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『HEAVEN BURNS RED』を紹介したい

1.まえがき

こんにちは。ほたる(@hotar_nazoneko)です。
最近は主にmisskey(@hota_r)で活動しています。みんなもやろうね。misskey紹介記事はこちら

誕生日でもないのに記事を書くなんて珍しいですね。はい。
なんで急に記事を書いたかというと、タイトルの通りでして、急に『HEAVEN BURNS RED』というゲームの紹介をしたくなったからです。
私はこのゲームをリリース直後から始めているのですが、いまですね、このゲームが無事2周年を迎えまして、様々なキャンペーンをやっているんです!
なんせ急に思い立ったもんでして、実のところこのキャンペーンの期限が実はもうあまり長くありません!ごめん!!!
というわけで、みなさんこれ読んで興味持ったら始めよう!いますぐだ!!!

2.『HEAVEN BURNS RED』とは

『HEAVEN BURNS RED』とはWFSとビジュアルアーツ制作のロールプレイングゲームです。スマートフォンの他、Steamでも遊べます。
『ヘブバン』と略されることが多いですね。
このゲームの最大の特徴が、『CLANNAD』『リトルバスターズ!』など、「泣きゲー」と呼ばれる作品を手掛けてきた「Key」の「麻枝准」(通称「だーまえ」)が15年ぶりに手掛ける完全新作ゲームというところです。
そのため、ストーリーに絶対的な自信を持っており、本作のキャッチコピーは「最上の、切なさを。」となっています。

また、ストーリー以外にも非常に力が入っています。

キャラクターデザインには『アトリエ』シリーズのデザインなどを手掛けている「ゆーげん」氏と、『Angel Beats!』や『リトルバスターズ!』の原画を担当している「Na-Ga」氏がメインで関わっており、本作品の美しくも儚い空気感を演出しています。
音楽は『鳥の詩』の作詞や『Angel Beats!』のOPED曲の作詞作曲を行い、本作のストーリーも手掛けている「麻枝准」氏がすべての作詞作曲を担当しており(化け物???)、歌唱は主題歌・劇中歌を「やなぎなぎ」さん、ゲーム内のガールズバンド『She is  Legend』のメインボーカルを「XAI」さんと「鈴木このみ」さんが務めています。

3.なぜ私がハマったのか

わたしはノベルゲーム未経験で、アニメも全く見ないので、実は先述したゲームの紹介が一切伝わらない人間でした。
そんな私がなぜこのゲームを始めたのかというと、twitterの広告で流れてきたんですよね。このタイトル画面の画像が。

ヘブバンのタイトル画面

わたしはこの画像にかなり惹きつけられちゃったんですよね。基本広告は脳死で即刻ブロックしてるんですが、つい手が止まってしまった。
そしてタイトルのHEAVEN BURNS REDよ
天国は赤く燃えている。かっこいいかよ
厨二病まっただなかのわたしが惹かれないわけないだろ!!!

そんで始めてみるとタイトル画面のイントロの良さよ。やはりイントロが強い曲は強い。

起動時にはどのゲームも長いダウンロードが入るものですが、この曲のおかげで余裕でしたよね(キャラクターの簡潔な紹介も見れます)。
後述しますが、このゲームは手放しに絶賛できるものではないので、その後はしばらく深入りせずに遊んでいたのですが、一章の終盤のストーリーとBGMのマッチが素晴らしすぎて。
そもそも私はゲーム音楽が大好きで、以前記事も書いています。それゆえにもう音楽がいいとそれだけで好きになっちゃうんですよね。
そしてその後ストーリーも個人的に刺さるものがあり、原神と同じ「これは自分の目で”結末”を見届けないといけないやつだ」と確信し今に至ります。
個人的な思想として、モチベを上げ過ぎると、あるとき反動で一気に冷めるので、熱中しすぎずぼちぼちやってます。

4.ヘブバンの魅力

①壮大なメインストーリーと毎月のイベントストーリー

本作品は地球外生命体である「キャンサー」の侵攻を受け、地球人口は激減し、危機的状況に陥った世界が舞台。
唯一キャンサーの撃破が可能な武器「セラフ」を扱うことの出来る少女たちが、学校設備を兼ねる軍舎にて、命がけで戦いながらも仲間たちとのかけがいのない日々を過ごす物語となっています。
全編フルボイスと、非常に豪華な作りになっています。

