自立した女は"怖い"のか、”モテる”のか【集団のバランス論】
「働く女=こわい」
と感じる人が男女問わず一定数いるように感じます。
それは今までの世の中や環境が
女性を怖くさせてきた
可能性もあると思います。
そして自己承認欲求を満たせない場所で過ごしたいなんて
今の社会で思わない。思えない。
それでも敢えて声高に言いたいのは
これらの働く女のイメージの呪縛を乗り越えた先に
”自立モテ” 、あると思います(断言)
【旦那編】
* * *
<補足>
少し話が逸れますが、”集団のバランス”は学習の成績や企業の業績にダイレクトに影響をもたらします。
学校の成績は、男女ともに教室の女の子の割合が多いほど成績がよい結果が出ます。数学の教員が女性であれば、女子生徒の成績は伸び、成績の男女格差はなくなります※1 男子生徒のほうが数学が得意というイメージは、今までの数学の教員がたまたま男性が多かったことの表れや環境要因を無視した思い込みでしかないのです。
どんな集団もジェンダーの影響力から逃れられず、さらにこのジェンダーのバランスをうまく活用すれば集団的知性のレベルを底上げしてくれます。
企業の業績も同様です。男性だけでスタートした企業に比べて、女性を含んだ企業のほうが大きな成功をおさめ、市場に長くとどまっているデータがあります。※2
更に女性取締役の割合と企業業績の間に相関関係を見出している研究は多くあります。男女の割合のバランスを考えることは、個人単位ではなく、会社、世の中においてプラスが非常に大きい見逃せない数字と言えるでしょう。
日本にユニコーン企業が少ないのもこれらと関係があるのでは。しかし世の中に影響力を与えるメディアもマスコミも、大事な決定権を持つのはほとんどが男性。男性が呼びたい人を呼び男性が喜ぶ話を発信し、日本の未来を語る。ジョークにしか見えない。笑うところなんだろうか。(反語)
このままではどれだけ論じても日本は一生変わらないんだろうと思いながら愕然とした日々を過ごす人は、日本の半数近くいるはず。
暗くなった。ポップな漫画をまた描こう。
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そうは言ってもこの世の中で”自立”の難易度が高すぎる件
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【#11】5カ国で働いた経験を持つmikaさんに聞いた日本がもっと働きやすくなるために必要だと感じたもの(From NY)
生き方から働き方をつくる【妹編】
※有限会社ロッキングホース…100社以上の経営コンサルティングを営む会社。2020年は日中で女性起業家のピッチイベントも開催予定。国内外で起業家向けの支援・イベントを行う。
※1 スワースモア大学トマース・ディーの研究より
※2『多様な意見はなぜ正しいのか』(日経BP社)より
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