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日月潭Sun Moon Lakeの徹底遊び方ガイド

今日の中国語 ◆吃飽

発音 ツゥー バオ
意味 おなかいっぱい

日月潭、Sun  Moon Lakeとも呼ばれる大きな湖が星のやグーグァンの南東、車で1時間ほどの場所にあります。
ここは、日本から友人が遊びに来たら連れていきたいスポット個人的Top.3に入る場所。

名前の由来は、丸い太陽と三日月のような形がつながっているように見えるその形から。
昔から台湾の中でも風光明媚な場所として知られ、蒋介石の別荘もあった場所です。
本日は、デイトリップでも日月潭を満喫できるおすすめの遊び方をご紹介します。

台中からのアクセス

まず、星のやグーグァンからのアクセスは圧倒的にタクシーが便利。台中市内を抜けずとも、山の中を通る道があるため、1時間半ほどで行くことができます。

台中市内からの場合は、電車が通っていない場所のためタクシー、レンタカー、もしくはバス。
台湾好行」という観光局が提供している定期観光バスが便利です。
1時間半ほどのバス旅で、往復チケットは360台湾ドルというお手軽さ。オンラインで事前予約もできますが、平日であれば直接バス停から乗り込み、現金または悠遊卡(台湾版Suica)で支払い可能です。

遊び方①定番 レンタルサイクル

湖といえば自転車で周りを走るたくなるのは、国を問わず万国共通なのか、日月潭の周りにはこれでもかと、レンタルサイクル&スクーター屋さんが点在しています。
周辺はアップダウンのある道になるので、電動自転車がおすすめ。
台湾の電動自電車は全く漕がずとも進む、自転車の姿をしたスクーターみたいなものも多く、とっても楽ちんです。

近代的な展望休憩所

少し離れた山の上から湖を見渡せる、展望休憩所にも、漕がないタイプであれば挑戦可能です。

遊び方② 遊覧船で湖周りのB級グルメ周り

いろんな色の馬がついた遊覧船

これが私の一番好きな日月潭の過ごし方。

「台湾好行」のバスが到着する観光案内所から5分ほど歩いた水社埠頭の遊覧船乗り場で、300台湾ドルのチケットを購入し、好きな時間に遊覧船に乗り込みます。
遊覧船は10〜20分間隔で運行しているので、自由度が高いです。

乗船した場所がもぎられる

スタート地点の水社埠頭→玄光寺埠頭→伊達邵(イダ村)→水社埠頭というように1周します。
途中の2箇所で降りて、好きな時間にまた乗船ができますが、各区間は1回しか乗れないのでご注意を。
乗り場でおじちゃんがチケットを突然もぎってくれるので、驚かないで。

船上では、船長さんが日月潭の歴史や、次の停泊場にどんなものがあるかなど、簡単な観光案内もしてくれます。
外国人が乗っているとわかると、英語や日本語を交えて話してくださる人もいて楽しいです。

1つ目の降り場玄光寺が見えてきた

湖畔グルメその1 茶葉蛋 (卵)

味シミシミ茶葉蛋

茶葉蛋とは、台湾の惣菜の定番。茶葉や八角などの香辛料で煮込まれたこの卵がどんなコンビニでも売られています。
そんな定番煮卵ですが、日月潭の玄光寺のものがとても有名。そしてこの玄光寺が、遊覧船の最初の停泊スポットとなっています。

金盆おばあちゃんの茶葉蛋

いろいろな場所で茶葉蛋を食べてきましたが、確かにここのはおいしい。
おそらく椎茸の出汁もでた煮汁とその染み込み具合が絶妙です。
しかし、ものすごく熱い!ゆで卵なので皮を剥かなければいけないわけですが、経験したことのないくらい熱いので、ぜひ皆様お気をつけながら、お楽しみください。

卵を買って階段を登ったらいい景色

湖畔グルメその2 練乳焼き粟餅

きな粉と練乳がけ粟餅

遊覧船二つ目の停泊場所は伊達邵(イダ村)という原住民の住む村です。村とはいってもたくさんの屋台的な店や民宿が立ち並ぶ活気のある場所です。

食べ歩きの宝庫で伊達邵(イダ村)

