次世代EV、日本が先んじる兆し

以前、イスラエルのモビリティベンチャーである「REE」が開発したEVプラットフォームが自動車の未来を変える可能性について論じた。

そしてそのREEと、日本の日野自動車が提携を発表したのである。

次世代商用EVを、このREEのプラットフォームをベースに開発していくという。

この調子でいけばわが国のEV技術はとても先を行くことができると考えられる。

これから注目していくべきはCHAdeMO規格が採用されるかどうかと、日野自動車がどの程度核心技術を扱えるようになるかというところだろう。

そしてこれは個人的趣味に関わるものであるが、どの程度鉄道と連携をするのかという部分に私は大変注目している。

シャーシと車体の切り離しが容易な形となった場合、車体とその積荷等を鉄道車両に積載して輸送することも容易になる。

これから先、自動車は自動運転や隊列走行の進歩によって車両の運用効率が増し、集約輸送を得意とする鉄道の強みを削っていくことが十分考えられるが、高い速度が出せるという面や摩擦によるエネルギーロスが少ないという面では鉄道にまだまだアドバンテージが残る。

この鉄道のアドバンテージに自動車がどこまで相乗りをするか、大変気にかかっている。

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