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なぜ「ほっしー」がモバイルメンタルヘルスをやらなければならないのか?

現在、メンタルマッピングというプロジェクトをクラウドファンディングを実施している。

超ざっくり説明すると、出版した本の「うつマッピング」をスマホアプリ化するプロジェクト!

「自己客観視の力を高めるアプリなので、別にほっしーでなくてもいいのでは?」

誰かに言われたわけではないが、そんな声が聞こえてきそうなので(笑)今回は「なぜほっしーが」このプロジェクトを実施、ひいてはモバイルメンタルヘルスという新しい業界を作らなければならないのか?について書いていく。


⒈うつ病の経験がある

メンタルヘルス系の事業をするにあたって、精神疾患の経験は一つの武器となる。

私が行っていくモバイルメンタルヘルスの事業領域は、健康だけど、かなりメンタル的に落ち込んでいる人…だけではない。うつ病の回復期や寛解期といった、自分で何かしら行動できる人(でも何やったらいいかわからん人)も含まれる。

うつ病という病は、経験した人にしかそのツラさはわからない。今後たくさんのツールを提供する予定があるが、アプリの設計で「いやこれ、負担が大きすぎるでしょ」といったようなツッコミをすることが可能ってわけ!

アプリを使ってくれる人の精神的な負担カバー率は、経験者と非経験者で大きな差が出ると私は考えている。

ちなみに、就労移行支援やカウンセリング等は、非経験者の方が良いような気がしている。
経験者だと共感が強くなりすぎて、一緒に引っ張られていってしまう可能性があるので…。
どちらも求めるべき成果はクライアントのよりより人生であり、共感することではないし。


⒉ポジティブ系のメンタルヘルス関係でフォロワーが多い

メンタル界隈、病み垢界隈(病んでいるアカウント)は、基本的にネガティブな住民が多い。ツイッターは悪意が拡散しやすいアカウントなので、ネガティブはより色濃くなる。

ポジティブな表面を見せれば、やれ「Facebookいけ」だの、やれ「胡散臭い」だの言われてしまうことがままある世界。

私も「意識高い系メンヘラ」「ビジネスメンヘラ」といったありがたい称号を頂戴している(笑)

言葉は悪いけど、ネーミングセンスは良いよね悔しいけどw

フォロワー数1万人を超えると、マイクロインフルエンサーと言われるらしいが、その定義に当てはめて考えると「ネガティブ系インフルエンサー」ならそこそこいたりする。

ちなみにネガティブ系というのは、社会に対して文句ばかり垂れていたり、死にたいや消えたいなどの投稿が多く見られるアカウント。自分の不調を遠慮なくさらけ出していると考えてもらったらOK
(良いか悪いかという論点ではなく、ただ説明してるだけです。)

ポジティブ系となると、ほとんどいない。まったくいないといってもいい。

「比較的ポジティブxうつ病経験者xメンタルヘルス関係についてつぶやく」このくくりなら、ほっしーさんだよね。

手前味噌ではあるが、そう言われるレベルにはあると思っている。執筆段階でフォロワー数は18,000を超えていますので。

要するに、良くも悪くも影響力が強いということだ。ツイートすればやはり多くの人に見られて、リアクションが返ってくる。

できるだけ科学的で、より生きやすくなる情報を多くの人に届ける。

この影響力を良い方向に使ってきたつもりだ。しかしこれまでは自作の文章や動画以外は「他人のコンテンツ」を広げるしかなかった。

どうせなら、自分で作ったものを自分の手で広めたい。そして今すでに出ているアプリよりもうまくやれる自信がある。だから私は動き出した。


⒊情報発信が好き

このnoteもそうだし、ツイッターもYouTubeもやっている。

うつ病持ちでここまで精力的にやってる人間はいない
(だからエセうつとか言われるんだろうけどw)

頑張ってやっていることではないので、できちゃうのだ。
それはいわゆる「強み」というやつ。

「いつもお忙しいですよね」と言われるけど、仕事は午前中しかやってないので、別に忙しくない。それ以外の時間はYouTubeを見たり読書をしているので、ほぼ引きこもりだ。

読書(インプット)をし、自身の体験や価値観をブレンドしてツイッターやYouTubeにコンテンツを投下(アウトプット)する。

この一連の仕事、大変な人は大変らしい。いったい何が大変なのか私にはわからない。息をするようにできてしまうから。これは嫌味ではなく、強みです(笑)

ちなみに、この息をするようにできてしまう仕事を仕事にすると、精神的に調子が悪くてもできちゃったりする。私以外にも、そんなうつ病系のフリーランスを知っていたりするので、私だけの話じゃないです。強みを活かして働くっての、見つけるの超難しいんだけど、見つけるとホント楽になります。


で、情報発信と今回のアプリ制作がどう結びつくのか?ってことなんだけども…。

今の時代は、起業家でもなんでも、情報発信は必須。「機能」で買い物するのではなく「人やストーリー」で買い物される時代になってきているから。

機能的には良いアプリたくさんあっても、知られない。見向きもされない。それでは市場に出した意味がない。

メンタルマッピングっていいよね。って言ってもらえるのはそりゃ嬉しいけど、持続性を考えると「ほっしーさんの作るメンタルマッピングっていいよね」ひいては「ほっしーさんいいよね」と思ってもらう必要がある。

