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「素人の体験談」を参考にするときの注意点

SNSが普及したことによって、個人の体験談が明るみに出る時代になりましたね〜。

テレビか新聞しか情報源がないときは、下手なこと書くと専門家からツッコミがあっただろうから、まだマシだったかもしれない。

でも今はハッキリ言って、有害な情報も溢れかえっている時代です。では、どうやって有害な情報と無害な情報を切り分ければいいんでしょうか?


「病気で切り分ける」のは間違い

私もうつ病に関する情報発信をしているので、よく指摘をされるのが「これは双極性障害には該当しませんよね?」というコメント。

これは見方がズレている。なぜなら、双極性障害に有効で、うつ病に無効な話をどうやって判断するかわからないから。

もっと言えば、そもそもあなたがうつ病なのか双極性障害なのかすらもハッキリしていない。これは精神科医の診断が客観的な診断方法が導入されていない以上、確定されないので仕方のないこと。

であれば、何に注目をして体験談を切り分ければ良いのか?


大前提:科学的にズレたことを言ってないか?

本当は説明するまでもないか…と思うんだけど、「そうだ!祈っていればうつ病は治るんだ!」とかいう本当に残念な人も存在する世の中なので一応書いておきました。

ええ、標準治療から距離が開けば開くほど信用できないと思ったほうが無難です。


単純に人として好きかどうか

大前提をクリアしていれば、とりあえず人としてどうなの?でOKです。シンプルでしょ?

めちゃくちゃ有用なアドバイスをくれる先生でも、人として全く尊敬できなかったら私たちは話聞かないんですよw 人間は動物なのでこれはもう仕方ない。生理的に受け付けない人は、何を言おうと受け付けないんです。

その人がとりあえず科学的な根拠からズレていなければ、だいたい言ってることは精神科の先生や臨床心理士と同じですから。

難しいことなんてないし、素晴らしい天啓を得て、1発で病気が治るなんてこともない。精神疾患だろうが、身体疾患だろうが、結局のところ人間が健康になるには

・食事
・睡眠
・運動
・思考の改善

ぐらいしかやることないんすよ。


(これも大事)全ての体験談はあくまで参考程度、自分でも多角的に調べる

・大前提クリア
・人として好きなのもクリア

であれば、最後。ってか究極これだけ守ってもらえればいいんだけども。全ての体験談はあくまで参考程度です。体験談ってか、「全ての情報は」ですかね。

科学的に正しいことでも、あなたに合うかどうかはわかりません。科学的な根拠に沿ったものは、論文でしっかりまとめられていて「信ぴょう性は高い」です。で!す!が!「信ぴょう性が高い≠絶対に正しい」です!あなたに合うかどうかは、本当にわからない。

西洋医学が正しいんだろうな〜と思っている人は、西洋医学に反対している人の書籍を読んでみるのも面白いですよ。反対側の人間が何を考えているのか知ると、確かに西洋医学にも問題がある箇所はあるなってわかってきます。(西洋医学否定は、イかれた本が多いですけどね)

100と-100を知って、初めて0の位置がわかります。たくさんの情報を吸い取って、中庸を目指してください。中庸の位置は人によって違いますし、中庸がおそらくあなたの真理です。



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