見出し画像

noteであえて長編を書いてみたい

私がnoteをはじめてから、ずっと、思い込んでいたことがあります。それは「長編小説は、noteでは読みづらい&読んでもらいづらい」ということ。

私自身、noteで長編小説を書かれている方の、第46話とかがタイムラインに上ってきているのを見て「こういうところからは、読めないなあ」と感じ、自分で一番いままでに長く連載した「洋食屋ななかまど物語」も11話で完結しました。

私自身、いままで長編が書けなかった、という理由ももちろん短編で終わらせていたことからうかがえると思うのですが、これからは、本当はどんどん長いものを書いていきたくて。

それで、自分の幅を広げるためにも、WEB小説を広く知るためにも、カクヨムとエブリスタでも、作品の公開を始めました。

noteは大好きですが、カクヨムやエブリスタは、やはり、ストック形式で、1話ごとに積み重なっているので、長編小説を読んでもらいやすい土壌が育っていると思います。

それで、今note・カクヨム・エブリスタの三サイトで連載中の「冬嵐」ですが、最初は何の気なしに始めたものの、ゆっくり時間をかけて、ちゃんとしたそれなりの長編として書き上げたいという気になってきました。どんなに短くてもななかまどくらいの長さ(3万5000字くらい)にはせめてしたいです。

応援してくれてる方々のおかげです、ありがとうございます。

冬嵐がどの程度の長さまで行くかわからないのですが(いま7話まで更新で約1万字)、考えているのは「長編小説をnoteで連載することを、もう自粛しない」ということです。

いままでは、読み手のことを考えて「やっぱりどんなに長くても10話くらいまでが読みやすさの妥当ラインでしょ」という考えだったのですが、やっぱり長編を修行したい身としては、もっと長いものが書きたい。

たとえそれで、PVが落ちたとしても、読者の方が「ついてこれないよ」ってなっても、私は今後やっぱり長い作品にチャレンジしていきたい。

というわけで、まずは冬嵐を、構想・執筆にきちんと時間をとりながら、ゆっくりじっくり完成させてみたいです。

天花寺さやかさんが、Twitterとかで「書籍化希望!」って大変大きなことを言ってくださって、そんなレベルじゃないよ~、とありがたく思いながらも、穴に入りたくもなるのですが、本当に、一冊の本として十分なボリュームで、長編を書けるようになりたい身としては、noteで長いものを連載するっていう新しいことにチャレンジしてみたいんです。

冬嵐が私の作品のなかで、特別良いだなんて思ってはないけど、せっかくここまで書いたし、できるだけいい作品にしてあげたい。

PV数が落ちたり、ついてこれない人が出るのは覚悟の上なんで、それでもやってみたいと思えました。

noteは、いろんな人が、いろんなチャレンジや実験を、自分の記事でされていて、そういうところが大好きです。

というわけで、ゆるゆるペースながらも、冬嵐、がんばって書いていきたいので、お付き合いできるところだけでも、お付き合いくださると作者は嬉しいです。

いつも温かい応援をありがとうございます。記事がお気に召したらサポートいただけますと大変嬉しいです。いただいたサポ―トで資料本やほしかった本を買わせていただきます。