イギリス王室のヘンリー王子の紫微斗数命盤を読んでみます。

命宮は、主星無しで遷移宮に武曲C。

まずは命遷線ですが、

命宮に主星無しで遷移宮にCだったら、

命宮Cにかなり近い。

お兄さんのウイリアム皇太子も命宮Cでしたね。お二人とも賢くて、ナイーブな所があるのでしょう。

そして、注目すべきは、疾厄宮。

お兄さんは疾厄宮Aでしたが、ヘンリー王子はD。

疾厄Dは、心に受けた傷をなかなか忘れられないとか、自分で作り出すネガティブな考えに囚われて、自分で自分を苦しめる。

そんな作用が出てしまう。

お兄さんの方は疾厄宮Aなので、ナイーブだとしても、

弟さんほどは、心の古傷にこだわる事はないのでしょう。

疾厄のDは太陽に付いています。

太陽は自分を含めた家族の男性だから、

いわゆるファザコン、ブラコンなんでしょうね。

命遷線のCで、繊細さん。誰かにそばにいてほしい人だから。

このCとDのセットは辛いですね。命遷線にCで、疾厄宮にD。きっとかなりしんどいだろうと思います。

来因宮は子女宮。

この太陽には、もちろん自分の子も含まれるし、例えばお兄さんところのお子さんとか、

潜在的には、世の中の多くの子供達の未来に関して、憂いのようなものを感じていらっしゃるのではないかな、と思います。

ご自身が寂しい幼少期を過ごした、というのもありますしね。

そうです、そうです、それなのに、

そんなコンプレックス太陽Dが、疾厄宮にあるがゆえに、父母宮、兄弟宮、田宅宮と加会してしまう。

う〜ん、これ、ちょっとどうにもならない閉塞感ありますよね、、。

これだけだと、結構本当にしんどい人だけど、幸いな事に、福徳宮が元気。

ヘンリー王子って、以前は、やんちゃな次男坊キャラでしたよね。

それはこの福徳のイメージだと思います。

これのおかげで、色々頑張れている。

ここが大限命宮だった時は、やんちゃキャラだったけど、大運が移った現在は、前の大運に比べて、滅入る事多いはず。

そんな時に結婚しちゃって、、ね。