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苦手なことの動機づけ

※本文少し修正しました。投稿してすぐ読んでくださった方すいません。

「今年こそ掃除と片づけが得意な人になりますように……」と念じているのに、一向に上手くなる気配がない私である。思うに、物事をゆっくり丁寧に進めるのが苦手で、マイペースな速さで、ものを棚に適当に突っ込んだりするからいけないのだ。

もっと落ち着いて、深呼吸して、丁寧にものを並べたり、たたんだり、しまったりできたらいいのだが、雑な私は、どうしてもぱっぱとものごとを進めたくて、その進めたいスピードで手をざくざく動かすから、何もかも上手くいかない。

そんな私にとって、こんまりさんはじめ、収納術・掃除術の本を書ける方というのは、本当に人智を超えた神技を駆使しているようにすら見える。

以前にcakesの連載でスイスイさんが、【史上最大の】ありのままを愛してよハラスメント2017【夫婦喧嘩】というタイトルのコラムの中で「インスタグラムに投稿する、ごく狭い範囲は片づけるんだから、インスタグラムで撮る範囲を部屋全体に広げたらいい(というアドバイスを友人からもらった)」といった私には想像もつかなかった解決策を示していて、すげー!と思ってしまった。

苦手なことを克服するのには、動機がとにかく必要で、その動機を「インスタに良い写真を投稿したい欲」とダブらせて、掃除欲につなげたのが素晴らしいと思う。

また、最近読んだ堀江貴文さんの著書『多動力』の中で「掃除をする時間は自分にとって一切ワクワクすることではないから、ホテル暮らしにして、掃除という自分にとって無駄な時間をけずった」という内容の文章(要約してあります)が出てきて、これも素晴らしい解決策だな~と感じた。

もう一度言う。苦手なことを人生からなくすには、動機を工夫するか、それ自体を外注してしまうなど、やらずに済む方法を考えるべきだ、と。

ただ、私にとって掃除片づけはというと、いっさいやりたくないことではなく、できることならそのスキルを身に着けたいことなのである。なので、人生の中から、掃除を排除してしまう(たとえば、がんばって自分が働いて、そのお金で家政婦さんを雇う)などするよりも、今は動機を工夫して、少しでも、できるようになっていくよう、自分で自分を仕向けていくことが大事だ。

で、その掃除の動機をどうするかであるけれど、私のよくやる方法として「なりきり」がある。たとえば「家事代行サービスのスタッフになったつもりで、憧れの俳優さんの家に掃除をしに行く」だとか。あ、笑ったあなた、意外とこういう現金な空想が、掃除をがんばる動機になったりするんですよ!

アニメが好きな女性は、ファンの二次元キャラの部屋を掃除しにいくつもりになってもいいと思う。

ポイントは、自分(家族含む身内)の住んでいる家だと、どうしても片づけが甘くなってしまうから、自分の大好きな相手の家を掃除するつもりになりきることである。そして、どうせなら、やる気ゲージを最大に上げるためには、芸能人や二次元の存在など、絶対に手に届かないような相手がいい。これもひとつのときめき掃除術である(こんまりさんごめんなさい)

というわけで、今日も今日とて、苦労しながら、家を片付けている私であるが、どなたかもっといい解決策があったら、どうかコメント欄で教えてほしい。

掃除をする動機・また掃除が得意な人の方法・苦手なことをどう動機づけするか、など、なんでもいいので、教えてくださったら、ぜひとも参考にさせていただきます。

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