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意外と多いのでは?「かくれ繊細さん」という性質

HHS型HSPという言葉をご存じでしょうか?

私は数日前にであいました。
それは、Kindleで次読む本を探しているときのこと。

これまでの私の読書傾向から導かれた、たくさんのおススメ本。

その中に、
❝ その生きづらさ、「かくれ繊細さん」かもしれません ❞
という本がありました。

今回は、この本をご紹介しながら、
「かくれ繊細さん」について学んだことをまとめてみます。



「かくれ繊細さん」とは?

かくれ繊細さんとは、
繊細で傷つきやすく、他人に自然と共感してしまう特性であるHSPの特徴と、
外交的で新しい情報や刺激を求めてしまう特性HSSの特徴、
その両方を持ち合わせた人。

そのため、HSS型HSPと分類されます。
それを「かくれ繊細さん」と呼んでいるわけです。

相反するこの2つの特徴を持ち合わせているため、ややこしい。

外交的な部分があるため、周りの人もまさか繊細さんだとは思いません。
時として、自分でさえ気付きません。

私自身、これまで「繊細さん」は自分には関係ないと感じていたのです。
HSSの部分が原因でした。

友達からは活動的、行動力があると思われているし、
初対面の人とも打ち解けるタイプ、
新しい場所、経験をしたがるタイプ……
逆に、同じことを繰り返すことに苦痛を感じ、変化を求めて違うことに手を出す。
しかし、少しすると飽きる。
いろいろ手を出すものの、これといって極めたものがないのがコンプレックス。

一方で、
悩みがなさそうとよく言われるけれど、めちゃくちゃ悩みがち。
ただ、悩んでいる姿は人に見せたくない。
なぜなら、周りの人は私が悩む姿を望んでいないと思っているから。
ワイワイするのが好きだけれど、その場を客観視する自分がいる。
定期的に一人の時間が必要。

このあたりのことが、HSS型HSP(かくれ繊細さん)の特徴として、本にズバリ書かれていました。

かくれ繊細さんは人口の6%

本書によると、HSS型HSPという性質は、人口の6%とされています。

え??本当に?

私は、人口の100%が自分と同じような気持ちを抱えながらも、
いろいろ感じ、悩み、考え、行動しているのだと思っていました。

意味わかります?

つまり、自分の性質を当たり前(人間のデフォルト)だと思っていたのです。
それが、まさかの6%!


考えてみれば、人によって感じ方や考え方は全く違うわけなので、
人の数だけ性質はある。
でも、大きく分類してみると、少な目な性質なのだそうです。

ただ、なんとなく生きづらさを感じているのであれば、
HSS型HSPといった性質が影響しているのだとわかるだけで、
スッと楽になれる気がします。

本との出会いはおもしろい

そもそも、この本がおススメされている時点で、私の読書傾向がわかりそうですが、最近、夢中になれることがなくて、何か手がかりがほしくて本を読みあさっていたのでした。

「繊細さん」という言葉はHSPのことだと認識していたのですが、
「かくれ繊細さん」とは???

「繊細さん」には当てはまらないことは自覚していた私。

一方で、
この本には、驚くほど自分のことが書かれてあったのでした。
どうやら、私はかくれ繊細さんという性質を持ち合わせているようです。

かくれ繊細さんとは、あくまでも人の性質のことで、病気ではありません。
ただ、体に痛みがあるときに、診断名がついたことで、痛みの状態はかわらないのに、なぜか安心できる感覚に近いものがありました。

かくれ繊細さんは、「かくれ」がちなので、
もしかしたら、この性質に早く気付けていたら……という人もいるのではないかと思います。

いろいろ考えがち、自分軸が定まらない、自分の中に何かが渦巻いている、自分には何かあるはずだ、そんな風に思っている方にお勧めしたい本です。

本書を通して、客観的に自分を見たような感覚です。
そして、我ながら、めんどくさい性質を併せ持ったものだな、と
感じています。

この性質は遺伝的要素もあり、生まれ持ったものだということなので、
うまく付き合っていくしかありません。

ただ、6%しかいないマイノリティだとしても、
人類の長い歴史の中で、この遺伝子が残り続けて私のところにもやってきて
性格として発現しているのには何か意味があるはず!

そう思うことで、どちらかというと面倒な2つの性質をもった自分を受け入れることができました。

6%といわれているけれど、本当はもっと多いのでは??
と心のどこかで思っています。

何と言っても、❝かくれ❞繊細さんなので。
きっと隠れているだけだと思うのです!

気になった方はぜひ読んでみてください。
もしかしたら、「かくれ繊細さん」かもしれませんよ。






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