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ものがたり珈琲に短編小説を寄稿しました

みなさま、おはようございます!上田です。
このたびものがたり珈琲さまから依頼され、短編小説を書きおろしました!

ものがたり珈琲とは、コーヒーと小説がセットで届く体験型定期便、またはペアリングギフトのサービスです。ブレンドの監修をされているのは、世界No.1バリスタの粕谷哲さんです。

サイトはこちらから。

「すぐそばの幸せ」を、コーヒーと小説にのせてお届けします

ものがたり珈琲公式サイトより

以前から、noteの知人でものがたり珈琲に寄稿している方を幾人も知っており、ひそかに「私も寄稿できたら」と思っていたところ、お仕事を依頼していただきました。

ものがたり珈琲の定期便では、毎月2種類の珈琲と、そのブレンドのコンセプトに呼応した2本の短編小説が、届きます。小説はなんと、冊子だけでなく電子書籍と朗読音源といった3種類の楽しみ方で堪能できるそう。

私は7月分を書き下ろさせていただいたのですが、7月のテーマは「愉しさと優しさ」。私は、愉しさのほうを執筆いたしました。

すてきなご紹介、ありがとうございます!そして7月のもう1本の小説の書き手となられているのは、ひな姉ことあらしろひなこさんです!

私の分の短編の朗読を担当してくださっているのは、渡部郁子さん。ひな姉さんの短編の朗読を担当してくださっているのは、植木歩生子さんです。きっと届いたら何度も聴いてしまうだろうな……。

7月分のものがたり珈琲のお申込み期間ですが、6/16~7/15となっております。

6月16日-6月30日の期間のご注文は7月10日頃に、7月1日-7月15日の期間のご注文は7月20日頃にお届けいたします。

ものがたり珈琲公式サイト

私は、このような作品を寄せました。簡単なあらすじです。

タウン誌を発行する小さな出版社に転職した瑤子は、そこで小学校時代の同級生である未希と17年ぶりに再会する。二人は十二歳のときの宿泊学習で、密やかな思い出を共有していた。職場の先輩後輩という立場を離れ、元クラスメイトとして共に食事に行った晩、懐かしさと浮きたつ気持ちで、二人の会話は止まらなくなる。結果、終電を逃してしまい、瑤子の家に未希は泊まることになった。翌朝、瑤子が未希に用意したものとは――。

ものがたり珈琲 上田聡子担当あらすじ

もちろん珈琲をテーマにした小説でして、構想するのも執筆するのも、たいへん楽しかったです。

みなさま、ぜひこの機会に珈琲と短編のペアリング体験「ものがたり珈琲」を楽しんでみてください!

では、どうぞよろしくお願いいたします。
自分の分だけでなく、ひな姉さんの作品と、それに合った珈琲も早く味わってみたいなと思いながら、わくわくしている私です。


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