幽霊をゲットしたい女性

町で、突撃インタビューをする。サガミさんという女性に当たった。
美人な女性だ。恐らく20代後半。一般の方だが、彼女にはタレントの恋人がいる。

「私の健康上の理由で…?今はお付き合いを控えている」「私の恋人は、IKKOさんと同じようなジャンルのタレント。恋人は、IKKOさんとは仲が悪い」「今から、恋人のためにある場所へ行く」

女性の歩き方は速い。或いは自転車にでも乗っているのか。それでも私は吸い込まれるようについていく。

最初は町に居た。他にもたくさん人がいた。が、道は細くなっていく。人気が無くなっていく。私たちはどんどん奥まった、暗いところへ進む。
私は段々嫌な予感がしてくる。

古い洋館のある場所に着いた。とてもホラーな雰囲気だ。

「私、霊感があるんです。今日はここで幽霊をゲットして、恋人にあげるんです。あ、ちなみにここは廃墟ですよ」

女性は全然怖がっていない。これから多分、いや絶対に、この中に入っていくつもりだ。
本来なら、インタビューだから、ついていくべきだ。女性が拒否さえしなければ。
が、私は古い洋館を前に、物凄く怖くなって、

「短い間だったけど友達になれてよかった。さようなら」

と、女性を置いて、来た道を引き返そうとした。

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大野

夢メモ2

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