳しくは購入して聴いてほしいが、彼女の技術を持ってすれば日本語のたった一音ですら世界を感じさせることが出来るのだ。


02:雨の日の過ごし方


このボイスは想像力が試されるものだと思う。
おそらく同じ部屋にいるのだろうし、友人よりは親しい関係だろうし、雨の日の娯楽として映画鑑賞やゲームなどをある程度行った後なのだろう。
だからこそ最後の言葉が活きてくるのだろうし、それを理解した瞬間前半部分が凶器足り得るのだと思う。
(まだ2つ目なのに完成度が高すぎる。飛鳥ひなさんすごい)


03:突然の雨で雨宿り


ちょっと待ちます。(脳直)
僕の中の朝の飛鳥ひなさん像は、ご飯を摂りつつニュースを横目で流し見しているんだけど、これによってそれが強固になった。
このボイス時のことりさんは彼女の同級生か下級生だ。それだけで人生勝ち組では? なんかムカついてきた。
家の方向が一緒という情報すら彼女に握られていることりさんは、なんだ、前世は仏か何かか? 
朝のニュースを見た彼女は、今日雨が振りそうだなということを覚えていたはずだ。それなのに傘を忘れた、と言っている。
君たちには今2つの選択肢がある。
・それを知った上で飛鳥ひなさんは傘を持ってこなかった
・本当に傘を忘れてしまった
どちらを取るかは自由だろう。けれど忘れてほしくない情報が一つある。
彼女は「防水の靴」を履いてきたということだ。
あー主導権握られてぇ。365日24時間人生の手綱を彼女に預けたい。


04:雨の日のお出かけ


ことりさんの家に2人でいるんですか!? 事実上の、えっと、あれでは?
面白い動画を見つけたと言ってすり寄ってくる飛鳥ひなさんを想像して羽が溶けた。僕らは彼女という太陽に近づきすぎたイカロスのようなものだ。(何言ってんだこいつ)
最初に聴いた時は「この時随分勇気を出したな」と思っていたんだけど、そうじゃないんだな。本当に口から「可愛い」がこぼれてしまったんだな。
急に可愛いと言われ、照れて髪の毛に手をやってしまう彼女。
少し早口になりながら理由を探す彼女。
噛みしめるように可愛いを口にする彼女。
ここまでなら僕は、恥ずかしさを内包しながらも久しぶりに飛鳥ひなさんに対して優位性を取れて満足な気持ちだっただろう。
問題は次である。
先程までの恥じらいと戸惑いを含んだ可愛らしい顔はどこへ行った?
今、吐息がかかる程近くに居る彼女がしている、その期待に満ちた目はなんだ? ここには僕ら2人しか居ない。それを向けられているのは誰だ? 
僕だ。
急に壁が近くなったように感じた。
弾む彼女の声に誘われ、再度「可愛い」と口にする。
にんまりと歪む彼女の顔を見て「ああ、また負けてしまった」と悔しい気持ちを抱く。同時に、良かったとも。
冷蔵庫に入っている食材でご飯を作ってくれようとする彼女を見て、僕はきっと「好きだなぁ」と思うのだ。玉ねぎ買いすぎてごめんね。
手伝うよ。僕は玉ねぎの皮を剥く係の人ですから。


05:雨の日は何する?


ここはフリートークみたいなトラックなので、ゆったりと聞くことが出来る。休憩所みたいなものだ。
彼女の雨の日の過ごし方を聞いて、オタクだなと思って安心した。
僕だって同じようなことしかしてないし、共通点を見つけて嬉しがるのはオタクの性だ。許して欲しい。
今日も雨が降っていたので、彼女のアーカイブを見ながら本でも読もうと思う。幸せである。
雨の日は元から好きだったけど、彼女のおかげで更に好きになれたよ。


06:雨にまつわる話


ここもフリートークだ。いつもの配信を見ているようで安心する。
防水スプレーを買って嬉しがっている飛鳥ひなさん、信頼出来るなと思った。今度雑貨屋などで買ってみよう。
「一酸化炭素中毒」が可愛いワードに聞こえてしまう。脳か耳、どちらかが彼女に侵食されているからだろう。どちらともか?
靴の話をしているのを聞いて、自分が履いている靴のことを考えた。
普通のスニーカーだったり革靴だったりcrocsだったりする。風雨に晒されていると思ったことすらあまり無いかもしれない。
少し労ってあげたいと思った。


EX


EXボイスである。ことりさんは買っているだろうから何も言わない。
雨の日に傘を刺さない+飛鳥ひなさんのせい=過去の自分偉い。
風邪引いた時に飛鳥ひなさんがお粥作ってくれるってマジ……?
無理じゃん。えっ好き。あーん? あーんって何? 餌付け?
ちなみにこれバイノーラルなんですよ。飛鳥ひなさんと言ったらバイノーラル技術が卓越していることでも有名だ。
それで看病されてる? 現実じゃん。
看病というシチュエーションだからか、いつもより声が優しく感じられた。
私事、ひいては自慢で申し訳ないのだけれど、僕今マジで風邪引いてて。
考えられる最高の状態でこのボイスを聴いている訳です。
横を向けば彼女がお粥をスプーンに乗せて差し出してくれているのではないかと思ったが、そこにはゴミ袋しか無かった。冷蔵庫におかわりがあるわけでもなかった。
汗を拭いてくれるんだ、優しいなと思ってもそこには無が存在していた。
心配してくれている飛鳥ひなさんを確かに感じているのに。
けれどこのボイスのおかげで体を起こし、お粥を作り、眠ったことによって体調は確実に良くなっていた。彼女のおかげだ。
ありがとう、飛鳥ひなさん。




終わるにあたって


文章が支離滅裂だったり文体安定していなくて本当に申し訳ない。
感情の揺れ幅がジェットコースターのようで、きちんと制御しきれませんでした。
これを読んで買ってくれる人が居るとは想像できないけれど、例えば彼女に少しでも興味を持ってくれたり、あわよくばアーカイブを見たりしてくれたら。
嬉しいなと思います。とてもとても、嬉しいなと思います。

お付き合いいただきありがとうございました。
次は、おすすめアーカイブ編で。



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