見出し画像

原付2種で九州遠征 6日目

こんにちは。アラ還ツアラーのホタテマンです。

今日はとうとう九州を離れる日。23時過ぎのフェリーで新門司港から横須賀港に戻ります。でもその前に今日のイベントです。

2時間前に寝たばかりなのに、午前4時に起床。朝から堤防ヒラマサを狙います。道具は持って行かなかったので、同じタイミングで来島されて昨晩一緒に宴会をしたO氏のアシストで出撃。昨日釣って漁師の船の中で生かしておいた大きなカマスを針にひっかけて投げる泳がせ釣りを実施。O氏はもう1本の竿でルアー釣りだったので、置き竿の泳がせの方を私が担当。餌は沢山あったので動きが悪くなると直ぐ交換。しかしながら日の出までに泳がせもルアーもゼロバイトでした。しかし堤防では泳がせで根魚を釣っている人がいたので、エサもアジに変えてもう少しチャレンジ。いい感じで底の方に潜っていったのでそのまましばらく放置していました。漁船が港に入港してきたので絡まないようにたるんだ糸を巻き上げると根掛かり状態。しばらく放置していたらアタリのような感触があったので空かさずO氏に竿を渡す。しばらく同じ状態でしたが、一度抜けたような感触があったらしく、巻き上げた所また根に潜られ、次に引っ張った時にはエサだけ取られて仕掛けが戻ってきました。このことを漁師軍団に伝えると多分クエだっただろうとのこと。惜しかったです。

朝は昨晩お願いしたイカが届き、豪華な朝食になりました。

イカを捌く漁師さん
豪華な朝食完成!

上がスルメイカの子供の塩茹で。丸ごと噛り付きます。下はヤリイカの刺身。両方とも調理前はまだ生きてましたので超新鮮で甘味が強かったです。


朝も既に7時過ぎ、チャンネル主とO氏は8時の船で帰るので釣りは切り上げ支度をして帰って行きました。

この日は生憎の雨予報。9時頃には既にポツリポツリして来たので帰りの午後1時の船までもう一度寝ました。昼ぐらいに起きて残りもので簡単な昼食を食べ、後片付けを終えて午後1時の便で呼子へ帰港。主さんが車で迎えに来てくれたので5分の道のりで事務所に戻りました。そこで小一時間程コーヒーを飲みながら雑談。まだ早いですが雨も強くなってきたのでカッパを着込んでバイクにまたがり、午後3時頃に呼子を出発。

今日の目的地は新門司港。そこから東京九州フェリーにて横須賀港に向かいます。本当は途中大分県の日田にでも寄ってB級グルメの日田焼きそばでも食べる予定でしたが、雨がドンドン強くなっていくので早く到着しても構わないと思い、FTに向かうことにしました。

コースは佐賀県の呼子から福岡市経由で新門司行きです。出発時から雨でしたが、唐津までは順調でした。しかし、なんだか私のバイクのエンジンの吹けが悪くなり、バイクを道端に寄せる羽目に。少しすると回復するので原因は多分パワーフィルターから水がキャブレターに侵入している模様。回転数を上げていると大丈夫なのでここから先4時間はずっと停車中もエンジンを吹かせっぱなしになりました。

唐津からは国道202号のバイパスを使って糸島へ。その途中、二丈鹿家付近で九州5個目の県であり、この旅最後の福岡県に突入。糸島からは有料の自動車専用道路になるので下道で福岡市に向かいます。ナビ通りに走ったら天神や中州等の博多の中心街を横断するコースとなり、よくわからない格好をした、横須賀ナンバーの原2バイクがアクセルを吹かせながら雨の中を走り抜ける形になってしまいました。

中州を過ぎたあたりで山陽新幹線の高架下をくぐりつつ、国道3号線で少し北上し、国道201号線を右折して東に進みます。篠栗町辺りのコンビニで小休憩し、バイパスでの旅を続けます。