メインストーリーは主人公である「茅森月歌(かやもりるか)」の所属する部隊「31A」を中心に語られており、長い日数を掛けて他部隊とも親交を深めながら人類の生存圏を広げるために戦うことになります。

31A。一番手前が茅森月歌。
キャンサー。人のみならず知的生命体を皆襲う。

このメインストーリーがですね~~~、かなり長くてですね、この長さでキャラクターに対して愛着だったり偏見だったりと様々な思いをプレイヤーに嫌が応にも形成させてくるんですよ。この空気感の作り方が本当に上手い。
このゲームをプレイする人はよく「感情のジェットコースター」と形容するほど、笑うシーンから一気に心を破壊してきたりします。

平和な一幕
しかしここは軍隊である

麻枝准の描くストーリーは独特な死生観が感じられ、他の作品では味わえない深みを出しています。
だーまえを信じるな。だーまえを信じろ。

イベントストーリーは毎月追加され、基本的にだれか一人に焦点を当てて、そのキャラの過去を掘り下げたり、新たな一面を見せてくれたり、部隊を跨いだ交流が生まれたりするものになっています。
だいたいボイスなどをしっかり聞いて3〜4時間程度のボリューム感です。
いくつかは賛否両論あるものの、基本的にはどれもよくまとまっており、本作の世界観に深みを生んでいます。
また、重要な点として、こちらはイベント期間が過ぎた後でもプレイが可能です!(ゲーム内で手に入るアイテムが必要ですが、入手は容易です)
今から始めても読み逃しはありません!やったー!

ただし、現在開催中の「Angel Beats! コラボ」だけは3/8 10:59までの期間限定です。なので、興味持った方は今すぐ始めましょう。今だ!!!
詳しくは後述します。

②麻枝准の魅力的な音楽

また、本作品では31Aが「She is Legend」(通称「シーレジェ」「SiL」)というガールズバンドを立ち上げており、このバンドの曲も演奏されます。
ツインボーカルにデスボイスもあるという、非常に面白いバンドとなっており、こちらも作詞作曲は麻枝准なので彼の独特な感性を浴びることができます。
SiLの曲はイベストごとにたいてい1曲追加されるので、毎月新曲が増える楽しみがありますね。
なお、SiLは現実にもライブを行っているので、ハマったら行くのも一興です。
↓こちらはあるイベントストーリーで流れる楽曲です。

でですよ、このゲームなんですけど、ボーカルじゃないBGMも良いんですよね……。
こちらは曲単体のクオリティが高いというわけではないのですが、なんせストーリーと音楽の担当が同一人物なので、とにかくBGMの切り替えタイミングが上手いんですよね。
シームレスに変わっていくところなどもあり、ストーリーの演出に一役どころではないほど貢献しています。

③多彩なキャラ

本作品にはメインだけでも48人+司令部3人ものキャラクターが登場します!
多い。多すぎる。
こんだけいれば好きなキャラも居るでしょうよ。

人気投票1位のユイナ先輩。美しい…
個人的に好きなマリー。このゲームのせいで激長ツインテールが好きなことに気づいた。
正統派美少女、蒼井えりか。かわいいね。

また、先述の通りイベントストーリーがキャラの掘り下げとなっていることも多いため、最初はそうでもなかったキャラでも、どんどん愛着が湧いてきたりします
いやー困った。
他にどんな子がいるかは公式サイトを見よう!

5.ヘブバンの欠点

①人を選ぶギャグ・ストーリー

先ほどストーリーが良いと書いたものの、間違いなくこれは万人受けするものではないです。
少なくとも、俗に言う”ハピエン厨”の方には向いていないです。いかんせん世界が人類絶滅の危機ですからね。そりゃいろいろ起こるでしょうよ。

世界は戦争なのだ

また、一部のイベントストーリーは人によっては受け付けないかもしれません。先述した麻枝准の死生観などが意図通りに伝わるにはイベントストーリーの長さだと短すぎる…。

また、本作品というよりはKeyの作品全体に言えることなのですが、かなりギャグ成分が多いです。
そして、そのギャグがこれまた麻枝准独特の空気感でして…まあその、ちょっと古いというか…はい…
面白いところは本当に面白いんですけどね。
その影響をモロに受けたのが、なんとプロローグでして……ハッキリ言いますが、このプロローグのギャグが本作で一番サムいです
少なくない人数が、プロローグのギャグに耐えきれずヘブバンを去っていきました…。通称"足切り"
しかしながら、プロローグさえ乗り切れば、少なくともそれ以降のギャグはそれよりは面白いので、「どうしても受け付けない」って人以外はグッと堪えてぜひ進めてほしい…!

