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明治3年の家族

    浮世絵から狩野派を経て横浜絵を発想した洋画家 五姓田芳柳(ごせだ、五度姓を変じた)の次男五姓田義松の家族図。10歳でポンチ絵のワーグマンに師事したという筆使い。父芳柳に寄り添う面々、前妻、後妻、子ら。
    姿勢、表情、視線がそれぞれの胸中をあらわす。150年前の思いが目に見えるかの様。赤児の顔までが何かを…。

愛知県美術館企画展「近代日本の視覚開化 明治」

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