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完璧主義を捨てると作品は最後まで書ける

えーと、タイトル通りです。
というか、私自身、いまでもよくこのことではつまづいているので、自分の反省しながら今日の記事を書こうと思います。

私自身、10代後半から20代半ばにかけて、小説を書きたい!と思いながら、まったく書けなかった時期が長くて。

心の中では、自分はすごい作品が書けるんだ、いつか作家の〇〇先生や△△先生のような、大きな作品をつくるんだ、って、息まいていながら、実際は、数行とか1ページ書いて筆が止まってしまう。

私、イラストもたまに練習することがあるのですが(小学生のとき漫画を描いていたので、とりあえず人物の顔だけ描ける)身体の線が上手く引けないと、それだけで、次を書くのが嫌になって、イラストの紙を丸めて捨ててしまう。

それって、どちらも、私の場合、自分自身の完璧主義に根差すものだったのですよね。

失敗作を恐れない人って、自分の作品がめちゃくちゃでも、とにかく若い頃から、100枚とか、ぐちゃぐちゃの状態でも書き上げてしまう。あとから直せばいいのを知ってるから。

自分の絵が下手だし、笑われるかもしれないと思っても、とにかく仕上げて、ネットにアップするのを怖くない人もいるし、そういう人が上手くなっていくのをたくさん見てきました。

初めの一文から、凝りに凝って、完璧なものをつくろうとしていた私は、上記の理由から、なかなか小説を書くのがうまくなりませんでした。いまでも、完璧主義に足を取られて、なかなか枚数多いのは、失敗したらと思うと、怖いって気持ちがある。

小説家の鈴木輝一郎先生の創作メソッドのご著書を読んだことがあるのですが「小説を300枚書くと決めたら、途中から書けなくなったときは、あいうえおかきくけこさしすせそ、でもいいから、300枚の規定に届くまでマス目を埋め続ける気概が大切だ」というようなことをおっしゃられていて。

自分に足りないのはそこだなあ、とつくづく思いました。

ね、誰でも最初から、大作家みたいな大作の作品が書けたら、天才ですよね。でもたぶんそうじゃない人が大半なので、気長に、自分の駄目さもときには楽しみながら、ちょっとずつちょっとずつ、上達していく道が結局一番早いのかなって思います。

最近の若い子は、もう10代から小説がんがん書いててすごいなって思います。私の10代は、あこがれるばかりで全然行動に移せていませんでしたから。

小説を書くことを、楽しみましょう。その「楽しむ」気持ちは、案外、自分を大きく見せたい(すごい作品を書いて、認められてやる!みたいな)という思いから外れたところに、案外転がっているかもしれませんよ。

創作は辛く長い人生の友です。ゆっくり創作と歩いて行きましょう。



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上田聡子(ほしちか)

小説・エッセイを書いてます。日々のささいなことに光をあてて、温度のある言葉をつづりたい。Amazonkindleで掌編集「言の葉の四季」発売中です。https://goo.gl/EDhBTs  連絡先:satoko_nagai_0328@yahoo.co.jp

green days

ほしちかのエッセイを集めたマガジンです。
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コメント4件

創作は人生の友、素敵な言葉!励まされた気がするのだ。心のまま、気の向くまま、楽しく(時々苦しいけど)創作できたらいいね。
ほしちかさんのように、あんなに素敵な短編やエッセイを書ける人が、だからこそ、完璧を求める自分のハードルを極限まで引き上げてしまうんだなぁ、と拝読して思いました。
その高みを目指す気持ちは本当に素晴らしいと思いますが、それはそれでまた葛藤となって大変なのですね。

芋蔓式の言い訳をぶら下げて、それでも頭隠して恥隠さずシレッとヒト様に晒している身としては、爪の垢を少し戴きたいお話でした……。(むしろ、私は昔からの友人や身内には晒せません(^_^;))

ほしちかさんの超・長編、読める日を楽しみにお待ちしてます^^(イラストも!)
心琴ちゃん 創作は人生を並走してくれる、大切な友人だからね☆心のまま、気のむくまま、って素敵だな。時々苦しいのも、人生のスパイスと思って楽しめたらいいね!
悠凛さん ほめ過ぎですよ、入る穴を探してしまいます(笑)完璧主義だから、自分の作品をある意味批判的に見る目も持っていて、でもそうすると書けなくなってしまうんですよね。私は悠凛さんのように、長編を駆け抜ける小説的体力がほしいです、切実に。私こそ、長編の師匠と悠凛さんを呼びたいくらいですよ!超・長編、いつか書ける日が来るのを、のんびり待ちたいです。
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