東狼一枚謎再開について

【まえがき】

こんにちは。ほたる(@hotar_nazoneko)です
まずはこちらをお読みください。
twitterの埋め込みがどうもスマホからの編集では難しいらしく、私には出来ませんでした。
見辛くて申し訳ないです。

https://twitter.com/karinokikyo/status/1068860642411524096?s=19
https://twitter.com/karinokikyo/status/1073213066785902593?s=19
https://twitter.com/karinokikyo/status/1074635322066010112?s=19
https://twitter.com/karinokikyo/status/1074635407478816770?s=19
https://twitter.com/karinokikyo/status/1074636266430296064?s=19

という訳で、東狼研究所の一枚謎が再開します。
再開にあたり、少し真面目な話をしましょうか。
ちょっと長くなるけど許してね。
なお、以下の文はほたる個人の意見であり、東狼全体の意見を代表するものではありません。


【東狼研究所とは?】

東狼研究所とは、twitterにて結成された謎制作団体です。
リアル脱出TVに触発されて、篠崎せろり(@sinozakiserori)さんが代表として立ち上げ、一枚謎を出題するといったものでした。
そこから問題の公募を始め、「問題が採用された人が東狼の構成員となる」という独特なシステムを採用。現在は公演制作に関わった者も構成員となっている。
そのため、特定の拠点を持たず、構成員も北海道から沖縄まで、年齢層も職業も様々な団体です。

謎もリアル脱出TVの系譜を受け継ぎ、「義務教育レベルを超えた知識」や「インターネットでの検索」を要求する問題が出題されることが特徴。
非常に難易度が高く、見方によっては理不尽とも言えるだろう出題も少なくなかった。
2016年7月にQ100の出題をもって一枚謎の出題は終了したが、現在もアクティブメンバーにてリアルでの謎解き制作を行っている。

・リアルでの制作物
Scoop Special Scoop! (60分テーブル型公演)
聖地奪還ブンボウグ (フェス型公演)
Stop of CURSE (フェス型公演)
ラビットゲーム (フェス型公演)
100%成功の就活 (フェス型公演)
マジカルデビルトライアル(フェス型公演)


【自分語りと再開について】

実は私は検索謎が得意ではありません。
「何を知らないといけないのかを」知らないと解けないし、知っていても手間が掛かることが多い。
頭使うのは苦手じゃないですが、知識はない方なので検索謎は苦手です。

さて、そんな私が今回の東狼一枚謎の再開に少なからず関与しております。
何故得意ではないのに再開しようとしたのか?
それは、解答が発表されたときの「んなもん知らねーよ! そんなんがあったのかw」的な感覚が懐かしかったからです。
もちろんこれに怒る人もいるのかもしれませんが、自分の知らない引き出しを開けている感覚がどうも嫌いになれないんですよね。
きっと、同じ感覚の人がいるかもしれない。

また、東狼は本当に難問揃いです。正解できるのはごくわずか。
今の謎解き界隈ではあまりいい表現じゃないのかもしれませんが、敢えて使います。解けたときの「優越感」、ありますよね。
こういった理由から、東狼再開にはかなりポジティブです。

以前から東狼内部で一枚謎を再開したいという意見は少なくなかったのですが、なんだかんだ実行には至りませんでした。
あまりアクティブなメンバーが多くないのと、主導できるメンバーが少ないことが原因でした。
それでも今回その機運が高まり、モアイグマ(@moaiguma)さんがやろう!と提案し、それに同調する形で私が提案文を作成し、東狼の中で一枚謎製作メンバーを募り、今回再開する運びとなりました。

今回再開にあたり、私がどれくらいの思いを持っているかは、この提案文を読んでいただけるのが分かりやすいと思いますので、そちらを掲載します。
twitterにもこちらを要約したものはツイートしておりますが、原文そのままのも一度読んでいただきたい。


【提案文】

昨今、謎解きというものが以前にも増して流行しているように感じるのは恐らく同意が得られると思います。
しかし、私的には「謎の幅」は昔より狭くなってしまった、と強く感じています。
「パッとみて閃いて、閃きさえすれば誰でも解けるような問題でなければならない」という風潮すらあるように感じます。
こういったものがRTされまくるのは当然です。問題は美しいですし、なにより解けない問題は普通RTしません。

しかし、そうではないものは謎ではないのでしょうか?
そもそも謎はRT数などというもので価値が決まるものなのでしょうか?
私はそうは思わない。
もちろん前者を否定するつもりは毛頭ありません。なにより綺麗で美しいですから。流行るべきです。

でも、謎というものはもっと、冷徹で寄り添わないイメージがあるんです。
切り口が正しいのかどうかすら分からない、針の穴に糸を通すようなピリピリした感覚。そして通ったときのえもいわれぬ感覚。
これだって、謎解きの醍醐味だと言えるのじゃないでしょうか。
そして今はこういったものがとても少なく感じます。

だから、こういった今だからこそ、東狼一枚謎を再開すべきだと感じました。
もちろん、反発だったり荒れたりすることもあるかもしれません。ですが、それが何だっていうんです?
作る人、そして解いてくれる人が居るのならば、その人に向けて発信し続けるべきです。

謎の一枚があるじゃないか、と思う方もいるかもしれません。
しかしあそこは期限がない代わりに解説がありません。
解説がないということは、その知識を得る機会を失うということです。
解説をみて「そうだったのか!分かるわけない!」って荒れることだってある意味ではtwitter謎の醍醐味だと言えるのです。

以上、今東狼が一枚謎を再開するべきだと提案した理由です。


【活動について】

東狼一枚謎再開と言いましたが、以前の東狼一枚謎とは異なる点がいくらかあるので、そちらを説明します。
また、引き継ぐ点も説明します。

・運営が篠崎せろり個人から、東狼構成員たちによるグループになりました。このグループは東狼構成員全てが参加しているわけではありません。よって東狼構成員が回答することもあり得ます。
・謎は引き続き「義務教育を超えたレベルの知識やインターネットでの検索」を必要とする「要知識・要検索」の謎が出題される可能性があります。ただし、これは必ず知識や検索を必要とすることを保証するものではありません。
・一定時間経過のあと、解答解説・ランキングを発表します。よって、知らない知識が必要だったかどうかなどが分かります。
・グループで精査した上出題するかどうかを判断するので、問題の質は以前とは違うかもしれません。要検索okだからって源氏香みたいなあまりにもあんまりなのは出題しない方針で行きたいなあ……(個人の見解)
・出題アカウントを「カリノキキョウ(雁野桔梗) @karinokikyo」とし、ハッシュタグを「#東狼研究所Re」とします。また、問題のナンバリングも新たに1から始める予定です。
・回答受付をtwitterのDMから外部サイトの投稿フォームに変更します。こちらはDMが送れない、見られない等のtwitterの挙動対策と集計の効率化を兼ねています。
・少なくともしばらくは問題の受付を東狼構成員からに限定させて頂きます。問題を提供したい!東狼になりたい!って方がもしおりましたら、今のところはごめんなさい。


【あとがき】

今の時代にはそぐわないだろう東狼一枚謎。
しかし、きっと求めてくれる人は居るんじゃないか。
そんな貴方に向けて、東狼一枚謎は再開します。
ぜひ、貴方なりの楽しみかたを見つけて、お楽しみくださいませ。

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