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自分の中の甘さを捨てたい

年末なので、真剣に自分自身の来し方をふりかえってみて「ああ、来年からは甘さを捨てたい」と思った。

甘さというのは、主に「人生に対する見通しの甘さ」である。甘さは気持ちを楽にはしてくれるが、問題を解決してはくれない。

書かなきゃ作品は仕上がらないし、掃除しないと家は綺麗にならないし、無駄遣いをやめないとお金はたまらないし、ということがわかっていながら先延ばしにしてきた、人生全般における自分の甘さを、来年から矯正していきたい。

なんとなぁく日々をだらだら過ごしつつ「本いつか出したいなぁ☆」「そのうちに家事もできるようになるかも、いまはまあいいや、散らかってても」「これも欲しいから、すぐ買っちゃえ」みたいな、ゆるふわ系思考をなくしていきたい。

見通しの甘さは、だんだん人生にツケとしてたまっていく。自分自身を見てみても「ほんとうに三十代半ば?」ってくらいに、しっかりしてないことが多すぎて、くらくらする。

いつかツケをためていったことで、首が回らなくなる前に、自分のなかの甘さや甘えはばっさりと切って捨てていきたいのだ。

甘さを捨てるということは、人に優しくしないということとは違うから、他人への思いやりはちゃんと持っていきたいけれども、家族や友達に対する優しさも、相手を甘やかしてダメにする感じの優しさではなく、相手が自分でなんでもできていくように持っていく優しさじゃないと駄目だな、って思った。

自分を甘やかさない。大人なんだから、大人としての選択をしていく。

自分に甘くしていたって、いつまでもやらなきゃいけないことは片付かないし、家もきれいにならないし、お金もたまらない。

大人になるのはたぶん苦しいこともある。でも、自分の手で、生活に関することはできるようにしていくがんばりを、もう逃げないでしていく歳になったと思う。

よし。がんばるぞ。


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