【アカペラHow to】頭を使って動画審査を攻略する方法を考える。
お疲れ様です!星です!!
久しぶりの投稿となりました。
いろいろ尖った記事を書いていこう思っていたのですが、カロリー高そうだったのであまり続きませんでした、、、笑
なので、暇なときに単発物の記事を書いていこうと思います!
ということで今回は大会シーズンが始まるこの時期ということで、
【アカペラHow to】
頭を使って動画審査を攻略する方法
をこんな項目から考えていきたいと思います!
・動画審査とライブ審査の大きな違い
・画質、撮り方のお話
・第一印象の重要性
・審査動画はデータの宝庫
それではいきます!!!
【動画審査とライブ審査の大きな違い】
大会によって審査の基準や方法はバラバラですが、前提として言えることとしては、、、
たくさん動画見なきゃいけないから審査めんどくさい!!!!(暴言)
・審査員失格だ!そのくらい我慢しろ!
・応募者に失礼だろ!
・謝れ!くそ!
、、、とこんな感じのことが聞こえてきそうですが是非審査員や大会側に立って考えて、気持ちを想像して見ましょう。
・たくさん動画送られてきた、、、
・自分の時間を削って審査しなきゃ、、、
・一次審査だからレベルに差があるな、、、
と、思ってしまうことってとっても自然なことなんじゃないかなと思います。人間ですから。
そうなったときに審査員はどうやってたくさんある動画に点数をつけたり、分類していくと思いますか?
** 「減点法・消去法」**
ですよね。こんなところがよかった!っていいところを探すより、自分の価値観で悪いところを探して減点していく方が明らかに楽です。
対して、ライブ審査は一次審査を潜り抜けてきた時点である程度数は絞られていますし、レベルもそこそこなバンドが集まっています。何より魅力がとっても伝わりやすいですよね!
だから自然と
加点法
魅力のあるバンドをピックアップ
になっていくわけですよね。
つまり
▽動画審査では以下が重要になってきます。
・減点箇所を少なくする
・少しでも飽きない工夫をする
・演奏以外の気になるところを少なくする
ん、最後の
「演奏以外の気になるところを少なくする」
ってのがとってもざっくりしてますね🤔
ではここを具体的に考えていきましょう!
【画質、撮り方等の細かいお話】
最近のアカペラ動画ではここをしっかりこだわってるバンドがとっても増えてきましたよね!
でも細かいことよくわからない、、、
機械弱くて、、、
って人結構いるんじゃないですかね🤔
ってことでポイントを端的に挙げてみます!
①動画はYouTubeで1080pに出来るように画質の良いカメラorスマホで撮る
②サラウンドの音源にするなら左右のバランスは慎重に。
③音割れ、ノイズが入ったものは出さない
④音源の音量を大きめに設定する
⑤撮影はスマホスタンドを使うorカメラマンに撮影を頼む
、、、細かいですね。笑
①②③は読んでそのままなので説明は割愛します。プロのアーティストのMV見てて、画質悪かったり音悪かったりしたら聞く気なくしますよね。笑
そういうことです。
④の「音源の音量を大きめに設定する」
は意外と重要になってきます。
アカペラの動画や録音って結構音量上げて聞きませんか?
パートごとにちゃんと聴きたかったり、ベーパに注目して聴きたかったり、自然と音量を上げてしまうものです。
遠くで録音した音源などはあまり大きく出来なくて、迫力が半減してしまったりします。
最初から大きく設定しておけば審査員が音量を上げる手間は省けますし、なにより声量がある「ように」聞こえます。つまり少し盛れるわけですね🤔
自分は審査動画を作るとき、iPhoneの音量で70%くらいで「充実感が結構あるな。」ってくらいまで音量を引き上げています。
iMovieやGarageBandで音量は後から調節できるので、是非参考にしてみてはいかがでしょうか!
⑤「撮影はスマホスタンドを使うorカメラマンに撮影を頼む」
これは近年かなり重要になってきてます。
簡単に言えば「映える」動画を作る、ということです。
▽ポイント例
・アップテンポ、楽しいバンド
→被写体が画面に大きく写るようにして、
表情や手の動き、乗り方が伝わりやすいようにする(圧迫感を与える構図にする)
・バラード、しっとり系でリード1人
→リードとその他の人の奥行きを遠目に設定して、視覚的にリードに集中させる
・世界観を大事にしたい
→背景にこだわった上ですこし被写体との距離を話して撮影する
一例ですし、これが正解!というわけではもちろんないですが、「どういう印象を与えたいか」によって画面の中の構図にこだわるだけで「目立つ・見たくなる」動画に仕上がります。
【第一印象の重要性】
突然ですがみなさん、
動画が他の動画に変えられてしまう確率が最も高いのって開始から何秒後だと思いますか?
Twitter、YouTube、TikTokなどいろいろな動画が流れるSNSがありますが、そのどれもで最も動画が他の動画に変えられてしまう確率が高いのは、、、、
開始から3〜8秒後
と、言われています。(根拠のあるデータです)
つまり、ここまでに『ダサい!』『下手!』『つまんなそう!』と判断されてしまうと動画を最後まで動画を見てもらえる確率ががくっと下がります、、、
これはいいね数やリツイート数、動画の評価に直結します。
そして『メラビアンの法則』という有名な心理学の法則によると
人の第一印象は3〜5秒で決まり、
その印象が変わるまで半年かかる
と言われています。
つまりは、
動画開始約5秒でその年の大会シーズンが左右されるといっても過言ではありません。
動画が始まってからの5秒間にまずは全てをかけてください。
【審査動画はデータの宝庫】
A cappella Spirits!では大会のこれまでの審査動画が再生リストになってるから、そこからいろんなことが学べるってことか〜〜
、、、というわけではありません。
(もちろんそれもあるけど)
動画を公開後、自分の動画のアナリティクスを分析することで、今後の戦略に役立てることができる、というお話です。
「アナリティクス」とは簡単に言うと
データを分析して、特定のパターンや相互関係を抽出すること、という感じです。
再生回数はもちろん、
・動画の視聴者維持率
・どんな関連動画から自分の動画に飛んできたのか、
・Twitterなどでプロモーションを行った時に審査動画にどんな影響を与えられたか
などを把握することができます。
ここからセットリスト、曲の順番、Twitterでどの部分を流すべきか、などの戦略を立てることができます。
自分は学生時代、こんなツールを使っていました!
▽自分のアレンジ講座の資料から引用
情報は武器になります。
審査動画から、バンドの評価や傾向を分析して、他のバンドよりも有利に大会シーズンを立ち回っていきましょう!!
さいごに
いかがでしたでしょうか!
情報量詰め詰めで、すこし読みづらいかもですが、大会シーズンの参考にしていただければ幸いです。
気が向いた時、手が空いた時にたまーにこういう話を共有していけたらなと思っています!
それではまたー!!