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豊かな海になる

前世についてお話したいと思います。前世を思い出して感じるのは、まるでみんなでGoogleマップを作っているようだということです。私という魂(源)がいくつかに分裂して、それらがそれぞれ個体として個性を持って旅を楽しんできては、元の場所に戻って来て経験をシェアするという感じです。

たまに前世を覚えたまま産まれてくる方もいらっしゃるそうですが、私の場合、後から思い出したタイプです。私の地球での前世は、エジプト辺り(もしくはインド)と日本で過ごしていました。イギリスも何か関係がありそうなのですが、決定的証拠がまだないので保留にしています。

エジプト辺り(もしくはインド)については巫女さんに見てもらい知りました。自分自身も思い当たることや特徴が合致していたのと、前世の話を聞いたとき自分の魂が、懐メロを聞いたときみたいに嬉しがり始めたので、あっ!ビンゴだとわかりました笑(もしくは「昭和◯年代生まれが懐かしいオモチャ!」という動画を見てはしゃいだり、喜んだりしているような感じです)

エジプトかインドかは微妙なところで、巫女さんも「エジプト辺り」とおっしゃっていました。こうハッキリ言えないのは、私は以前、アカシック・レコードにアクセスしてインド人の女の子を見たことがあるんです。真っ黒な背景に首だけ、決して美人ではないけれど(失礼)むちゃくちゃ堅そうなインド人の女の子がポワンと見えました。(誰?って思った…)

アラブのカンドューラのような白い布を頭から纏って、サークレットらしきヘッドドレスをしていました。アジア系の薄い褐色肌、黒髪、黒い瞳です。ハッキリとお顔が見えまして、顔立ちだけ言うと、エジプトよりはインドかなと思いました。石造りの白くて広いお屋敷のような建物、そして砂漠がぼんやり見えました。

こんなイメージです。なんか……インド映画の登場人物を紹介しているみたいになっちゃった笑(しかもこんなに美人じゃない)

エジプトとインドって、調べてみると白い布を纏ったり、ヘッドドレスをしていたり、砂漠もあったりで特徴が似ているんですよね。巫女さんが「エジプト辺り」と言っている場所が、私が見えたインドなのかもしれません。

もしくは現代とは世界線が違うのかもしれません。だとすると、国境も歴史も少し変わってきますから。

日本についても同じ巫女さんに見ていただきました。こちらもとても興味深かったです。というのも昔、自宅のベッドで寝ていたとき、突然、前世自分が日本人だったのを思い出したことがあるんです。前世の夫今の夫で子どももいました。夫と子どもを戦のようなものでいっぺんに亡くして(殺されて)いるんです。ちょんまげのような髪型でしたので、鎌倉時代以降かと思われます。

巫女さんには何も言わずに見てもらいましたが、細かい情報までもが一致しておりました。いやはや、すごい才能ですね。

(前世が見えたお話は、もっと詳しい内容を後日書きたいなと思います。見え方など興味のある方はそちらをご覧下さい)

さて冒頭でも述べましたが、前世を思い出して感じることは、まるでみんなでGoogleマップを作っているようだということです。私という魂(源)がいくつかに分裂して、それらがそれぞれ個体として個性を持って旅を楽しんできては、元の場所に戻って来て経験をシェアする。

お互いのことは、他人とは思っていないけれど、という仕切りはちゃんとある。仲間というよりは、同じ目的・同じ方角を向いて歩いている同志という気持ちを抱いています。

分裂した個が元の源に戻ってきたときは、強くなるとか、無敵になるというよりは、『豊かになる』というのがしっくりきます。何の変哲もない普通の海、もしくはちょっと汚れたくらいの海が、海洋を清掃したり、山に緑を増やしたり、新しい知識で科学し直すことで、微生物が増えて、魚も増えて、豊かで綺麗な海になる感じです。

さらに深堀りすると、私たちは、前の人生で得た特性を引き継ぎながら、次の人生を送っているようです。だから前世の影響を受けて、初めてなのになぜか出来ちゃう、好きでもないのになぜか得意なんてことが起きます。

私もエジプト辺り(もしくはインド)の前世では絵を描いていたので、今世もなぜか得意です。子どもの頃にはアトリエ教室に通っていましたし、今でも年に一度は無性に美術館に行きたくなります。そのせいか、美術館や博物館で働く人たちの資格、学芸員の資格も取得しています。ただ今世で絵をやるつもりはないので、得意というだけ。たまにこの才能に助けてもらう程度です。

この「前の人生で得た特性を引き継ぎながら、次の人生を送っている」状態は、転職を例にするとわかりやすいです。

例えば、転職を3回した人がいるとします。最初の仕事は医療系。そこから事務系に転職して、次は営業系、その次は個人事業を立ち上げてネット通販事業、という経歴の人がいたとします。この場合、前職で得た『経験に基づいた知識』を引っさげながら次の仕事へと移るので、知っていること・できることのバリエーションは、転職をしていない人に比べて多いです。

転職経験がなくイメージがつかない人は、部署の異動を想像するとわかりやすいです。労務、経理、店舗、顧客サービスなど、いくつかの部署を担当してきた人は、担当した部署の数に比例して、知識も経験も人脈も多くなります。多角的な視点から問題解決することができます。

ゲームにも例えてみましょう。次のステージに行くときは、それまで獲得した特性は引き継ぐけれど、パラメーターは下がりますよ、と言ったらわかりやすいでしょうか?特性も経験値もUPした状態で攻略するなら、ステージ1のときよりもステージ10のときのほうがスキルを発動しやすいし、強いし、高いスコアを出せます。

同じことが輪廻転生でも起きているのかな?と私は思うのです。どうやら仕組みは似ているらしいと……。

その仕組みを鋳型に、みんなでGoogleマップを作っているようだと思ったのです。A地点、B地点、C地点と散らばっている『魂(源)から分かれた個』たちは、まるでインターネット網が張り巡らされているように見えないケーブルで繋がって、知らない間にアップデートされたり、情報が更新されたりしながら一緒に成長していく。時代・次元・世界線はまちまちだけれど、見えないケーブルを通して時空を超えて繋がっている。

そして魂(源)に還る。豊かな海になるために。

そう考えると今この時代、この地球で経験しているすべてのことが貴重で、切なくて、愛おしいのです。

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