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カクヨムで素敵な読物に出会ったよ3選

こんにちは!ほしちかです。

迷った末にnoteとカクヨムの二足のわらじを履こうと決めて、カクヨムのほうでも小説を更新したり、ほかの方の作品を読んだりしていたのですが、早速素敵すぎる私の好みどんぴしゃな作品に2つも当たってしまったので、こちらでもご紹介しようと思います!あと1つは、お母さまが書く娘さんの闘病記で、こちらも心打たれたのでご紹介!

まず、三條すずしろさんの「伊緒さんのお嫁ご飯」

小さな出版社に勤める「僕」の口から語られる、お嫁さんの「伊緒さん」が用意してくれるごはんのこと。1話完結の連載なのですが、お料理を作る上でのヒントもいっぱい、お料理描写も温かくて美味しそう、時折はさまれるお料理にまつわる歴史の豆知識なども、とても面白い。読むとほっこりします。一回一回、手を変え品を変え、いろんなお料理と夫婦二人のほっとするエピソードが挟まれて、とても温かい作品です。

次は、如月芳美さんの「クロード葉月先生の徒然日記」

フランス人の血が入った、理科教師のクロード葉月先生は、めぐる四季のあれこれを大切にしながら、自然の中で暮らしている。花も虫も動物も、みんな葉月先生のお友達のよう。その中で、たずねてきた人と旬のもので料理をしたり、草木染をしたり、天体観測に行ったり――日々せわしないと見逃してしまう、ささいなことにも、葉月先生は気が付いて、それを楽しむ術を知っている。同僚の先生との淡い恋のエピソードも素敵すぎます。

最後は、天崎 剣さんの「起立性調節障害の娘と向き合うため介護休暇を取りました」

5人のお子さんを夫婦共働きで育てているご一家の、次女さんが、朝起きることができない「起立性調節障害」という病気になってしまって――病気を治そうと奮闘するお母さんがつづった、家族ルポタージュというかノンフィクションというか、の作品です。子どもの不登校は、いまやどの子でも起こる可能性がある現代の問題ですが、フルタイムで働き、家事・小さい子の育児を目の回る忙しさでしながら、次女さんに真摯に向き合うお母さん(天崎さん)にただ頭が下がります。この病気の理解が進むことを願い、シェアします。

というわけで、3選ご紹介しました。最初の2作は、もう私のもろ好みというか、ドストライクの作品だったので、私と感性の合いそうな人は(笑)ぜひぜひ読んでみてください!

というか私もこんなの書きたいぜよ。もっと思ったより、自分の好み全開で作品を書いてもいいんだな、と認識させられた2作でした。

3作目は、もう、本当に鬼気迫るすごいエッセイだったので、どうしてもご紹介したく。病気の闘病記が家族の方から書かれることの意義を思わされました。

それにしても、noteって、貼ったリンクが見やすいから、すぐ飛べて、最強のブログサービスですね。

noteの作品もカクヨムの作品も、これからこうして紹介していきたいです。またよろしくお願いいたします!

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