冥王星が水瓶座に移って、立春を迎えて…
立春を過ぎて、ようやく気持ち的に新年に切り替わったような、そんな雰囲気を感じておられるかたが少なくないようです(ヒトハの身の回り調べ)。
東京は雪景色だそうで、しばらくはグズつくかな、空模様?
たまの日差しを浴びてると、「わっ、ポカポカする!」というくらい熱も感じられて春の予感をつかまえられるようになってきました。
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さて。
ここからは、星の動きのお話をします。
まず前置き。
占星術の考えでは、天体がサイン(星座)を移動するとき、わたしたちにさまざまな影響を与えるとされ、おおきく取り上げられるトピックのひとつです。
雑誌やテレビの12星座占いで取り上げられる「わたしの星座、あなたの星座」というのは太陽のサインが生まれたときに何座にあったかという太陽星座のことで、どなたにも馴染みが深いのはこれでしょう。
この太陽を筆頭に、占星術で主要に扱われる天体は
(太陽)、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星 の10個。
これらがそれぞれのペース(速度)でそれぞれのスタート位置から、順番にサインを移っていきます。
太陽のサインは約30日でつぎの星座へ。
月は約2.5日、
水星は約2週間~2ヶ月、
金星は約1ヶ月、
火星は約2ヶ月弱、
木星は約1年、
土星は約2年半、
天王星は約7年、
海王星は約14年、
冥王星は約12~32年で
つぎの星座に移ります。
※天体によって振れ幅があるのは逆行期間があるため
(石井ゆかり先生の毎日の占いは、主に月の星座をフィーチャーされてるみたいですね。cf.『月で読む あしたの星占い』すみれ書房)
もう一度、地球を加えて並べてみますが、
(太陽)、月、水星、金星、(地球)、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星 の10個。
細かくは端折りますが、地球よりもうしろの天体になるほど制御しがたく、影響が広範囲になるとされています。
天王星、海王星、冥王星はもはや無意識の領域で、こちらからどうこうできるものではないようです。
長くなりましたが、ここまでは前置き。
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で、つづきまして、このところのお話です。
占星術の先生方や発信者の方のあいだで、よく話題に上がっているひとつが冥王星のサイン(星座)移動。
1月21日、山羊座から水瓶座へ移りました。
この冥王星のサイン移動は、「3回に分けてじょじょに」、という“もったいぶり”ようで、
2023年3月24日 水瓶座へ
(この間、一回山羊座に戻る)
2024年1月21日 水瓶座へ ⇐ 今ここ
(この間、もう一回山羊座に戻る)
2024年11月20日 水瓶座へ
(2043年まで水瓶座をひた走る)
となっております。
で、この移動のなにがどうでザワついてるのか?
冥王星がもたらすものに、「破壊と再建」「死と再生」「不可避な変化と変容」があります。影響範囲も動きも究極的に膨れ上がり、限界を突破するような衝撃があるということなのです。
つまり、2008年以降、約16年かけて山羊座を移動するあいだに、冥王星は「山羊座的なもの」を徹底的にやり尽くし、再建してきて、今さいごの調整中といったところなのですね。
「もしかしたらあの現象は」「あの報道は」と、天体の動きを彷彿とさせる出来事を、占星術に則って「このように考えられはしまいか」と解説しておられる意見は、学びを進めるうえで参考になります。
(破壊したものの再建は、冥王星が水瓶座に移ったあとにも一部引き継がれるようにもおもいます)
この約16年に渡るの冥王星の動きは、太陽星座が山羊座や蟹座にある人に、とくに影響が大きく出やすいのですが、すべての人の出生図には山羊座エリアがありますし、天体は太陽だけでなないですし、お宙に山羊座のあるかぎり、関わりを免れるものはないでしょう。
このサイン移動を受けて、
「なんか、冥王星が水瓶座に移ってからスッキリした!オレ、風の星座だから??」
「えー、わたしも風の星座ですけど、めっちゃ調子崩してます!!」
などなど、ここしばらく、いろんなかたの情報を拝見しています。日々の感覚はお知らせとしてだいじにしたいところですが、個人レベルのこの先のことはまだなんとも言えないのではないかなと。
けれども、経過してきたことは振り返れますね。(記憶の限りですが…マンデラエフェクトなんかもあるみたいですが…)
2008年以降、世の中の大きな動きを振り返るといろいろ「あれもこれも」と取り沙汰できますが、個人的にはどうだったでしょう?
以下、個人的な話。
わたしは、、、(遠い目)、思えば遠くに来たものだ、という感じです。
実感として確かなことは、やはり人とのご縁。(わたしの出生図の対人、パートナーシップの部屋は山羊座にあります)
出会う流れにいいもわるいもないとおもっているけれど、
ほんと愚かだったな、でも精一杯だったな、という関わり方と別れがあり、そこで知らなかった自分を知り、学び?を経て、もっとも誇らしいと思える出会いを果たし、関わり続ける努力を手に入れた。今日も継続中です。
転職2回、無職期間のあいだに個展を開いて雑誌の仕事をしに神戸から福岡に移ったのも、心身を崩したことをきっかけに夫となる人と出会い、仕事の年季が明けてすぐに、占星術のさいしょの師匠に出会ったのも、この期間のこと。
ほかに挙げたらキリがないのでこのへんにしておきます。。。
なんか、たくさん、ごめんなさい、そして、たくさん、ありがとうございます。が、あまりにもありすぎて。
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まだ神戸にいるころ、ときどき通っていた洋服屋さんで買ったカットソー。本体はもうないけど、プライスタグや品質表示タグなんかといっしょにくっついてきたサイケなハギレだけ残してる。
プリントされている言葉が当時からずっと、わたしに語りかけてくれてるような気がするから。
" What a Long Strange Trip It's Been "
なんて長くて奇妙な旅だったんだろう
わたしは聞いたことないんですが、グレイトフル・デッドというアメリカのバンドのアルバムタイトルなのだそうです。
このバンド名、グレイトフル・デッドの由来となった「感謝する死者または天使」という言葉もますます聞き捨てならないな…と、星読みの活動を通じて人と出会っているうちに感じ始めたことです。
星の一葉 ⁂ ホシノヒトハ
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