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紫微斗数の四化②それぞれの意味

四化の意味を説明します。

化禄(欽天四化はA):基本的に良い意味。お金とか、人の縁。笑顔、良い対人関係、無理しない、させない、協力、と言った、良い感じのワードが浮かびます。幸せ一杯ですね。天国とか、お花畑みたいな場所でみんなでワーイワーイ遊んでいるみたいな。あったかい雰囲気。

化権(欽天四化はB):強さ、パワー、プライド、自信、急ぐ、責任、一刀両断、権利、上昇志向、トラブル、事故。攻めの攻勢。でも、そういう、遮二無二やり切るような、がむしゃらな気の強さ。時に必要な原動力。目を吊り上げて、必死で突き進んで行く。トップを目指す。

化科(欽天四化はC):優しさ、弱さ、流される、クヨクヨ気にする、相手への思いやり、平和主義、病気、芸術、桃花、勉強、、。イメージで言うと、風流で弱っちくて争いを好まないタイプの平安貴族みたいな感じ。

化忌(欽天四化はD):すんなりいかない、壁にぶつかる、損耗、終わり、孤立、変えたくない、平均的になれない、自分流のやり方を通さずにはいられないから周りの迷惑になる時がある、変わったこだわりに固執する、しがみつく、大変、古い、しんどい、拒絶と溺愛、真面目にコツコツをとっくに超えて一つ残らず全部自分一人で拾わないと気が済まない、臨機応変の真反対、こだわり抜いたその先に得られるもの、容易ならない到達点。

化禄と化忌、意味が反対。
化権と化科、意味が反対。

反対同士でワンペア、同じグループになっています。同組を形成しています。そして、このペア、昔昔の男女みたいに、強い立場の方と弱い立場の方があるんです。

化禄 〈 化忌
化科 〈 化権

化禄は化忌に遠慮して、ちょっと引っ込んだり、化忌の言いなりになってくっついて行っちゃったり。なんだかんだ言ってもペアですから、化禄の状態を化忌がマネしちゃう事も時にはありますが、基本的には化忌の方が強く作用します。(※作用というのは、占いですから、事実が発生する、現実になりやすいという意味です。)それに関しては、化科と化権も同じです。化科 は化権といるとあんまり自己主張しない。化権の方が前面に出てきちゃいます。



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