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満月図リーディング|2024.02.24乙女座満月

神棚にお供えしている榊、ここ一週間くらいでニョキニョキ新芽が出てきています。

元気!
めんこい!
花もつけてくれるの?!


これまでに花が咲いたことありましたが、根が出て芽が吹いたのはここ数か月のことで、棚の最下段にテンセグリティを置くようにしたのは、なんかヨカッタのかなっておもっています。

昨秋、京都で開催されたWSで組み立ててきた共鳴テンセグリティ。
棚の最下段にジャストミート!




それはさておき、ゆうべ、乙女座で新月を迎えましたね。
以下、新月図のリーディングです。

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半月前の水瓶座の新月図とは対照的に、西半球寄りの天体が多く、月だけポコンと東寄りに。しかも12ハウス(ハウスシステムによっては11ハウス)に入っていますので、

「俺ぇーーーー!」と表舞台にじゃんじゃん出ていくよりも、

「なんとかやってみましょう」と、隠れたところで人助けとか、
あるいは「あなたあっての自分です」「ここがあるから、わたし、やります」という雰囲気。

この満月が示すサビアンシンボルは、

魚座6度の太陽
『正装した軍隊の将校たちの行進』
乙女座6度の月
『メリーゴーランド』、

この対がある意味面白くて、あくまでステレオタイプなサイン観になりますが、

うれしたのしドリーミング、懐広き深き魚座

「わたしここまで、あなたそこまで」とお互いの境界線を守る、折り目も仕事もキッチリな乙女座と、

それぞれの「らしさ」に照らし合わせると、『正装した将校たち』こそ乙女座で、『メリーゴーランド』こそ魚座なのでは?と、役割を交換したようなシンボルに思えてきます。

とはいえ、
意外と魚座には「軍隊」や「将校」、「古代の剣」や「石版」など、おカタイイメージを暗示するシンボルがいくつかあるし、

乙女座には「女子のバスケチーム」とか「ハーレム」「火山の爆発」とか、
ノリの良さやウハウハさ(?)を謳うシンボルもあるんですよね。

星図の示すあれやこれやは、断面によっていろんな輝きを見せてくれる貴石とか、カタチも勢いも毎瞬変えてくる波みたいで、ほんとにずっと見ていられます。

話を満月図に戻しますと、

今はまわりの環境にありがたく頼って、そこで安心してできる反復練習をする、ですとか、

恋に恋をするような、胸が高鳴る気分や情感に浸る

それこそ正装して会いに行きたいようなヒトやそういった場で献身的にお勤めする、ですとか、

そういうイメージで、なにかをリピートしてみたり、気になってるところをテコ入れしてみる、はたまただれかとの関わりで自己演出してみたりするとたのしいかもしれません。

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そうそう、「献身」といえば、乙女座/魚座軸が思い起こされます。

わたしの大大大好きな、西村しのぶ先生の『砂とアイリス』を例にとって、少しだけその雰囲気をご紹介したいのですが、

※この先ネタバレ。ラストシーンを自力で知りたい方は、5巻読み切ったあとまたのお越しを!



西村しのぶ著『砂とアイリス』第5巻。


最終巻のラストシーン。

「今日の この現場は わたしのもの」
「献身を 誓います」


主人公の発掘女子、“長瀬”をこれほど的確に言い表すセリフはないとおもわれますし、“長野”を離れたとしても、普遍的な乙女・魚感に溢れている…そう感じています。

いつか、乙女座か魚座のシーズンにお話ししたかったことでした。


【オマケ】
以下はまったく余談ですが、“長瀬”の親友“永野”との、このへんのシーン(5巻掲載)。

左:主人公、発掘女子“長瀬”、右:“長瀬”の親友、“永野”。
“永野”も発掘系研究員。

このニットキャップをかぶった“永野”に限っては、エレガントなプロ奢さんにしか見えない。西村先生、、、もしかして???



星の一葉 ⁂ ホシノヒトハ


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