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創作大賞、応募しました

おはようございます、上田です!
noteの創作大賞2023に「シンデレラの侍女」という作品で応募しました。恋愛小説部門への応募になります。

創作大賞2023の開催が発表されたのが4月25日。ふたを開けてみたら、今回本当にたくさんの小説に特化した賞ができていて、すごくすごく私は嬉しかったんです。

2014年の7月からnoteで短編を書いては投稿してきました。当時は千字程度のものしか書けず、でもみなさんが感想をくれるのが嬉しくて、だんだん長く書けるようになってきて。noteがあったから、そして書きやすかったから、のびのびチャレンジできました。

向こう9年ほど書いてきたなかで、他の小説サイトにも投稿してみたんですけど(カクヨムさんとか、エブリスタさんとか)あまり自分は続けることができず、結局noteで書くことに舞い戻る日々。

一方で「noteは小説専門の投稿サイトじゃないから、小説を書籍化するには不利。ほかの専門サイトへ行ったほうがいい」というような意見を山ほど見て「そうなのかなあ、でも自分にとって一番書きやすいのがここだから、仕方ないよな……」と書き続けてきました。

だけどやっぱり「noteに小説を書いても、ネットの海に流されて消えるだけかもしれない」と思うしかなかった頃と、創作大賞という場でこんなに多くの編集部さんに見てもらえる機会を得た今では、気持ちが違います。違うんです。

「あ、これからもnoteで小説発表していいんだ! もしいいものができれば、ここでもちゃんと出口がある」という意識が持てることは、心を晴れ晴れとさせてくれました。

書籍化がすべて、だとはもちろん思っていないです。というかあくまで私の場合ですが「ダメな作品を書いて載せたとして、ダメならきちんと賞の選考で編集者さんや運営さんに足切りされる」ということはむしろ希望です。

なぜなら、ダメなものが世に出てしまうことって、意外と作者はあとからしんどくなるものじゃなかなって思うから。

いい作品がすべて見つかる、とはもちろん思ってないけれど、大きな声で言えないけど、①面白い水準の作品を②繰り返し書ける人、はだいたい8割9割見つかっていくと思っています(これは決して私の話じゃなく、小説の世界を見ていて思うこと)

創作大賞、応募を一切迷わなかったか、といえばそうではなく。

一度書籍化させてもらってる、という小さな遠慮みたいなものはあったのですが、でも「こんなに多くの編集部さんが選考に名を連ねているのだから、私の作品もにぎやかしになったらいい、というか、noteで小説書いてきた一人として、ぜひ私の作品も並べたい、私含めみんなが書くことで賞が盛りあがったらいい」と心から思ったからです。

だってこんな豪華な編集部のラインナップが揃うこと、普通に考えて、ないじゃん! 本当に、noteの中の人たちの尽力すごいな、ありがたいなとnote小説書きとしては思うばかりです。

商業作品を出版社から出すこと、はもちろんすてきなことではあるのですが、私にとって何より嬉しいのは、ここのnoteという場で、自分の好きな作品をこの先も自由に書いていけそうなことです。

もちろん、賞があってもなくても書けばいいじゃん? とこれまでは思っていたのですが、実際に賞ができてみて「小説を書く居場所としてのnote」がさらに盤石になった感じです。

やっぱり、自分が一番好きで、そしてホームグラウンドにしているサイトで、これからもずっと作品を書いていけることが何より嬉しい~!(ずっとおんなじこと言っていてすみません)

どうしても、この喜びを書き留めておきたかったので、つづらせていただきました。お目汚し大変失礼しました。








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