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サイクリングシティ台中の魅力

台湾は世界的に有名な自転車メーカーがあるってご存知ですか?
とっても便利なシェアバイクサービスYoubikeは、台湾の自転車メーカーGiantが提供しています。
とくに台中は、サイクリングが盛んな街。
緑に囲まれた道や、川沿いの道、鉄道下をずっと走れる道など、様々なサイクリングロードが整備されています。

旅行者でも使えるシェアバイクYoubike の利用方法はこちらの記事を参考にしてくださいね。

今日の中国語◆流汗

意味 汗をかく
発音 リョウ ハン

台湾台中市にある星のやグーグァンは、標高800メートルの山に中にありますが、週末になると本気のロードバイカー達がたくさん走っています(注:グーグァンへの道は特にサイクリングロードとしては整備されていないため、チャレンジする場合には安全にお気を付けください)
ずっと上りで相当大変な道のりであろうと想像するわけですが、その苦労の後に入る温泉もきっとまた格別ですね。

おすすめコース:東豐自行車綠道

今日ご紹介するのは、ウリボのイチオシ、台中市の北東にある『東勢』という街をつなぐ、自然豊かなサイクリングロードです。
近くに行くと、レンタルサイクリング屋さんもいっぱいあり、このサイクリングロードについては、こういったお店で電動自転車を借りるのもおすすめ!台湾の電動自転車はもはやスクーターか?という漕がなくても進むものが多く、長距離ライドも楽々です。

全長は約13kmのコース

今回ウリボは、13km全部は行かず一部を往復する形で、ピンク→黄色→ラベンダー色の順番で走って3.5時間くらいでした。電動バイク最高!

レンタルバイク屋さん

レンタルバイク屋さんでは、シンプルなママチャリはもちろん、電動タンデムバイク、小さなお子様も安心な4人乗り(もちろん電動!)、子供用の小さい自転車など様々なタイプがあります。金額は3時間で400台湾ドル~700台湾ドルほどでお手頃です。
名前、電話番号を記入し、お金を払い、なんらかの身分証明書を預けることで借りられます。

電動なので漕ぎ手も楽々のファミリータイプ
もはや漕がずとも進んでいく電動タンデム
自分の力で進みたい人はこれ

緑の道へGo

中国語では「緑廊」と呼ばれている、緑のトンネルになった道を進みます。車は基本的に入れないサイクリングロードなので、安心してサイクリングを楽しめます。
途中には、懐かしい感じのおやつのカートも出ていて、ついつい手が伸びます。

緑のトンネル
街灯も自転車になっていておしゃれ
懐かしアイスや台湾版ホットドック
おやつはアメリカンドックとアイス

長ーいトンネルを抜けていく

九號隧道=九号トンネルは、1908年に建設された100年以上のあるトンネルで、全長1273メートルあります。もともとはこの場所を通っていた列車のためのトンネルで、いまは自転車用に整備されています。
中はとても涼しく、電気もついてますが、ウリボは暗くて狭い場所が苦手なので、少し怖がっていました。

トンネルのはじまり
外の光がやっと見えてきました

絶景スポットの橋と古い電車

トップ写真に写っていた橋は、380メートルもある大甲溪(ダージャーシー)という星のやグーグァンの横にも流れている川の上にかかる、「大甲溪花樑鋼橋」というもの。自転車交通量が少ない時であれば、途中で止まって美しい川と山を見渡すことができ、台中市の近くにもかかわらず感じられる大自然に息をのみます。

長い橋の上は風も気持ちいい

1908年に建設され、地震や戦争を乗り越えて利用されてきた舊山線と呼ばれたこの鉄道は、1997年にはこの橋や九号トンネルの運用が停止され、新しい規格の列車に合わせて敷かれた新しい鉄道の完成に合わせて1998年に廃止されました。
昔の石岡駅があった場所には、当時使われていた列車が置いてあります。周りには屋台も出ていて、サイクリング途中の休憩地点になっています。たくさんの人に囲まれて、古い電車も寂しくなさそうですね。

ずっと相乗りだったウリボもここで記念撮影

寒さがすでに和らいできた台中なので、そろそろウリボもまた行きたいと思っているサイクリングロードをご紹介しました。
台中市内からは車で50分ほど、星のやグーグァンからも45分ほどで行ける場所にあるので、台中で少し日数がある旅程であれば、いちおしのスポットです。ぜひ遊びにいってみてくださいね。

それではまた次回、88(ばいばい)~

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