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陰という前進

さてと、
「陰と陽」、っていうのはよく聞くワードですよね。

大事なことだと思うのですが、わたしの中でまだハッキリと定義付けはできていないなーという概念なのですが、みなさんは何か、この言葉に思うことはありますか?

よく世間では陽キャとか陰キャラとか言いますよね。

(陽キャは陰キャをばかにし、
陰キャは陰キャで陽キャを馬鹿にしている
ところがあるような気もするのですが汗
これはシャドーという概念かな。)

まぁ、本質オタクのあなたならこう思うはず。
誰の中にも陽と陰は存在すると。
自分のなかの「男性性」が陽で
行動力や積極性
なんかを意味し、
「女性性」が陰で
受け取る力や内に向かう力
だと言う風に
言われることが多いですよね。

占星術でいうなら、
温度で示されるところに相当します。

陽が熱く、陰は冷たい性質なのですよ。
このね、陰の「内に向かう」つまり、内向的という力にちょっとした誤解が生まれるんじゃないかなーと思ったのでこの記事に目を通してもらえたら嬉しいです。
(わたしはちょっと誤解していたと思う)

▶︎単純にね、内向的っていうと、「受け身で何もしない」って思うでしょ?


ところが「何もしない」どころか「外から内へ取り込む」という力なの。
(陽だったら、内から外へ打ち出す力なんだけど)
なので、たとえていうなら

陰=ダイソン力

なんですよ。
ダイソンは内に向けてますよね、風を。笑
でも何もしてませんかね?
むしろ強烈に吸い込んでるし、取り込んでるし、めっちゃヤッテンゾ。って話なんですよ。

取り込む力ってのは結構強烈なわけです。

陰性の強い方って、
出来事、モノ事、人の興味、人の感情なんかを取り込むのがすんごい上手なダイソンパワー炸裂なんですよ。

で、この取り込むときってのは、
たいていの場合
すでにここに存在している」ものに起こすことがほとんどです。

ゴミがあるから、吸い取る。じゃん。

目の前のモノ、人、コトに対して、感じ取る、理解する、認知する、味わう、識別する、って力がなんぼも強い。

内向的は何もしてないんじゃなくて、
吸い取り、取り込み、自分のモノにする力なんで、超強力だぜってことですよ。

▶︎陰の力を持つ惑星は?

惑星なら、金星水星土星がもってます。
占星術では温度の他にも湿度という性質があるんですけど、
湿度によってその様子が変わるんです。

たとえば月と金星は冷たい(陰)うえに湿ってるからくっつくんですよ。
取り込んだり、吸い込んだりしたうえに、
自分と同化させちゃう力です。自分とまぜこぜにする。
水にゼラチンいれたら、さらさらの液体と粉が混ざって、ゼリー状になるっていうのと似ています。混ざって同化してる、お互い変容変化するってことですよね。
それくらい月と金星の持つ引力は強くて、人を惹き込ませる、とりこにする力でもあるんです。いいっしょ?笑
月は、親しみやすさ、金星は魅惑っていう違いはあります。

ちなみに土星、水星は冷たくて取り込むんだけど、湿度は乾いてるから、ほんまダイソンって感じっすね。
ダイソンはゴミを取り込んだからと言って自分もゴミになったりはしないし、ゴミもダイソンにならないじゃないですか?それが乾くってことです。ちゃんと混ざらない力
そこが違いますね。これは地のエレメントの性質です。水星なんかは、出来事を正しく判断する、だけなんです。目の前に血を流して倒れている人がいて、「損傷している人がいる。どうやら膝だ。対象者は3歳くらいの男の子。泣いているから意識はある」という現実を把握し状況を取り込む。ここまでが水星。
そのあとに「かわいそう」「うわぁ、けっこう酷く擦りむけてるやん、これは痛いよなぁ」と、なんだかこっちまで、痛い気がしたり悲しくなったらそれは月の力。です。取り込んで混ざっちゃってる。テレビでドラマ見て泣けるのも月ちゃんやと思う。そんな風に冷たくて湿ってる水のエレメントは、感情をコピーできたりするのです。蟹座が模範能力やコピー能力が高いと言われるのは、この月の影響下にあるからです。ただ人真似をするわけではないんですよ。

▶︎陰の力を持つ星座は?

