四ツ木駅があまりにもキャプテン翼だった
先日、たまたま用事で四ツ木駅を利用した。公共の駅とは思えぬほどキャプテン翼の主張が強すぎて衝撃を受けたので、全く用事はないが降りてみることにした。
なんの用もないが降りたくなる駅こと四ツ木駅
電車でたまたま四ツ木駅を通過した時「めちゃくちゃキャラクターがいるな」と思いずっと気になっていたが、降りたことはなかった四ツ木駅。
SNSでもたまに情報として流れてきてはいたが、実際に目にしたことはなかった。
四ツ木駅は東京都葛飾区にある。調べたところ、大人気サッカーマンガ『キャプテン翼』の原作者である高橋陽一氏の出身地だそうだ。ゆかりの地としてキャラクター銅像などの見所がいたるところにあるらしい。
(ちなみに私はキャプテン翼の知識が皆無なので、ファンの方にとってはものたりないブログとなることをご了承ください)
駅に入った瞬間にこれが見えた。下から見るとルフィ並みに足が伸びてしまっているが、なんかめっちゃ出迎えられている気がする!
改札をぬけるとそこはサッカーフィールド
なんだろうこのワクワクは。駅を利用する時には感じたことのないワクワク感だ。
ディズニーランドに訪れた時の気持ちにちょっとだけ似ている。
思わず目を疑った。駅が完全にサッカーグラウンド化している...!!近所の子供が間違えてここでサッカーをし始めても誰も責められないだろう。
頭上から視線を感じるな…と思ったらこれである。予想以上のデカさに思わず笑いが止まらなくなった。
「オーバーヘッドキックだ!!」じゃないんよ!ここ駅ですよ!
狼狽えている私をよそに、駅の利用者は平然と通り過ぎていく。頭上で必殺技を繰り広げられているというのに...!
電車の治安を守ってくれるキャラクターたち
改札をさらに進むと、ホームへと繋がる階段が現れた。
「STOP駆け込み乗車」と書いてある。きっと彼らなりに、朝の混み合う時間の駅の治安を維持してくれようとしているのだろう。そう思うと優しさを感じて癒される。
ここにも駆け込み乗車への注意書きが。ボールを抱えながら「走ると危ないぞ!」って、言ってるあんたが走ってるじゃん!と言いたくなってしまったが堪えた。
キャラクターの周りにやたら外国語が書いてあるのも気になる。
雑に調べてみたが「こんにちは」とか「いらっしゃい」の意味合いをもつ言葉が並んでいる。英語、イタリア語、モンゴル語、中国語があるというのはインターネットの力を使ってわかったが、言語について全く詳しくないのであと2つがわからない。誰か教えてください。
顔面のパワーを感じるホーム
ついにホームにたどり着いた。ここに来るまでで既にお腹いっぱい気味ではあるが、せっかくなので見てみることに。
キャラクターの顔面がこれでもかと並んでいる。全員集合感があり、原作ファンはきっとこの光景に大興奮するであろう。
電車の中からこれが見えるので、「なんかめちゃくちゃ見られている気がするな...」と気配を感じてしまうのである。四ツ木駅を通る機会がある人は是非見つけてみてほしい。
あまりに書くことが無さすぎたのだろうか。どちらにせよ神妙な面持ちで言うことではない気がするぞ!
ロマンチックにライトアップされたスカイツリーを眺めていると、先ほどの景色との温度差で若干頭が痛くなる。
駅の一角で主人公・大空翼に会える
改札前の踊り場的な空間には、訪れたファンへ向けたコーナーが用意されていた。
めちゃくちゃ実物だった。印刷物でみている時はもう少し小さい子なのかと思っていたが、実際に見るとビビるほどデカい。これは原作に忠実な大きさなのだろうか。急にテンションが上がってしまい、通行人の人に頼んで写真を撮ってもらった。
やっぱり作者のサインがあるとテンションが上がるなぁ...と眺めていると、「To Mr Andres Iniesta」の文字が!
突然出てきたイニエスタの名にびっくりして急いで検索すると、なんとイニエスタは元々キャプテン翼の大ファンだそう。駅全体がキャプテン翼仕様になった四ツ木駅の記念セレモニーにオフィシャルサポーターとしてイニエスタが登場したらしいのだ。
サッカーの知識は皆無だが、イニエスタがめっちゃ強いということだけは知っている。割とざっくりした情報でもちゃんとテンションを上げられる自分を褒めたい。
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