輪の中に入れない子ども、いられない子ども

11月25日(日) 朝の備忘録。

私は小さな頃、友達を作るのが大変苦手な子どもでした。

空想好きで、マイペースで、絵を描くことや本を読むのが好きで。

同級生の子たちが楽しそうにしてる輪の話題やリズムと、かなり違うテンポの子どもでした。

苦手意識が強かったです。

でも、時に、何かのきっかけで大きな輪の中に入ると、それはそれで、人の交流の輪の中に居続けることが困難な子どもでした。

私の知りたいテーマ、面白いと思うテーマと、違うことが多くて。

そして、結局は自分から離れてしまう。

人の輪の中に入りたいのか、
入りたくないのか……。

きっとどちらも本当の気持ち。

私のこの独特のテンポのまま、クリエイティブに会話したり、日常にクリエイティブなことに挑戦する輪に、自然に出会いたかったなあと妄想します。

理想は、まるで青春小説に出てくる主人公と仲間のような世界。

ライトノベルっていうのかな、私が10代の頃はそういう呼び名ではなかったですが、私の理想はいつでも小説に出てくるティーンの冒険活劇です。

才能や個性豊かな友達と、事件をといたり、何かを追い求めたり、何かを成し遂げたりするような。

でも、小説は、理想だから小説なんだ、と割り切っていきることも、受け入れてます。
本の世界だけに入り込むのはなんとかやめて、いまこの身体で生きてるこの現実を愛そうとも思います。

そうやって生きていく日々の中で、まるで小説のワンシーンのような交流をちょこっとずつ味わえるのかもしれない。

そんな、薄味の奇跡を夢見て、今日も一つ一つの言動に私なりの思いと、私なりの誠意を込めていきます。

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