陰を持つ星座は偶数に当たる星座です。牡牛、カニ、乙女、蠍、ヤギ、魚座。
水と地のエレメントをもつ星座たちですね。

地のエレメントは五感がするどいとか、水のエレメントは情的と言われるのもわかりませんか?
外側を内側に取り込むので、味わい、吸い取り、感じる力がとても高いのです。
地(牡牛座、乙女座、山羊座)乾いているから混ざることがないようなモノへの感性として働くことが多く、水は自分と他者を同化させるゼラチンだから、情的なんです。

地は物、水は人とくっきり分かれるわけではないですよ。

水だってモノに水っけをだすときはあって、モノを呼ぶときに、たとえば、車を大好きな人が車のことを「この子はねー」なんて擬人化して言ったりするのは愛着であり、情がありますよね。
こういうのがなんとも水っぽいんですよ。

それにね、水の人はそんな風に他者の情とと交わり同化しようとする性質があるから、実は他のどのエレメントより影響力高いんじゃないかと思うんです。
人を内側から変えさせるとか、集団力の強さがあるんですよね。さっき、コピーするっていいましたけど、感情は移るんだと思います。

火の人ならこれやろうぜ!という野心を人に移すかもしれない。風ももちろん人をくっつける。でも、水はさらに人と同化する
「人は感情で動く」ってきいたことはない?

どんな野心や理屈で、人に説いても、心を動かせる者には敵わないんじゃないかなと。

地の人はですね、人に対して「冷たくて乾いた」関わり方をします。(これはもちろん、冷徹で素っ気ないとか、そのままの意味じゃありませんよ?占星術用語の「冷たい」は取り込むのですから)

冷たく取り込むので、その人のことをよく見る力、感じる力があって、
「今つらいんだろうな」とかそういうことがすごくわかるんだけど、乾いているから、自分も一緒になって泣くんじゃなくて
「おいしいもの食べに行こうか?」とか
ちょっと気晴らしにいい景色のところ連れて行ってあげるとか。同化ゼラチンではない、ダイソンのままで、自分を保ったままで相手に愛を表現するってことなんだよね。
(内の夫が月牡牛座だからまさにそうよ。)

地のエレメントが「五感が鋭い」「現実的」と言われるのは、温度が冷たい性質からこそ、「すでにそこにあるもの」を外側から内側へ取り込む力が強いからです。「現実的」とひとこと聞いただけでは分からないじゃないですか?むしろ感受性の塊なんだということです。


☟陰は誰でも持っている

でね、最初の話に戻すと誰にでもこの陰は内在しているんですよね。

ちゃんとじっくり感じる、味わう時間、インプットして、それを消化する時間。外からの情報が、自分の中で自分のモノになる時間。

この間は、外へ打ち出すことが減ったり、立ち止まってしまって、動けていないように感じるかもしれない。

でもね、この陰のターンについて、
わたしは立ち止まってるどころか
めちゃくちゃ進んでいるとしか思えなくなっています。

なぜなら外へ打ち出すなら、
中身がいるでしょ?

陰のターンがないなんて、
ずっと左足だけでケンケンしてるようなもの。

打ち出して、今度は自分の中で消化して、取り込んで、インプット型の勉強とかだけじゃなくてさ、そこには、自分の感情や体感を味わう時間もあると思う。

この陰のターンは、右足で前進している。
呼吸だって、
吐いたら吸うんだ。

わたしも最近、投稿やワークショップをたくさん重ねているなかで、陽の動きが多かったけど、また自分を見つめるターン、陰の時間を過ごしたいなと思ってる。
でも、陽のターンと同じくらいの、これが重要で、ものすごく前に進むことなんだってめちゃくちゃ感じてるから、わたしはちゃんと内向したいなって思っているよ☺️今はとくに、感覚や感情を感じてあげたいから、わたしの場合、日向ぼっこにいくのが内向で、家のパソコンのzoom画面にむかうのが外向という、変なパターンになってるよ笑

では今日もありがとう~♪

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