究極、何を作ってもほっしーさんだったらOKと言われる人をいかに増やせるか?ビジネス的に言えばそこが一番大切。

作り手がユーザーさんに対して真心があることが前提です。

良いものはすでに世界に溢れているので、供給過多状態。

みんな何を買うか?よりも、誰から買うか?を無意識にも感じ取っていたりします。


⒋「客観視」によってメンタル改善してきた

うつ病の改善には、控えめに言っても客観視が超超超重要です。

うつ病じゃなくても、ストレスを溜め込みやすい人は、自分らしく生きられていない我慢の多い人生になっているコトが多い。

では、ストレスが少ない自分らしい生き方をするにはどうすれば?答えは自己理解です。自分を知って、自分ができないことは他人に任せ、自分が得意なことだけを集中してやればいい。

「私は得意なことなんてありません…」という人は、客観視できていない証拠です。絶対に誰でもあるんですよ。得意なこと。人よりも上手にできるコトが。

これは相対的に決まるものではありません。それほど労力をかけなくても、他人より成果の出やすいものってのは誰にだってあるはずです。

例えば私なら、このように文章を書き連ねること、YouTubeで自分の思考を話すことが得意です。自分の思考を分析して、わかりやすい形にして言語化することができるってこと。

ここに相対的な考え方を入れてしまうと「私より得意な人なんていっぱいいる…」と思って挑戦しなくなってしまいます。ただ、労力をそれほどかけなくてもできるという点で、ただそれだけでいいんです。


と、文章で説明してもすぐにできるようになるものでもなく、私も完全にできているってわけでもないです。

客観視に必要なのは以下の2つ

⒈読書
⒉いろんな他人に会う

特に2の方が重要で、できれば「私ってどういうところが強みだと思いますか?」と聞けるとベスト。

…そうですよね言いたいことはわかります。そんなことできないですよね。

私は運と人間関係に恵まれたこともあって、1と2はたまたまできちゃった系です。

1に関しては、読書嫌いな人にとっては結構キツイ。私も昔は嫌いあったけど、人生を変えるような1冊に出会ってから、本の魅力にとりつかれたので、そういう経験をすれば開花する人もいるかもしれない。

一応、本を出している作家なので、「人の人生をガラッと変えてしまう本」を書けちゃうの憧れる。


2に関しては、できればリアルがいいですが、ネットから始めちゃっても大丈夫です。他人を理解するための理解進捗度は

テキスト<画像<音声<動画 って感じ。

これは単に情報量の差です。情報量が多くなればなるほど、その人を短期間で理解できる。

ただし注意したいのは、耳で理解するタイプ、目で理解するタイプ、体で感じて理解するタイプなど、ここも人によって違います。

学生時代のあなたは
・教科書を見て覚えるタイプだったか?
・ノートにしっかり書いて覚えるタイプだったか?
・先生の話を録音して聞いた方がマスターできるタイプだったか?

この辺を考えてみると見えてきそうですね。

……と言った感じで、ここに書いてあることを実践形式のワークに落とし込み、さらにアプリに落とし込み、誰でも気軽に客観視の入り口に立てるようなアプリやサービスを作っていきたいわけです。


⒌勝手にメンター認定してる人が自己理解の達人

あまり表立っては言ってないけど、実は知っている人は知っているオンラインサロン「すごサロ」の第1期メンバーだったりする。

「すごサロ」を主宰しているのは やまけん(山田研太)さんだ。

人の天才性を見抜いて、適材適所に人材を配置するプロ。というと聞こえはいいけど、ほとんど変態である。人の強みを見つけるコトが好きな変態。

その変態性はYouTubeにも色濃く現れているので、ぜひ1度見てみてほしい。

何かに特化した変態達が集まるオンラインサロンが「すごサロ」だ(笑)


彼は「強みに関する本」を出版する予定があったりもする。

本を出すのは2020年の1月、KADOKAWAから出すと聞いています(以下のフェイスブック投稿で公開しているので、多分書いても大丈夫)

彼の本はまず間違いなく売れまくるし、私も売るの協力しまくりたい。

彼のメソッドは、生きづらい人を生きやすくするヒントになるので、私のミッションともかぶるところが多い。

「強みを活かして生きる」ことは、強者をより強者に、弱者を弱者から抜け出すきっかけにしてくれる。

根性論ではない。みんなが生まれた時から「必ず」持っている強い部分をひたすら発掘し、活かす。

日本でトップクラスといっても良い人に近い環境で「人の強みを発掘すること」について学べているので、そのメソッドを自分に落とし込み、コンテンツとすることができるはず。


さいごに

マイナス30〜0の回復期や寛解期、うつグレーゾーンと言われる人たち。

元画像はこちら:塩野義製薬

ここには支援の手が足りていない。そして支援の効果があまり感じられない。私自身がこのゾーンにいた時に強く感じたこと。だからこそ私の発信の軸はそこにある。

このゾーンは自分で勉強し、自分で経験を積み、生き方、考え方を変えていくことが最も有効。

しかしそれはなかなかにハードルが高いことだと、私自身が実践してきて実感している。

だからこそ、経験者&私の強みを生かし、できるだけ皆さんに使っていただけるフレームワークをスマホの中で作っていく。

その第1弾がメンタルマッピングプロジェクトというわけです。



リンクなど

Twitter:https://twitter.com/HossyMentalHack
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCJZgsdInfXx_ewrmXrpioJQ


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