後悔という海に飲まれている

口が悪い。

自分の口の悪さに辟易する。こういう人間に育ってしまったことに罪悪感すら感じている。

頭が悪いことは自覚しているので、いつもは喋る時に「こうやって話そう」という文章を考えているのだけれど、付き合いが長くなった人達や他に考え事をしている時、頭に血が上っている時はそれが上手く出来ない。

今日もそうだった。
「今日は割と1人で戦うことが多かったんだけど、俺が前に出すぎていた?」
「なんか他の原因とかあった?」

ということをすべてひっくるめて
「今日はずっと3vs1をやってて辛かった」
という発言にしてしまった。

後悔しかない。相手の反応も「そりゃそんなこと言われたらそうなるわ」と納得するようなもので、正直吐きそうだった。
申し訳無さで手が震えた。泣きそうだったので別のことを考えながら喋っていた。

自己嫌悪で死にたくなった。まぁ死ぬことは許されてなさそうなので地べたを舐めようと思う。

思考を飛ばしすぎて、それが口から直接出てしまっているからこうなるのでは、と考えたことがある。
似たような話だと、話す時に真ん中の文章を省きすぎなのではないか、と。

さきほどの言葉を例に取ると
「色々惜しい試合も多かったし動きもみんな悪かったわけじゃなかったね。今日は3VS1の状況が多く感じたんだけど、俺は出すぎだったのかな?そうじゃなかったら他の原因とかあった?俺が引きすぎた?やってて辛い状況が多かったね」
これが
「今日はずっと3VS1をやってて辛かった」
になってしまった。

省きすぎて自分に引く。
これを分かってくれと思っているわけでもないのが特にたちが悪い。
言っている時に違和感を感じないのが酷い。後悔しかない。

もう喋らなければ良いのではないだろうか。
通話相手の気分を悪くするぐらいだったら黙っていたほうが得策な気がしてならない。
そんなことは出来ないので、もっとゆっくり考えて、大人しくなりたい。

明日、通話に入るのが怖い。
一緒にプレイしてくれるだろうか。
嫌がられないだろうか。

一緒にやっているみんなは、いつもビッグマウスで語気が強い男が、こんなことを考えて、怯えて、泣きそうになりながら深夜にnoteを書いているとは思わないだろうけれど。

心臓がかゆい。
取り出してしまいたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?