鎮守の杜

 鎮守の杜を辞書で調べますと、鎮守の杜の境内にある森、とあります。何かちょっと変な感じではあります。鎮守の杜の意味を調べるのに、回答の中に「鎮守の杜」を使ってあるからです。つまり、神社の境内にある森、ということですね。辞書では、たまに説明が可笑しいところもあるのですね。
 三浦しをんさん作の小説、「舟を編む」は、新しい辞書を刊行するまでの、辞書編纂者たちの姿を描いた作品です。自分たちで辞書を作るなんて、素敵な仕事ですね。
 話は逸れましたが、鎮守の杜、懐かしい響きになってしまいました。

 ここで一句。

春めくや鎮守の杜に生くるもの

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