②RPGとしての出来が悪い

以下の内容は、わたしが『世界樹の迷宮』シリーズのファンであり、RPGというゲームジャンルに対してかなり厳しいことを留意して読んでください。
本作品をゲームとしてみた場合、RPGとしての出来は悪いと言わざるを得ません。そのため、ゲーム性に期待するのはオススメしません。
以下、理由を述べます。

・ステータス依存度が高い
RPGだから当たり前だろ!って感じで実際当たり前なんですが、この当たり前が問題なんです。
というのも、本作品のダメージ計算式はステータスがある一定の数値に達しているかどうかが非常に重要になっているんですよね。
そして、本作品では限界突破(同一キャラを複数引く)ことでステータスが大きく伸びるシステムがあります。そのため、超高難易度では限界突破の度合いが大きく攻略難易度に影響します。
また、最高レアのSSと比べ、AやSはステータスで大きく劣るため、ごく一部を除き使い道がありません。
ただし、2/20現在において、エンドコンテンツを除き、育成さえしっかりしていれば限界突破を一切していないSSキャラのみでも攻略可能なので、そこは安心してください!

・技の数値設定に問題がある
本作品はゲームの基本システム自体はDP・HPといった2段階耐久や破壊率など、悪くない所も多いのですが、数値設定がすべてを台無しにしています。
バフは一番初級のものでも火力1.6倍、デバフも敵の被ダメージを1.4倍など、バフデバフの全ての倍率が狂っています
また、異なる種類のバフは乗算されるため、バフデバフを駆使することで、火力は数十倍、場合によっては百倍以上に膨れ上がります。
また、技の威力もRPGとして狂っており、消費SP(ドラクエで言うMP)によって技威力が決まるのですが、SP6とSP12では技の威力が3.5倍も違います。
何が問題なの?と思う方もいるかもしれませんが、(ゲームにもよりますが)RPGとしてはここは1.5倍くらいが正しいです。というのも、そうしないと、高い技のがコスパが良くなるので、安い技の存在価値が消えるんですよね。
そのため、本ゲームの高難易度では、DPを割って破壊率を稼いだら、強力な必殺技に乗せられるだけのバフデバフを重ねに重ねまくって一撃にすべてを託す戦法以外が存在しません
基本的に付加効果のない消費SPの低い技は、雑魚をワンパンできるとき以外に存在価値がありません。

③メインストーリーの更新が遅い

いや、これは仕方ないでしょ。そもそもストーリーを作る方より読むほうが早いのでこうなるのは必定である。
……とはいえ、メインストーリーの更新は半年以上に1回と、遅いのは事実です。
イベントストーリーもあるとはいえ、こちらも4時間程度で終わりますし、基本的には何もない期間のほうがおおいので、モチベーションを続けるのが難しいです。あまり深入りせず遊ぶのがいいんじゃないかなあ。。。

しかしながら、無視できない欠点があるとはいえ、それでもやる価値のあるゲームだと思っています。

6.これから始める方へ

さて、ここまで読んでいただいて、やってみよう!と思えた方はいらっしゃるでしょうか?
もしおりましたら、いくつか伝えるべきことがあるので、ぜひお読みください。

①いますぐ始めよう

最初に書いたとおり、現在ヘブバンは2周年を迎え、大規模なキャンペーンを行っています
そして、その期限が割と迫っています…!
3月8日 11時59分までです。あと17日くらいですね…。
キャンペーンの恩恵を最大限受けるために、始める気があるのなら、今すぐ始めることを強く推奨します
以下、現在の期間限定キャンペーンです。

・クォーツ6000配布
ガチャ20回分です。
即時配布なので後述のリセマラの足しに出来ます。

・15日ログインボーナス
15日間、クォーツ200とライフストーン3個(スタミナ12時間分相当)がログイン時に配布されます。
スタミナは強化に必須なので、効率良く育てられるようになります。

・最大150連、無料10連ガチャ
15日間、ログイン時に無料で10連ガチャを引くことができます
序盤はとにかくSSキャラの数を増やしたいので普通にありがたい。
どのキャラが出るかは完全にランダムなので、超低確率ではありますが、今回のコラボキャラも排出対象です。

・ウェルカムログインボーナス
昨年行われたAngel Beats!コラボの第1弾をプレイしていない人に限り、期間中5日間ログインすることで、コラボキャラであるSSレアの「仲村ゆり」が確定で排出される10連ガチャを引くことができます
実質無料配布ですが、このキャラは1年経った今でも第一線の性能をしており即戦力かつ当面お世話になってくれます。

