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新月図リーディング|2024.04.09牡羊座新月(トランジットの日食の解釈)

2024.04.09、日本時間では未明過ぎに牡羊度で新月を迎えましたね。
少し遅れ馳せで新月図のリーディングです。

2024年4月9日3時22分 牡羊座新月図(チャートの地点は東京)


『胎動』というイメージが浮かぶチャート。

牡羊座に主要な天体や感受点がギュウ詰めです。

新月=太陽と月には小惑星カイロンがバチバチに重なっています。
さらに日食でもありました。

この、とってもremarkableな新月の度数のサビアンシンボルは、
『冬に若い女の子が鳥に餌をやっている』。

ちいさくて脆いものを労る気持ち。

今、じゅうぶんでない立場にあるだれかやなにかに声をかけたり手助けしたりする。
そんな思いやりが自分のなかにあるとしたら、どんなカタチをしているか?あるいは立場が逆だとしたら?
ちょっと気持ちを向けてみるとよいかもしれません。

そして、牡羊座の両隣のサインもパワフル。魚座では火星と土星が重なり、牡牛座ではまもなく13年ぶりに木星と天王星が重なります。なんのカウントダウンでしょうか。

1~3ハウスにいろんなものが集中しているところも鑑みると、隅々にまで行き渡る状態をゴールだとしたら、そこに至る然るべきプロセスが用意されている印象です。

『胎動』は、やがて迎える『臨月』に収斂されるまで、地道に規則正しく繰り返し命を育む。今はまだスタートに近い地点で個々の持つチカラをしっかり育てて温存して、身近なところでのお披露目を目指す、といった様子でしょうか。

「普及させたい」、けれども「まだ時期尚早かもしれない」のせめぎ合いも感じます。

あるべきところに、あるべきように。

なんだか謎掛けされてるみたいですが、抵抗なくできることは積極的に進めたい。そんな気持ちにさせられる新月図だとおもいます。


ここしばらくのお楽しみ。ところどころ実践しながら読んでいる。


こないだの天秤座満月は月食、今回の新月は日食だったので、先月取り寄せたばかりのこちら↑のトピックのひとつ、『ノードと日食・月食』(賢龍雅人先生のパート)は砂地に水が吸い込まれるような感覚で読むことになりました。

ノード(ドラゴンヘッド・ドラゴンテイル)と日食と月食について、その仕組み、歴史、観測のされ方、チャート上での動きなどなど、いろいろな視点で語られていて、興味深い!

今回のようなトランジット(実際の空で経過中)の日食についても記述があったので、一部ご紹介。

日食が個人にどのような影響を与えるのかについては、まず新月から考察してみましょう。(略)ホロスコープ上では、太陽と月、ノードがコンジャンクションします。これは、未来の目的目標(太陽)、それを叶えたいという欲求(月)、繋がりや縁(ノード)を示すので、願っていた縁や機会を得るタイミングとして考えることができます。

『鏡リュウジの占星術の教科書Ⅳ』p.63|ノードと日食・月食/賢龍雅人


次の食までの約半年のあいだ、影響が続くと観るのがひとつの目安である、とも触れられています。
月食から日食、引き続き“ご縁”がフィーチャーされているようです。

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近所の川べりにて。

今年の桜前線はのっそりやってきたのに、去り際めちゃ早くないですか。

ここ数日、うちのベランダからは散り始めた桜の木々のあいだでアクロバット飛行している燕が見られます(たぶん番い)。

季節のリレー、そんなに急がなくても~...と惜しむ気持ちで、あと少し、桜吹雪を楽しませてもらいたいです。

星の一葉 ⁂ ほしのひとは

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