ここは食べ歩きグルメの宝庫で紹介しきれないのですが、おすすめをいくつか。

まず1つ目は、焼き粟餅。粟は原住民料理でよく使われる穀物類です。上の写真の粟餅は、もちもち柔らかい食感の中に少しだけ、プツプツとした粟の食感が感じられます。きな粉と練乳がけが個人的おすすめ。
他にも海苔味やソース味などいろいろな味付けがあり、いつも行列です。

2つ目の粟餅は長い竹串に巻きつけて焼いた、より原住民料理感のあるもの。

こちらも、蜂蜜味、BBQソース味、塩味、練乳味があるのですが、練乳が一番人気です。

湖畔グルメその3   豆干バーガー

ホクホクに煮込まれる豆干

同じく伊達邵(イダ村)からもう一品。

豆干(ドウガン)というのは、硬め豆腐のような大豆製品で、薄く切って炒め物にしたり、煮て食べたりします。台湾はベジタリアンの方も多いので、代用肉としてもよく使われます。

これはキムチいり

ホクホクに煮込まれたこの豆干を、なんとハンバーガーのバンズに見立てたベジタリアンバーガー、かと思いきや、しっかり肉入りです!

汁気のある豆干と、間に入ったお肉や酸菜(漬物的な野菜)、そしてピーナッツパウダーの味が混ざり合って、すごく満足感のある一品です。

湖畔グルメその4  フライドキャベツと肉

あつあつ揚げたて

もはやこの食べ物の名前は分かりません。分からないのですが、とにかくおいしい。

店頭では、皮が薄く破けそうになる程詰め込まれた豚肉とキャベツの包みが、どんどんと油で揚げられていきます。
完成品はあまり写真映えはしませんが、目を疑うほどの大量のキャベツがすごい速さで詰め込まれる様子は、ビデオに残したくなります。

映えない方がおいしい説

揚げたてをもらったら熱々の皮の中から、大量の肉汁とキャベツ汁が出てきます。ヤケドしそうになりますが、夢中で食べてしまうおいしさです。
こちらも伊達邵(イダ村)で購入可能です。

湖畔グルメその5 タピオカシュークリーム

すでにお腹はいっぱいになっているかもしれませんが、デザートは別腹ですよね?

左手:茶葉蛋入り 右手:タピオカ入り

水社埠頭まで船で帰ってきたら、埠頭から階段で上がった場所にあるシュークリームを。
普通の味のシュークリームもおいしいのですが、変わり種のタピオカ入りや茶葉卵入りなども旅の記念にぜひお試しを!

遊び方③ロープウェイで日月潭を見下ろす空の旅

湖を見下ろすロープウェイ

以前にお花見記事で紹介した九族文化村へと繋がるロープウェイからは、日月潭を見下ろせるため太陽と月の形がほのかに分かります。
1,877mを10分弱で進むこのロープウェイはかなり高い位置まで行くので、景色がとてもよいでふ。

乗り場は、上記の遊覧船に乗ってB級グルメ溢れる伊達邵(イダ村)から、ロープウェイを見ながら、湖畔沿いに15分ほど歩いて行くと見つけられます。

埠頭から見える乗り場目掛けて歩きます

乗車チケットは往復350台湾ドル。
通常ゴンドラと床がガラス張りのゴンドラ(水晶と書かれています)の2列に列がわかれているので、好きな方に並びます。

床がガラスはちょっとドキドキ


高いのが苦手ではない方には、ガラス床(水晶)が断然おすすめです!

ロープウェイが到着した先の九族文化村は別途入園料が必要になるので、そちらには入らずロープウェイ往復旅を楽しむだけの方も多くいるようです。

また船に乗って出発地点水社埠頭へ帰ります

まとめ

充実感のある1デイトリップが楽しめる日月潭。星のやグーグァンのある台中に、3泊以上する予定、という場合にはぜひ訪れてみてほしい、一押しスポットです。
台湾人の方にも人気の観光スポットのため、週末や連休はかなり混雑することも。旅程が合うなら平日に行くのがおすすめです。

最後に、食べたいものがたくさんある場所なので、お腹を空かせてお出かけください!by ウリボ

お腹いっぱいのウリボ

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