空の軌跡FC モブの全会話を聞く旅 総まとめ(ネタバレあり)

英雄伝説 空の軌跡FC モブの全会話を聞く旅として、youtubeにプレイ動画をアップさせて頂いたのと、各動画ごとにモブの会話やメインストーリーについて色々語らせて頂きましたが、今回はその中でも特に軌跡シリーズ全体に関わる(かもしれない)事柄をピックアップしてみたいと思います。

大前提

空の軌跡シリーズを終えた時点ではどのプレイヤーも、軌跡シリーズ=結社と七至宝を巡っての冒険譚、だと思ったに違いないでしょうが、結社は七至宝を集めることが目的ではないということは閃の軌跡IVでカンパネルラから明言されています。「幻の至宝同様、仮にそれらが消滅したとしても構わない。7つの至宝がこの"可能世界"において人の手で如何なる結末を迎えるのか。それを導き、見届けること自体に盟主の計画の意味はある。」と。

そして、帝国の黄昏とそれに付随する流れ(空の軌跡FC/SC/3rd、零/碧の軌跡、閃の軌跡I~IVの一連)は黒の史書によって"ほぼ決まっていた"シナリオをなぞった出来事だったことが明かされています。そして、これからがヒトの時代、だと。

さらに創の軌跡と黎の軌跡シリーズでこれまで語られた内容から察するに、軌跡シリーズ=可能世界がヒトの手で如何なる結末を迎えるのかの冒険譚ととらえた方がよいのでしょう。まだ謎だらけでこれ以上の表現ができないですが。

そうなった時に、キーワードとなりうるのは以下のようなものだと思います。このキーワードに関わりそうなセリフを中心に、少し深掘りしてみたいと思います。と言っても、空の軌跡FCだとまだまだ明かされていないことが多いですが…

  1. 可能世界

  2. "外"の世界(おそらく可能世界と対になる言葉)

  3. 七曜脈

  4. 導力、オーブメント

  5. 七至宝、古代ゼムリア文明、アーティファクト

  6. 聖獣

  7. 七耀教会、空の女神

  8. 始まりの地

  9. 盟主

  10. 悪魔、高位次元


重要(そう)なセリフや考察

というわけで、メインストーリー含め、空の軌跡FCで聞けた重要(そう)なセリフや私が記事で書いた考察について、各Partからピックアップして、さらに考察(というか半分は妄想)を加えてみました。

  • Part07より、アルバ教授のセリフ。

    • 「この至宝の力を借りて海と大地と天空を支配したそうです」

      • 比喩的な表現ととらえてもよいですが、黎の軌跡までに「海」についてはあまり触れられていないですね。黎の軌跡は「時の至宝」の可能性が高いかなと勝手に思っているので、「水と風」が出てくるときには海にフォーカスされるかもしれませんね。

    • 「およそ1200年前、謎の災厄によって古代文明が滅びた時、セプト=テリオンも失われました」

      • これは若干史実に反していると思います。空の至宝はリベール王家の始祖たちが自ら封印したのであって、謎の災厄(=大崩壊を指しているはず)によって文明が滅びたわけではない。幻の至宝も謎の災厄がトリガーで失われたわけではなく、至宝自らがトリガーになっていたはずです。

      • とはいえ、時期を同じくして七の至宝が失われたのはおそらく事実なので、根本の共通のきっかけというのはあったのかもしれません。それを「謎の災厄」=「大崩壊」と呼ぶのであれば、それはいまだ軌跡シリーズでは語られていないものだと思います。

  • Part30より、カペルからの情報

    • 技術全般

      • 導力器:時間が経てば内部の導力が回復する。

        • この機能は正直本当に謎です。導力は何らかの形で七耀脈とリンクしているんでしょうか?でもそうなると七耀脈が活性化した時に何らかの影響を受ける気もするのですが、今までそういう事象は語られてきていないと思います。

        • 導力とはそもそも何か、を説明できるのがエプスタイン博士くらいしかいないのであれば、導力そのものに重要な秘密が隠されている気がしてなりません。

  • Part42より、リヴァル司祭のセリフ。

    • 「はじまりの地は形も姿もなく、暗闇と激しい風だけが支配する世界でした。そこに光を与えたのが女神エイドスなのです」

      • このセリフが真実だとすると、エイドスは古代ゼムリア文明よりも昔、それこそゼムリア大陸が形を成す前から存在した、ということになるかと思います。となるとエイドスは"外”の存在ってことになる気がします。

      • 教会がエイドスを広めたのは、"外"の存在を隠しやすくするためうまくカモフラージュするためというのもあるかもしれません。

      • そして、はじまりの地は"外"と特別な形で繋がっている気がします。

  • Part51より、カラント大司教のセリフ。

    • 「導力文明とはよく言ったものだ。セムリアの叡智を世界がこのような形で継承することになるとはな…。我らにはもはや見守ることしかできぬが…」導力≒七曜脈=ゼムリアの叡智、ということでしょうか?われら(=教会)には見守ることしかできない、というのも結社と立ち位置がほぼ同じな感じですよね。ただ、教会の方がよりヒトを正しく導こうと積極的に動いているのも事実。

    • いずれにせよ、教会の真の目的は今後も重要な考察対象になるでしょうね。

次に向けて

というわけでFC時点ではいろいろと謎だらけ。というか本当に軌跡シリーズの最後の最後でないと判明しないことも多いでしょう。なのでまだまだ考察というより妄想が強くなっちゃいます。が、作中のセリフから読み解けるヒントは漏らさず拾い上げたうえで、今後も妄想を広げていきたいと思います。

今後も、noteにどこまで書くかはわかりませんが、youtubeにはプレイ動画をアップして、いつでも作中のセリフを回想できるようにしておこうと思うので、ご興味あればチャンネル登録、高評価をよろしくお願いいたします!!




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