私は人に厳しく言えない性格です。その私が建設業界で30年位やって来ました、同僚も同じタイプで所長は強面が主流の中でその性格を生かして力ではなく話し合いで現場を動してきました。

介護職になって障害者グループホームで支援する時も厳しいタイプと甘いタイプの方と知り合ってお世話する方は一部介助が必要な知的障害の方です。

厳しい人の時は自分から身体を洗ったり着替えをする方が甘い人の時にはやらずに、管理者は支援者のストレスにならないように厳しく人と甘い人を相互に配置していると言いました。個人的には全日を厳しい人にすればやれるハワイが広がるのにと思った事もありました。

その後に成人の障害者から子ども支援に変わりましたが同様の現象が起きて厳しい人の言う事は聞いたりイタズラをしないのに甘い人の前ではやりたい放題の状態です。

組織運営は厳しい人と甘い人がトップとNo.2に居ると上手く回ると聞きます。片方では上手くバランスが取れないようで厳しい人だけではストレスが溜まり、甘い人だけでもぬるま湯で緊張感の組織になる様です。

そんな訳で自分の性格にあった在り方が自分にとっても組織にとっても上手く行く秘訣です。と言うお話しでした。