見ての通り、15日間ログインでのプレゼントが多いので、本当にギリギリです。今すぐ始めよう。本当に。

②軽くでいいのでリセマラをしよう

欠点のところで話しましたが、本ゲームはSSが圧倒的に強く、SSの所持数で序盤の快適さが大きく変わってきます
また、本ゲームはリセマラが非常に簡単に行えるようになっており、1回3分程度で行えてしまいます。
そのため、リセマラの有無がとても重要になっています。
幸い、現在はキャンペーンにより過去一リセマラがしやすいと言えます。
30分程度もすれば十分強いアカウントが作れるんじゃないかな?と思っています。
先述の通り日数に余裕がないので、リセマラに囚われすぎては欲しくないなあ…。

わたしはリセマラ嫌いなので、かなり低めの基準で書きますが、バッファー1人含むSS3人くらい引ければいいんじゃないかな?くらいに考えています。
ある程度ちゃんとやりたい方は以下の記事の初心者向けの部分を確認するといいと思います!
本ゲームへの理解度がとてつもなく高い方の記事です。

③コラボをやろう

ABコラボのビジュアル。本当に好き……

現在、『Angel Beats!』とのコラボ第2弾が期間限定で行われています!
こちらも先述のキャンペーンと同期間で、アーカイブに残らないため、あまり時間の余裕がありません…。
今のうちに必ず終わらせましょう…!

このコラボが凄まじくてですね……。
既にお気付きの方もいるかもしれませんが、自社コラボです。
普通のソシャゲーによくあるコラボだと思うと大変な目に合うので、覚悟して読んでください
少なくともAngel Beats!が好きな人は、何も考えずに今すぐやりましょう。これはAngel Beats!です。 

ABコラボストーリーは、参加条件が「メインストーリー1章day6」クリアとなっていますが、ヘブバン世界の理解度の問題でメインストーリー1章をクリアしてからの参加を個人的に推奨しています。(プロローグが1時間、1章が10〜12時間程度のボリューム感です)

また、昨年行われた第1弾のコラボストーリーも復刻しております。
そして、第2弾のストーリーはこの第1弾を読了していることを前提としています。先に第1弾をやりましょう。

ライフを使用してイベントボスを倒すことで「イベントメダル」を入手することができ、こちらを消費することで様々な報酬を入手できるのですが、なにより重要なのがレア度Sのキャラを入手できるところです!
もちろんコラボなので、このSも期間限定です!
さきほどSは使い道が無いと書いたところですが、第1弾で入手できる入江みゆきは回復役としての性能が非常に高く、SSと比べても遜色ないです。必ず交換しましょう。第1弾はメダル3倍なので集めるのも容易です。
余裕があれば、限定キャラのピース・クォーツ・SSピースなども交換しておきましょう。

④ネタバレに気をつけよう

これはどちらかと言うと、ネタバレの被弾に気をつけようの意図が強いです!
本ゲームはストーリーがやはり一番の魅力なんですが、どうしてもtwitterや攻略サイトにはネタバレが潜んでいます
なので、なるべく見ないようにしましょう。
また、キャラ名で検索するだけでネタバレがサジェストされるので、絶対に検索はしないように!!
もちろん、あなたがストーリーを読み終えたら、今度はあなたがネタバレを起こすかもしれないので、気をつけていきましょう…!

7.あとがき

ヘブバンを紹介したいとは常々思ってたんですよね。
でもこんなんtwitterで紹介できるわけないだろ!!
既に7000文字超えてるよ……。。。

この記事を通じて1人でもヘブバンを始めて沼にハマってくれたら嬉しいです。
はじめるなら今だ!!!

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知り合いの方へ

ヘブバンの話を語り合うために、私の知り合いが身内向けのヘブバンdiscordを作成しております
ネタバレ対策に非常に気を使っており、適切な場で好きに話すことができる環境が整っています。
知り合い限定ではありますが、ぜひ以前からヘブバン始めてた方、本記事で始める気になった方、twitterやmisskeyのDMにて連絡ください。
一緒に語り合いましょう!

権利表記
本記事に使用した画像の著作権は以下に帰属します。
©VisualArt's/Key/Angel Beats! Project ©WFS Developed by WRIGHT FLYER STUDIOS ©VISUAL ARTS/Key


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