お気づきの通り、雨の為写真は全く撮れませんでした。

篠栗町を過ぎるとバイパスになったので高速で山越えが出来ました。雨の為寒かったですが、トンネル内は暑いぐらいでした。

山を越えると飯塚市です。雨で視界が悪く、慣れない道とこの旅初の夜間走行。更にはエンジントラブル、心が折れそうだったので夕飯にしました。

夕食は今回まだ行けてなかったファミレスのジョイフル片島店。とうとう思考と趣向がおかしくなって来たのか、カツカレーを注文しました。


美味しかったけど、普通のカツカレー


ジョイフルは進撃の巨人とコラボ中

このコラボを見て、日田でリヴァイ兵長に会いたかった。。。

午後7時にはジョイフルを出発。既に4時間以上走っていますが休憩を頻繁にとってたり、福岡市内の渋滞に巻き込まれたりとかなり遅いペースです。

再度国道201号に戻って東に進みます。途中、糸田町でチロルチョコの工場の前を通過したり、暗い夜道に突然現れる太平洋セメントの工場の横を通ったりしながら香春町で国道322号に左折して北上します。

この国道322号線もとても走りやすい大きな道なのですが、山の中なので周りは暗く、雨が凄かったので又心が折れそうになりました。それでもトンネルを抜けて日田彦山線と並走しながら山を下って行くと徐々に人里が増え、北九州市の経済圏に入ってきました。

桜橋北の交差点を右折すると北九州モノレールの下を走り、モノレールの終着駅である企救丘駅の下にあったファミマ小倉企救丘駅前店で最後の休憩。ここまでくれば後30分で目的地です。新門司港は北東方面。そして港に近づくにつれ灯りが減っていき夜のFT近辺は漆黒の闇に包まれています。

新門司港には我々が乗る東京九州フェリー以外にも阪九フェリーの神戸行きFTと泉大津行きFT、更には名門太平洋フェリーの大阪南港行きFTや行きに使ったオーシャン東九フェリーのFT等、FTが沢山あるのですが東京九州フェリーのFTは湾の反対側、奥の方にあるので更に寂しい雰囲気の方にナビは連れて行こうとします。正しいのはわかっていながらも、不安感に襲われてしまうのは私の心が弱っているせいでしょう。

余談ですが、どうやら200メートルを超える船は入港の際に色んな制約があるらしく、そのおかげでFTが他社とは違う場所に作られているそうです。これは同じSHKグループの新日本海フェリー等も苫小牧では他社が西港を使うのに対して新日本海フェリーは東港。その距離、何と日高本線2駅分です。

車やバイクであれば大した差はありませんが、徒歩だと色々と変わってきます。


さて、午後9時少し前に無事FTに到着。雨の中の強行軍はここまで。後はゆっくり出港を待つのみ。因みに、私たちが到着したのと同時に今回乗るフェリー「それいゆ」が入港してきました。やはり大きな船なので暗闇から突然現れる感じで迫力ありました。


カッパやヘルメットを乾かすの図


まだ早いので待合室に居るのは同じバイカーばかり


売店



接岸中のそれいゆ

23:55発なのでバイクの乗船は22:30頃からです。それまでカッパやメットを乾かしたら、雨で何処にも寄れなかったので売店でお土産をゲットしたり、FT内をプラプラしながら時間を潰しました。座ると寝落ちしそうだったので適当に歩いてました。

そして流石に全長222.5m、総トン数15,515tの巨大フェリーは簡単に全体像を撮らせてはくれません。

ラッキーにも乗船のタイミングで雨脚が少し小ぶりになったのでカッパは着込んでましたがたいして濡れることもなく乗船できました。また、バイクもトラブルなく動いてくれました。このまま21時間の船旅なので、その間にはパワーフィルターも少しは乾くでしょう。


そして乗船!


メインロビー


寝る前の一杯


この日は悪天候の為、お風呂も出港後1時間で閉鎖するとのことだったので、キャビンに荷物を置いたら速攻で風呂に入りました。

そしてナイトキャップに一杯やって、とっとと寝ました。ご想像通り、爆睡です。

後は21時間後に横須賀港へ入港するのを待つのみ。6日目は以上となります。

閉店ガラガラ。。。(古い!)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?