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【雨の日の読書タイム】いままで書いてきた短編を一挙紹介!

こんにちは、ほしちかです。日中の仕事のほうで大きな動きがあり、なかなか楽になりそうもなく遠い目になっている昨今です。でもお給料をいただいてるので、がんばります。

さてさて、過去に書いてきた短編で自分が気に入っているもの、上手く書けたなと思うものをたくさん紹介していきますよ。

過去作へのスキもコメントも大歓迎。よかったらゆっくりして、お茶でも飲んで、読んでいってくださいね。

「今夜は三人で」
子供の頃転校を経験した僕。大人になってずいぶん経ってから、当時の友達から突然連絡が来て――知ることになるある事実と、変わらない友情の物語。

「ポケットの中のチョコレート」
バレンタインの日は大雪。後輩の佐竹とともに乗っている車は、渋滞で動かない。シングルマザーの私は、家で帰りを待つ娘を心配しつつも、佐竹のことが気になって――。noteのおすすめにも選出された作品。

「こたつから出てこない」
コンビニと警備員の仕事のダブルワークをしている僕には、ひきこもりの姉がいる。働こうとしない姉にいらいらしつつ、それでも姉のことがどこか心配で――家族のストーリー。

「夜桜に約束」
職場で異動があったばかりの春、恩師の先生のお通夜の知らせに、俺が斎場に行ってみると、東京で絵を描いてがんばっているはずのかつての同級生の斉藤紀子が来ていて――淡い学生時代の恋の記憶がよみがえる――。

「兄の婚約」
朴念仁だったはずの兄が、夏の盛りに婚約者を連れて実家に来るという。恋人と別れたばかりで、気が立っている妹の「私」は、よく出来た兄のお嫁さんが面白くないと思っていたが――noteのおすすめに選出された作品。

「朝から夕方までの喫茶店」
独身の礼子が一人できりもりする、喫茶店「あーるぐれい」の開店から閉店までをなぞったストーリー。入れ替わり立ち替わり、いろんなお客が現れて、日常を彩っていく。

「letters」
第32回太宰治賞一次通過作品。つきあっていた菅野さんと別れた私は、秋に引っ越しをする。淡々と流れていく日常のなかで、二人で過ごした日々を冷静に振り返ったり、日常を見つめ直したりしながら時は流れ――。

「ひとりで生きる」
高校で国語教師をしている蓉子の日々を描いた作品。女性が働いて生きるということを、自ら問い直す蓉子の姿に、女子生徒や妹もまた、自らの生き方を重ね合わせる。noteのおすすめに選出された作品。

「フレンズ」
仕事を辞めて家で心の病気の療養をしている莉穂。大学の同窓会のために上京した莉穂は、そこで実家が書店だという幡中くんと出会う。幡中くんが気になる莉穂は、仲良くなろうとするが――ほのかに苦いラストをお楽しみください。

「女の暮らし」
SNSでの「暮らし」や「料理」の写真にはまる、病院で医療事務として働くなずな。こんなに丁寧な暮らしをしてみたい、と思いつつも、自分の日常は忙しさに追われるばかりで、画面の中との落差にいつもがっかりしてしまう。

「僕のあだ名は」
動作がのろい小学生の僕は、みんなから「トロ」って呼ばれてる。学校でからかわれたのがつらくて、学校を休んだ僕だったが、すし職人の父さんが釣に連れていってくれて――。児童文学です。

「忘れちゃいけないお弁当」
漫画家の父さんと二人暮らしの僕。父さんは料理が下手だから、僕は親子遠足のお弁当を父さんがちゃんとつくってくれるか心配で仕方ない。クラスでは将来漫画家になりたい幸田つむぎと親しくなるが――。児童文学の賞である第五回草原賞優秀賞受賞作。

というわけで、いままで書いた短編を一挙紹介してみました!よかったら、読んでみていただけたら、こんなにハッピーなことはありません。

よろしくお願いいたします。

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